平成28年11月25日(金)JAみやぎ仙南蔵王地区なし部会青年部の3名は,美里町のJAみどりの北浦梨部会と名取市の農業・園芸総合研究所のほ場を視察しました。
北浦梨部会は,梨の樹体ジョイント栽培(枝の先端を隣の枝に接合させ栽培する技術)を県内で先行して取り組んでおり,青年部員はその特徴的な栽培方法について勉強しました。枝の接合部が途中で剥がれる要因や,苗木の育成中に枝を伸ばすための工夫が必要なことなどについて議論しました。
また,北浦梨部会も若手部会員が集まっていて,昼食までの時間を蔵王町と美里町互いの栽培方法や販売手法の違いなどについて活発に意見交換を行いました。
互いの栽培方法について意見交換
午後は農業・園芸総合研究所を訪れ,りんごの樹体ジョイント栽培や果樹苗木の育成状況を視察し,最後に全員で,なし樹1本を教材に収量を上げる検討をしながら剪定し,視察研修を終了しました。
なし樹の剪定方法を検討
今回の視察研修では土質や気象など栽培環境の違いから,産地それぞれに栽培方法が異なる点について青年部員全員が改めて認識したようです。
〈連絡先〉宮城県大河原農業改良普及センター 先進技術第二班
TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138
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