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韜晦小僧のブログ 無線報国

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国産家電各社の液晶テレビ製造衰退考

2018年07月04日 16時44分10秒 | 96無線コラム

国産家電各社の液晶テレビ製造衰退考

このブログは独り言の単なる愚痴にすぎません。
NECのテレビ付きのパソコンのシステムディスクが損傷し、システムが立ち上がらくなった。
なんとか、システムの初期化によりパソコン自体は復旧したが、テレビのドライバーソフトを含めAPは全て消去されためテレビ機能も失われてしまった。
よくよく考えるとテレビとパソコンの複合機能では使い勝手が悪くお互い単独機能のほうがいいようだ。
仕方がないので、リサイクルセンターで中古の液晶テレビを購入するこことした。
今いくと、中古の液晶テレビは2011年モデルが多数展示されていました。
2011年モデルというと、ちょうど2011年7月24日までに現行のアナログテレビ放送を終了し、地上デジタルテレビ放送に転換した年に当たる。
国内家電テレビメーカーも大増産の真っただ中でした。
液晶方式、プラズマ方式、挙句にもう誰も知らない幻のSED:surface-conduction electron-emitter display)方式など、どの方式が勝利するか各社切磋琢磨した時代だ。
また、液晶では3Dも盛んに喧伝されていた。
巨大な液晶・プラズマ工場への投資など国内家電テレビメーカーには常に話題で一杯だった。
それなのに、2018年には、国内家電テレビメーカーはある意味では全滅したといっても過言ではないだろう。
どうしてと反芻すると、この契機が2011年の液晶テレビにはっきりとみられることが分かった。
ちょうど、今リサイクルセンターで多数の2011年モデルをみていると、国内モデルがほぼ2万円程度で出品されている。
ただ同じ2011年モデルなのに1台だけ大変スリムで、且つ1万5千円と安価なテレビがあることに気付いた。
なんと韓国のLG製のテレビである。
2011年頃、テレビコマーシャルでパネルが1.5cmの超薄型モデルを宣伝したいことを思い出した。
また、インターネットの操作にも特徴あるインターフェースを宣伝していた。
今回初めて国内メーカーのものではなく、このLG製のテレビを購入してみたいと思った。
製造的には、デジタルテレビはどこのメーカーでも同じハードウェア技術レベルと思っていたが、LG製をみると国内メーカーに比べ圧倒的な高密度実装技術を実現している。
これでは国内メーカーは、情けない話ではあるが、海外では競争できるわけはない。
デジタル技術の世界であれば、今度はソフトウェア技術の優劣が大きなファクターとなる。
試しに、番組表の画面と操作性を比較すると、残念ながら国内T社は最低のインターフェースと判断される。
こんなメーカーはテレビ生産の世界からそうそう撤退されたほうがいいだろう。

 

令和元年10月追記
地上デジタルテレビ放送に転換した頃、シャープ2台、東芝1台を購入していた。
今回のLG製の購入で、2011年モデルの液晶TVが4台を使用しています。
今回、突如LG製の液晶TVが故障してしまいました。
4台の内1台が故障するのも、製造時期からみると必然でありますが、偶然かもしれませんが、何故LG製が最初に故障したのでしょうか。
ひっとすると、高密度実装しすぎ、発熱対策などで問題があったのかとふと頭をよぎりました。
やはり、LG製は今後購入するのはやめとします。
ネットに以下の情報があったので紹介します。
4Kテレビを分解してみた TOSHIBA 43M520X  https://mazu-bunkai.com/bunkai-wp/engineering/8311/
最近のOEMの海外生産のTVの中身の部品は、台湾や韓国製ばかりとなっており、高額な国内メーカーのものはないようです。
これでは、信頼性も海外製と同じレベルといえるかもしれませんね。
これが日本のエレクトロニクス業界の実態なのでしょう。

 


