宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

【宮城県農業大学校】1年生2名が研修中です!

2015年09月17日 13時58分05秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 宮城県農業大学校では,8月31日から10月2日までの約1ヶ月間,県内各地の先進農家で1年生52名が研修を受けています。当管内では2名の学生が水稲・野菜生産者,花き生産者のもとで研修を受けています。
 研修先では,学生が慣れない作業に戸惑いながらも,汗を流し懸命に努力する姿がみられます。
 学生が卒業後に就農・就職する際,研修先農家の栽培技術や経営手法を学んだ経験が大きな糧となることを期待しています。
 普及センターでは,今後も青年農業者の確保・育成に努めていきます。

<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター 地域農業班
〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
0226-29-6044

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【気仙沼・階上いちご】定植作業が行われました!

2015年09月17日 13時54分45秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援
 気仙沼市の階上地区で栽培しているいちごは,震災により約9割の施設が被害を受けました。昨年度,新たに3名が営農を開始し,「階上いちご」の生産者に活気が戻りつつあります。
 8月28日,JA南三陸と普及センターの共催で,定植前の現地検討会を開催しました。育苗期の反省や定植後の管理について,生産者どうしによる意見交換が行われました。
 普及センターでは,8月28日から9月4日にかけて花芽分化の検鏡を行い,検査結果を生産者に伝達することで9月5日から定植が開始されました。

 また,階上いちごは地元消費者からの関心も高く,9月5日に生産者と消費者との交流イベントが開催されました。消費者に定植作業を体験してもらうなど,いちご栽培の理解を深める取組も行われました。
 階上いちごの収穫開始は11月下旬を見込んでいます。普及センターでは,今後も定期的な巡回指導や現地検討会を通じて,階上いちご復興を支援していきます。

<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター 先進技術班
〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
0226-29-6044

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南方町南大畑地区において法人化研修会を開催

2015年09月17日 13時11分45秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
南方町の南大畑地区では,農地中間管理事業を活用した農地集積を検討しており,その受け皿となるべく法人の設立も視野に入れていることから,法人化の研修会を開催しました。
講師は,宮城県担い手育成総合支援協議会の藤本企画指導員にお願いし,「農業法人の形態」,「法人化のメリット・デメリット」,「農業生産法人とは」,「従事分配当とは」などについて説明をいただきました。
受講者から「本地区は個別経営が多いので合同会社はどうか」との質問に対し,講師から「合同会社は家族的。農業法人の例は少ない」との回答がありました。また「現在個人が所有している機械の扱いをどうしたらよいか」などの質問もありました。講師からは「本地区は集落営農の形がまだできていないので,枝番管理方式でスタートするのが現実的」との指導がありました。
 南大畑地区では様々な勉強会を開催して,この地域に最も合う形態を見つけることとしており,普及センターでも引き続き登米市,農地中間管理機構コーディネーターと連携しながら支援していきます。



<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522

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「登米市アグリビジネス起業家育成塾」修了式が開催されました

2015年09月17日 13時07分26秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成
9月9日に登米市内におきまして,平成27年度「登米市アグリビジネス起業家育成塾」修了式が開催されました。
 本塾は登米市が主催となり,登米市内のアグリビジネスを志向する方々20名を対象に,6月3日より3ヶ月間,「経営実践」,「財務・会計」,「事業計画作成」を中心に講義が行われました。特に「戦略マネジメントゲーム」では,各個人が経営主となり,シミュレーションしながら経営学について学べたようです。
修了式では,塾生を代表して8名の方が今後の事業計画についてプレゼンテーションを行いました。「大豆を原料とした焼酎」や「牛肉の佃煮」などから,「野菜パウダーの販売方法」や「スマートフォンを利用した農産物の直売」など,若い起業家ならではの斬新な事業計画が報告されました。
塾長である東北大学大学院の伊藤教授からは,「この修了証書はスタート切符のようなもの。どこにたどり着くかは君たち次第。君たちは一人ではない。第1・2期生を含め60名の仲間。関係機関,東北大学も応援する」との激励の言葉をいただきました。
 塾生たちは,今後登米市を担っていく農業者と考えられます。普及センターでも第1~3期塾生と連携しながら支援していきます。



