訪問日:2015年10月28日(水)
本日のランチは、10月21日オープンの新店『ふく流らーめん 轍 総本家』で!
こちらの店は、大阪・西本町に昨年の3月18日にオープンした『ふく流らーめん 轍』に続いて!
こちらの店の福山店主が、大阪・寺田町駅前に開業した2号店!
8月10日にオープンしたプロデュース店の『ふく流ラパス 分家WADACHI』も含めると、福山店主が手掛ける店としては、これが早くも3店目となるけど…
1年7ヶ月の間に、2号店オープンに、プロデュース店までオープンさせて!
福山店主!
勢いあるよね!
ということで、久しぶりにやってきましたJR環状線の寺田町駅!
以前は、今は独立して、千葉県の山武郡で『麺処 くろ川』を営む小川店主が『まるとら本店』で、様々な限定を作って、よく通った駅だったけど!
本当に久しぶりで懐かしい!
そして、『まるとら本店』があった場所とは、ちょうど線路の高架を挟んで、反対側にできた店へ、開店時間の10分前の10時50分にやってくると…
お客さんの姿はなく…
ポール獲得!
外待ちの椅子に座ると…
目の前には、福山店主の修業先である『らーめんstyle JUNK STORY』の井川店主からの開店祝いの花の残骸があった。
もう、開店から7日経つので、お花は近所の人に、すっかり、持ち帰られてしまったようだったけど…
店内にあるお花は、まだ、無事にキレイに咲いていた♪
そして、3人のお客さんが椅子に座ったところで…
定刻の11時を迎えて開店!
「手前の席からお座りください♪」
キレイな女性スタッフの子から言われて、席へとついて…
注文したのは、今日が最後になるかもしれない「ふく流らーめんsio」!
メニューは他に、「煮干醤油らーめん」、「マゼニボジャンキー」、「ふく流つけ麺」とあって!
これらは、西本町の本店と同じメニュー!
唯一、違うのが、「ふく流らーめんsio」で!
本店は醤油味なのに、こちらの新店では塩で勝負!
そして、これは、以前、本店で期間限定で出していたものをブラッシュアップしたものだということだったんだけど…
実は、昨夜、8時に店を訪ねたところ…
22時まで営業の店が早々、閉店していて…
私に気づいた福山店主から…
「わざわざ、来ていただいたのに、本当に申し訳ありませんでした。」と言って頭を下げられて…
「今日は、どうしても納得できる味ができなくて、店を閉めました。」と話し…
「こんなことは、過去に一度もなかったんですけど…」と言って、うなだれていたけど…
「無化調スープで塩というのは、ほんま、難しいですわ…」と語り…
「明日を最後に、塩はやめにします。」と話していたので…
それで、もしかしたら、今日が最後となるかもしれない「ふく流らーめんsio」をチャーシューがダブルトッピングになり、味玉が付く「特製」で注文したんだけど…
ただ、今日のお味はどうなのだろうか!?
今日が、公休だった福山店主に聞くことができず…
自分の舌で確かめることに…
しかし、店主がいなくても、こちらの店の接客はいい!
というのも、2番目のお客さんの注文が「つけ麺」で、3番目のお客さんの注文が「ふく流つけ麺」とわかると…
すかさず、女性スタッフの人から…
「すいません、つけ麺は、麺の茹で時間がかかりますので、ラーメンの方が先に出ますので、ご了承いただきますようお願いします。」と断りが入ったし!
配膳するときも…
「大変、お待たせして、申し訳ありません。」と一言あったので…
そうして、スタッフの人によって作られた「特製ふく流らーめんsio」が、この日、一番に私の元に着丼!
エスプーマによって、真っ白の色白美人にお化粧されたラーメン♪
ただ、これでは、一面、真っ白で、麺も具もわからないので…
スープを少しいただいたところで、再度、撮影すると、こんな感じ!
そして、エスプーマの下に隠れていたスープは、こんな淡褐色したスープで!
あえて、モミジを使わずに、鶏ガラと豚の背骨を圧力鍋で炊いたスープは、サラッとしていて!
濃厚ではないけど…
しっかりとした鶏のうま味が感じられる鶏白湯スープで!