ネットに各社の対応があったので紹介する。
パナソニック(パナソニック プラズマディスプレイ)
 売却に向けて右側面のロゴが消された、旧尼崎工場尼崎市にプラズマテレビの新工場を設立し、大幅に増産と拡販をしていく方針であったが、プラズマテレビのシェア縮小により、2011年に尼崎第3工場と第5工場でのプラズマディスプレイの生産を中止し第4工場に集約することを決定した。
これにより42インチ換算で合計年間1380万台だったパネル生産能力は720万台に半減した。
2013年10月8日、生産拠点の尼崎工場売却とともに生産停止が日本経済新聞で報道され[6]、事実上国内大手最後のプラズマテレビの販売元であったパナソニックも生産撤退し、日本国内におけるプラズマテレビの時代の幕を閉じる。
その後、パナソニックプラズマディスプレイは、2016年11月に製造業では過去最高となる約5000億円の負債を抱えて倒産した。
プラズマテレビに参入した大手メーカーの中では、プラズマテレビの国内・国外ともに最大手として、プラズマディスプレイに社運をかけていたパナソニックは特に痛手が大きく、2014年12月には、中華人民共和国におけるテレビ受像器の生産そのものを停止するなど[7]、テレビ事業が大幅に縮小することとなった。

日立製作所(日立プラズマディスプレイ)
2005年4月に合弁会社富士通日立プラズマディスプレイの富士通が所有する発行済株式の30.1%相当を取得し、子会社とし日立プラズマディスプレイ株式会社に商号変更した。
2008年9月18日に年度内のプラズマディスプレイパネル生産からの撤退を発表した。
その後も国内での回路の生産とプラズマテレビセットの組み立て、販売は継続していたが、2011年3月には完全に海外に生産を委託し、テレビ受像器の生産からは撤退することとなった。
ただしブランドの維持・販売は継続し、パナソニックからのOEM供給を受けていた。

ソニー
プラズマテレビよりも、液晶テレビに注力していく方針に転換し、サムスン電子と合弁で設立したS-LCD(2012年合弁解消)の本格始動に併せてプラズマテレビの生産、販売から撤退した。

東芝
プラズマテレビの生産、販売から撤退し、SEDに注力していく方針に転換したが、2007年1月29日に製造販売会社SEDの全株式をキヤノンに売却し、SED事業からも撤退した。

シャープ
2001年に発売した「PZ-50BD3」と「PZ-43BD3」の2機種のみでプラズマテレビの生産、販売は終了した。

LG電子
需要の減少のため、2014年11月末にプラズマテレビから撤退。

サムスン電子(サムスンSDI)
2014年11月末に、プラズマテレビから撤退[10]。


広島戦時通信技術資料館は下記のアドレスです。
http://minouta17.web.fc2.com/


戦時標準船(第一武智丸 第二武智丸)と商船無線について(H30年3月11日)

2018年03月12日 23時12分02秒 | 96無線コラム

戦時標準船(第一武智丸 第二武智丸)と商船無線について(H30年3月11日)    

一度安浦町を車で通過したことがありますが、このコンクリート船を見逃したことがきにかかっていました。
今回、特別な思いで、この唯一現存する戦時標準船(コンクリート船 第一武智丸 第二武智丸)に会いに行くこととしました。

【武智丸 概要】
排水量2,300t 船長64m 船幅10m 建造地 兵庫県高砂市 建造年 昭和19年5月 第一武智丸・第二武智丸建造設計 舞鶴海軍工廠 林邦雄海軍技術中佐 コンクリート船の建造が採択され大阪府の土木会社武智昭次郎氏により高砂市の塩田跡の造船所で建造された。 
広島県内では安浦町の2隻、音戸町の1隻が現存している。
武智丸は昭和19年~20年にかけて4隻建造内3隻が就航、南方まで航海した。

武智丸については、ウィキペディアや他のブログなどで多数紹介されていますので詳しい説明はここではしませんが、まず、おどろいたのは専門の造船業界ではなく一介の土木会社武智昭次郎氏による建造というここと、武智丸の命名の由来が判明したことでした。
やはり、戦時であってもコンクリート船は海軍工廠や正規の造船業界では特異すぎたのでしょうか。
また、今日まで現存したこの戦時遺産の武智丸ですが、これも輸送船という機能を喪失させ、本来のコンクリートの機能を生かした護岸機能へ変質されることによりはたすことができましたが、ある意味では歴史の皮肉という結果といえるかもしれません。