<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522

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新規就農者等の定着と資質向上をテーマに検討しました

2015年09月17日 13時04分39秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

9月2日に登米市米山町を会場にに,第1回普及活動検討会を開催しました。今回のテーマは「新規就農者等の定着と資質向上を目指して」と題して,現地検討会と室内検討の2部構成で行いました。
現地検討会では,施設ミニトマトを栽培している就農3年目の新規就農者の取組を視察しました。本人から就農した経緯等の話があり,東京で就農相談に行った際,研修先,住居及び補助事業等の情報提供があり,検討の結果登米市の補助等が手厚かったことから,ここで就農することを決めたそうです。
 室内検討会では,新規就農者及び若手農業者関連のプロジェクト課題2課題を報告しました。一つの課題では,「普及員の活動が見えにくい」,「新規就農者をもっと広く集めるためにはどうしたらよいか」などの意見をいただきました。もう一つの課題では,「登米市のきゅうりの産地は大きい。他の作物も一緒に引っ張っていってほしい」などの意見もいただきました。
 普及センターでは,新規就農者等若手農業者への支援は最重要と考えており,引き続き手厚い支援を実施していきます。



<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522

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りんごの先進地視察研修会を開催

2015年09月17日 09時13分06秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 平成27年8月25日(火)に栗原市果樹連絡協議会先進地視察研修会が開催され,会員16名と関係機関4名が,りんごのわい化栽培について学びました。
 気仙沼市唐桑町の千葉氏園地では,強わい性の台木を利用して低樹高に仕立てた園地を見学しました。陸前高田市米崎町では,米崎わい化りんご生産組合のわい化栽培実証ほを視察し,不織布ポット植えで主枝に結果枝を着生させる等の方法により定植2年目から収穫を可能にする技術や,「紅ロマン」等,岩手県オリジナル新品種の栽培について学び,参加者は生産者の話に熱心に耳を傾けていました。また,気仙沼市内や陸前高田市内では,市街の復旧工事が行われ,震災からの復興が進んでいる様子も見ることができました。
 普及センターでは,栗原市果樹連絡協議会の活動を今後も支援していきます。



<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班 
TEL:0228-22-9437 
FAX:0228-22-6144

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酒米コンクールほ場審査会が行われました~松山地区酒米研究会~

2015年09月17日 08時35分01秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 松山地区酒米研究会は,同地区の酒造メーカー(株)一ノ蔵と契約栽培を結び,酒造好適品種である「蔵の華」をはじめ,「トヨニシキ」,「やまのしずく」等を栽培しています。研究会は昨年設立20周年を迎えました。(株)一ノ蔵では清酒醸造だけでなく,酒米の栽培にも取り組んでおり,検討会に研究会会員として参加し,共に活動しています。研究会では,高品質・高収量の酒米生産技術確立を促進し,良質な酒米生産地を確立するために,毎年酒米コンクールを開催しています。この日は,平成27年産酒米の収穫を前に,会員全員のほ場を巡回し,病害虫や雑草の発生程度等,ほ場の栽培管理について審査を行いました。審査結果については,収穫後に生産物の収量,品質の結果と合わせて採点し,優秀者の表彰が行われる予定です。
 今年は高温傾向で出穂が平年より早くなり,刈り取りもかなり早まることが予想されていました。しかし,8月下旬からの気温の低下と日照不足の影響で,登熟の進度は予想より緩慢です。刈り取り適期は,9月15日から9月22日頃になるとみられ,昨年同様です。連日降雨がおり,今後スムーズに刈り取り作業に入れるよう,天候の回復が期待されています。年末には実績検討会を開催し,今年度の振り返りを行う予定です。普及センターでは,今後も良質な酒米生産を目指す研究会の活動を支援していきます。



美里農業改良普及センター 先進技術班
TEL 0229ー32ー3115
FAX 0229ー32-2225

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JAみどりの直播現地検討会が開催されました

2015年09月17日 08時28分11秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 JAみどりのでは近年水稲直播栽培の面積が増加しており,昨年から稲作生産部会とともに水稲直播現地検討会を開催しています。平成27年9月7日には、今年度3回目となる検討会が小牛田地区で開催され,部会員が実施している直播ほ場を巡回しました。巡回したほ場は,鉄コーティング湛水直播2ほ場,乾田直播栽培1ほ場の3ほ場で,それぞれ担当農家から耕種概要や生育状況について説明があり,普及センターが生育状況について講評しました。生育は良好で、乾田直播ほ場の予想収量は10俵程度と見込まれました。また、直播栽培ほ場の刈り取り時期は移植栽培より遅く,10月以降になるとみられました。
 現地検討後は室内に場所を移し,普及センターより管内の生育概況や積算気温からみた予想刈り取り適期,刈り取りに係る留意点等について講義しました。JAみどりのでは,次年度も引き続き直播現地検討会を開催する予定です。普及センターでは, JAみどりのと協力し,直播栽培技術の普及を支援していきます。

美里農業改良普及センター 先進技術班
TEL 0229ー32ー3115
FAX 0229ー32-2225


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