JA加美よつばでは,平成26年度から国の新品種・新技術活用型産地育成事業を活用して,古川農業試験場が育成した巨大胚米「金のいぶき」を用いた新商品の開発を行っています。
今回,(株)JA加美よつばラドファから無菌包装米飯「金のいぶき発芽玄米ごはん」が商品化され,今年2月に本格販売となり,併せて3月9日に加美町のJAよつば館において,求評会が開催されました。当日はコンソーシアムメンバーのほか実需者や生産者を交えて,同商品のパッケージデザインや飲食店向けに和洋中華7種のレシピメニューが紹介されました。
試食後に参加者から,一般玄米食と違った柔らかく良食味である,広くレシピに対応できる食材として有望であるなどの食味のコメントが寄せられ,今後の販売展開に参考になりました。
JA加美よつばでは,3年後の米需給調整廃止後の産地間競争時代や消費者の米消費減退に対応する様々な戦略を打ち立て,多彩な米作りに取り組んでいます。今回開発された新商品は,国民の健康志向の高まりから玄米食の消費拡大が見込まれており,コンソーシアムは来年までに商品力を高め,販売市場の開拓を目指しています。普及センターもコンソーシアムの一員として,栽培技術やPR事業に対して支援していますが,金のいぶきの栽培拡大が期待されることから,引き続き栽培技術等の支援を行っていきます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 庄司真知雄
TEL:0229-91-0726,0727 FAX:0229-23-0910
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