 

 

 

 

 中国新聞社の記事紹介

以下戦時標準型無線機電信機の概要については、情報の正確性を期すため、参考文献1をそのまま抜粋引用します。
商船無線の臨戦態勢への転移の背景
太平洋戦争中の商船対策
昭和16年(1941)12月に太平洋戦争が始まったので、従来は、商船は逓信省、軍艦は海軍省と二元管理であったものを、全て海軍に一任し一元管理とし、商船、軍艦の建造を行うことになった。
戦時標準船
戦時標準船としは10種類が制定された。貨物船としは、A,B,C,D,E,Fの6種類、鉱石運搬船はK型、油槽船はTL,TM,TSの3種(L:Large,M:Middle,S:Small)であった。
従来型の貨物船や客船の建造は中止された。
電気艤装品についても大量・迅速なる建造を実現すべく、無線電信機、電動機、発電機および同機械、電灯、電具、電線、蓄電池などの規格制定が行われた。
この規格が制定されるまでには、造船統制会、海軍電気工業会の後援の下に、海軍、船主、造船所、機器製作所の関係者により数10回にわたり検討、審議が行われた。
これに並行した、試験検査規則、商船電気艤装心得、資材需給手続、資材産出基準表などが作成された。
戦時標準型商船用無線装置
戦時標準型商船の無線装置は船舶安全法(昭和4年(1929))によらなければならないが、海軍から助成金を受けている船(特に優秀船)は主装置として1KW以上の送信機を装備しなければならなかった。
以上の規則に基づき船舶用無線通信機の改善が、昭和13年(1938)ころから逓信省、日本無線電信電話標準化委員会を主体に進められた。無線機器メーカとしては、東芝、安立電気、日本無線、東洋通信機の4社が協力した。
昭和15年(1940)ころから、周波数の偏差の限度が規定されたので、無線送信機は自励式から逐次主発振式(水晶式)に換装された。
昭和16年(1941)に船舶関係事務が海軍に移管されると、海軍の作戦条件を加味して、周波数3波増加と短波長波同時通信可能なるよう改善された。
戦時標準型無線機電信機の規格
500W長短波送信機
長波および短波各1台からなり、周波数は従来のものに130,454,5,520,16,560KHzを追加。
250w長短波送信機
長波および短波各1台からなり、周波数の増加は500w機に同じ。
150w中短波送信機
1台にて中波および短波発信可能。
周波数は,375,410,425,454,500,5,520,6,210,8,280,11,040,12,420,16,560KHzとする。
50W長中波送信機
本記は補助送信機として装備する。周波数は375,410,425,454,500KHzとする。
無線方位測定機(方向探知機)
周波数範囲300~2,000KHz
短波受信機
2,000~21,000KHzのスーパヘテロダイン式8球のものと、オートダイン式4球のものの2種あり。
500W送信機と組合せる場合には前者を用い、それ以外の送信機と組合せる場合は後者を使用した。
長波受信機
30~2,000KHz オートダイン式4球のもの
無線電信機用電源規格
上記の無線電信機に使用する蓄電池、電動交流発電機および充放盤の規格は第2章4.3.4による。
戦時標準型船無線装置装備標準
1号型無線電信機
TL,TM,A,B,K型船に装備するもので、500W送信機、無線方位測定機、長短波受信機各1台を組み合わせもの。
2号型無線電信機
C.D型船に装備するもので、250W波送信機(長短波)、補助送信機、無線方位測定機、長短波受信機各1台を組み合わせもの。
3号型無線電信機
TS,E,F型船に装備するもので、250W中短波波送信機、中短波受信機各1台を組み合わせもの。
4号型無線電信機
改E型船に装備するもので、50W補助送信機、長短波受信機各1台を組み合わせもの。

参考文献1
日本船舶海洋工学会関西支部の造船資料保存委員会作成
デジタル造船資料館
日本の商船の電気技術史について
第8章 商船の無線機器(抜粋)
http://www.jasnaoe.or.jp/zousen-siryoukan/2013/130815-ootani.html
第2章商船の電気艤装・電気機器(3)
http://www.jasnaoe.or.jp/zousen-siryoukan/2013/130815-ootani/ootani-03.pdf