カエシの塩ダレにホタテの貝柱と干し海老!
そして、節と煮干しの風味を移したものが使われていて!
良い味わいだと思うけど…
昨日はどうしちゃったんだろう!?
ただ、少し気になったのは、エスプーマの柚子の風味が強ぎたこと!
せっかくのスープのうま味が、強い柑橘系の風味によって、かき消されてしまったので…
麺は、平打ちの中細ストレート麺で!
店の奥のスペースに設けられた製麺室に鎮座した大和製作所のリッチマンを使って作った自家製麺!
昨夜、福山店主から聞いた話では、道産小麦粉の「春よ恋」を使った麺で!
オープン当初は加水率40%!
現在は、気温と湿度から、1%加水率を下げて、39%で製麺しているということだったけど!
多加水麺の割りには、そんなに加水が高いようには感じない…
つるっ、もちっ、しこっの加水率36%くらいの中加水麺のような食感で!
このサラッとした鶏白湯スープとの絡みはバッチリ!
それに、しなやかなコシがあって!
小麦粉のうま味の感じられる麺で!
以前に、本店でいただいた麺も、なかなか美味しい麺だとは思ったけど!
小麦粉のうま味がぜんぜん違う!
しかし、「春よ恋」のような、水を吸う、難しい小麦粉を使って製麺するというのは、大変だと思うのに…
いくら、修業先の『らーめんstyle JUNKSTORY』で製麺の経験があるとはいえ…
自身の店をオープンしてからは、製麺所の麺を使っていたので…
しかし、難しい小麦粉を使って、美味しい麺を、いとも簡単に作ってしまうのはさすが!
ダブルトッピングされて、6枚載るはずのチャーシューは、丼の真ん中に、渦高く盛られていて!
これはこれで、盛りつけとしてはキレイだけど…
チャーシューの存在感がないので…
薔薇の花のように、くるっと丸めて盛りつけてあったチャーシューを広げてみると…
うん、この方が、存在感あるし!
キレイに並べたら、この方がビジュアル的にも良くないかな!?
真空低温調理されたと思われる豚肩ロースのレアチャーシューは、適度な厚みもあって!
しっとりとした食感のレアチャーシューに仕上がっているのが良い♪
塩分濃度も絶妙で!
これは、キチンと基本に忠実に塩分濃度14%のソミュール駅に漬け込んで調理されているからだろうけど!
それに、噛むと、肉のうま味がジュワっと滲み出てきて!
本当、このレアチャーシューは絶品♪
しかし、『らーめんstyle JUNKSTORY』出身店の店は…
『らーめん 香澄』にしても、『麺屋 NOROMA』にしても…
修業先の経験を生かして、味も食感もいいレアチャーシューを作る!
しかし、福山店主のレアチャーシューは、この中にあっても、一番の輝きを放つ逸品!
このチャーシューを食べてしまうと!
レアチャーシュー好きなら、きっと、次回からは、トッピングせざるを得ないなる♪
そして、味玉がまた、茹で加減から味付けまで完璧で!
これも、トッピングして食べる価値のあるものに思えたし♪
美味しく完食♪
ご馳走さまでした。
メニュー:味玉ふく流らーめんsio…850円/特製ふく流らーめんsio…750円/ふく流らーめんsio…750円
味玉醤油煮干しらーめん…800円/特製醤油煮干しらーめん…900円/醤油煮干しらーめん…700円
替え玉…100円
マゼニボジャンキー…800円/特製マゼニボジャンキー…1,000円/味玉マゼニボジャンキー…900円
ふく流つけ麺 200g・300g…850円/400g…900円
特製ふく流つけ麺 200g・300g…1050円/400g…1100円
※特製はチャーシューダブル+味玉
レアチャーシュー丼…350円/まんぷくセット(レアチャーシュー丼+からあげ2個)…450円/からあげセット(からあげ2個+ご飯)…250円/ご飯…150円
轍 総本家
昼総合点★★★★☆ 4.0
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昼総合点★★★★☆ 4.0
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好み度:味玉ふく流らーめんsio
接客・サービス
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