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2012.01.15 龍の置物と、龍の爪の数のこと。

初お目見えの「龍の置物」です。
実は、これは特に干支を意識せずに、縁起物として手に入れていたものです。
以前住んでいた神戸の家のすぐ近くに、アジアの装飾品が大好きな女性が
経営しているお店がありました。
彼女は時々お店を閉めて、中国、ベトナム、タイ、マレーシアなど、アジア
各国へ仕入れに出かけていました。
そのお店に、多分中国製のこの龍の置物が沢山置いてありました。
丁度、転居することになっていた私は、新居の縁起物として1つ購入しました。
昨年末掃除をしていた時に見付け、あ、来年の干支だと気付き、飾りました。



ところで、これは、写真に撮り難いですね。
我が家へきた人は、とても美しいと誉めてくれますが写真には撮り難いです。
透明な部分は、ガラスではなく樹脂で出来ていて、尻尾などは金色です。
年末に、金屏風を買って来て撮ってみました。この方が豪華で良いかしら?
毎日毎日撮って100枚以上の中から、ようやく数枚をピックアップしました。
そんな訳で、それが、お目見えが遅れて今日になってしまった理由です。
ま、「大物は最後に登場する!」のですよね。^^

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ところで、龍には爪が何本あるか、ご存じですか?
答えは、日本では3本なんだそうです。

想像の生き物である龍は、中国の皇帝の象徴でした。
それで、中国から本数が決められていたそうです。
世界の中心の大中華帝国皇帝は5本!
中心から外れた小中華の朝鮮や、ベトナムは4本!
もっと外れた野蛮な倭の国は3本!

ということで、日本では龍の爪は3本だということで、3本の爪の龍が当たり
前に描かれ続けているそうです。
私も、最近読んだ本で、偶然知りました。
それで分かりました。
私が、この金色の龍の置物を見た時、確かに日本の龍ではないな、中国のもの
らしいなと思ったのですが、何故そう思ったかが、今にして分かりました。
無意識に爪の数の違いを感じていたのだと思います。雰囲気も違いますね。

ちなみに、今日、近所の絵画教室の生徒さんたちが描いている絵を見てみると、
なるほど、どの龍の絵もすべて爪は3本描かれていました。

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