宮城県では、スマート農業などのICT技術を活用したアグリテックを推進しています。
令和6年2月2日(金)、今年度第2回目のアグリテック活用推進セミナーを開催し、会場の松島町文化観光交流館には農業者や農機メーカー、関係機関など103人にお越しいただきました。
セミナーは、「営農・栽培管理システムで、水田農業の見える化を」をテーマに、農林水産省の村松氏から「営農・栽培管理システムの現状と効果的な活用」と題した講演をいただき、その後、企業8社による営農・栽培管理システムの展示会を開催しました。
営農管理システムの中には、GAPに対応したものや、農業機械と連携してほ場や作業時間などの記録を取得できるもの、また最近は、衛星画像や気象データを基にした生育診断や生育予測、病害虫の発生予測など栽培管理を支援するシステムや、可変施肥のための施肥マップを作成するシステムも開発されており、各自が気になったシステムを個別に質問するなど、導入や活用に向けて積極的に聞き入る農業者の姿が多く見受けられました。
県では、アグリテックの普及拡大に向けて、アドバイザー派遣による専門的指導や、農業者や企業とのネットワークによる相互の情報発信など、農業者を支援しています。ご興味のある方は、各地域の農業改良普及センターにお気軽にご相談ください。
〈連絡先〉
宮城県農業革新支援センター (農政部農業振興課普及支援班)
宮城県仙台市青葉区本町3-8-1
TEL:022-211-2837
FAX:022-211-2839
E-mail:smart_miyagi@pref.miyagi.lg.jp(スマート農業のご相談はこちらまで)