令和5年1月20日に石巻農業士会は農業経営と地域農業振興の一助とするため,石巻市北上町でパプリカとトマトを大規模生産販売する株式会社デ・リーフデ北上を視察しました。
株式会社デ・リーフデ北上は,平成26年に「愛ある強い農業を通じて,人々の心を豊かにし,健康で笑顔あふれる社会を築こう」を経営理念に掲げ,東日本大震災からの復興,雇用の創出,地域活性化の願いを込め,オランダ型の次世代施設園芸への挑戦を決意し,平成28年からパプリカ1.3haとトマト1.1haの栽培を開始しました。
オランダ型の園芸施設は,透光性の高いフェンロー型ガラス温室,雨水と排液リサイクルの養液栽培システム,木質ボイラーのハイブリッド暖房システム,作物の生育に最適な環境を整える高度環境制御システム,人工光型の育苗施設,労働生産性を上げる労務管理システム,多様な出荷形態に対応した集出荷施設を備え,パプリカは年間約260t,トマトは約500tを契約販売等で全国へ出荷しているとのことでした。
鈴木社長は「コロナ禍,円安,物価高で経営環境は厳しいが,自社販売で価格決定権を持ち,人材育成を図って,農場拡大や食料自給率向上に貢献したい」と将来の展望を話されました。
オランダ型施設園芸への挑戦,会社創立の苦労,関係者の協力,販路の拡大,若手社員の人材育成など貴重な体験やお話を聞くことができ,大変有意義な研修となりました。
<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター地域農業班 TEL0225-95-7612 FAX0225-95-2999
株式会社デ・リーフデ北上は,平成26年に「愛ある強い農業を通じて,人々の心を豊かにし,健康で笑顔あふれる社会を築こう」を経営理念に掲げ,東日本大震災からの復興,雇用の創出,地域活性化の願いを込め,オランダ型の次世代施設園芸への挑戦を決意し,平成28年からパプリカ1.3haとトマト1.1haの栽培を開始しました。
オランダ型の園芸施設は,透光性の高いフェンロー型ガラス温室,雨水と排液リサイクルの養液栽培システム,木質ボイラーのハイブリッド暖房システム,作物の生育に最適な環境を整える高度環境制御システム,人工光型の育苗施設,労働生産性を上げる労務管理システム,多様な出荷形態に対応した集出荷施設を備え,パプリカは年間約260t,トマトは約500tを契約販売等で全国へ出荷しているとのことでした。
鈴木社長は「コロナ禍,円安,物価高で経営環境は厳しいが,自社販売で価格決定権を持ち,人材育成を図って,農場拡大や食料自給率向上に貢献したい」と将来の展望を話されました。
オランダ型施設園芸への挑戦,会社創立の苦労,関係者の協力,販路の拡大,若手社員の人材育成など貴重な体験やお話を聞くことができ,大変有意義な研修となりました。
<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター地域農業班 TEL0225-95-7612 FAX0225-95-2999