ながながと商船無線(無線兵装)について説明しましたが、武智丸は戦時標準E型船の範疇となります。
したがって、戦時標準型船無線装置装備標準に当てはめると3号型無線電信機か4号型無線電信機に該当します。
とすると、通信の命である船舶用受信機は単なるオートダイン式4球しか与えられないこととなります。
この受信機は民需のラジオ程度の性能しかありません。
こんな性能の受信機で内航や外航での輸送任務に当たられた船員の皆様のご苦労を思うと心が痛みます。

参考文献2
UECコミュニケーションミュージアム
第1展示室(4)
http://www.museum.uec.ac.jp/sub_room1/room1-4.html

船舶用短波受信機

日本無線製

 

戸根無線株式会社
Yahooオークション出展品(オークションID:q94588453)

安立電気製
オークション出展品(オークションID:d274247425)

 

 


広島戦時通信技術資料館は下記のアドレスです。
http://minouta17.web.fc2.com/

 


断捨離続行中!!!(平成29年4月27日)

2017年04月27日 21時57分20秒 | 96無線コラム

断捨離続行中!!!(平成29年4月27日)

オークション出品では、自分なりの思いの価格と落札価格との乖離が高く、苦戦しています。
もちろん時代背景が異なり、数十年前の収集品の価値と現在の価値では相当の開きがあるのも事実でしょう。
高額落札のためには、出品方法や丁寧な商品説明などの工夫や出品時の価格などに大きく影響することも考えられます。
このため、現在無料の下記の販売ツールを使用しています。
オークション出品テンプレートツール http://www.noncky.net/software/sokubaikun/
いめーじあっぷ http://imageup.imacle.info/
なお、オークションでは苦戦は続きそうですが、確実に断捨離は実現しています。

 

平成29年3月以降の処分リストです。

海軍 航空羅針儀二型改 東京航空計器株式会社製

海軍 ロケット戦闘機「秋水」の燃料保存用陶器製容器

十七年式防空用防毒面 甲2號 未使用新品

波長計 横河電機製作所 昭和15年4月製造

 

シグナライザー 国洋電機工業株式会社 昭和25年製

 

NEC TK-80 Trainig kit マニュアルあり

 

32206形超短波無線電話装置 松下通信

 

東芝14インチ白黒真空管式テレビ 昭和33年

 

船舶用小型送信機 終段UY-807×2本

 

船舶用大型送信機励振増幅部 No1

 

船舶用大型送信機励振増幅部 No2

 

定電圧電源装置 EP-1800 アルインコ電子

 

 

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エディオン激安セールと爆買いについて(平成29年3月9日)

2017年03月09日 16時22分37秒 | 96無線コラム

エディオン激安セールと爆買いについて(平成29年3月9日)

エディオン本館の建替えに伴い、全館売りつくセールが始まりました。
といっても、建替え中は近くに引越すとアナウンスされており、売り出しセールにはあまり気にしていませんでした。
本日、エディオンを訪問すると、なんと電子パーツ部の完全廃止による電子部品の全品を激安するとあります。
袋詰め商品は半額、1個ものの部品は1点10円とのことです。
秋葉原でもこんな激安セールはありません。
3月1日からの開始ですから、既に主要部品は買い占められておりました。
断捨離中ですが、本日だけは爆買いとなりました。

 

広島戦時通信技術資料館は下記のアドレスです。
http://minouta17.web.fc2.com/

 


断捨離の実践について(平成29年3月7日)

2017年03月07日 13時56分08秒 | 96無線コラム

断捨離の実践について(平成29年3月7日)

40年間ずっと真空管や球式無線機やラジオの収集といろいろな通信機器分野のものをあつめるのが好きでした。
また、測定器としては真空管式オシロスコープ分野の収集も大好きです。
このため、広島の実家では収集品の収納が不可能となったので、100Km離れたところへ別宅を構える次第となりました。
よくよく考える古希に近づきにつれ、あの世まで持っていけないのならそろそろ処分すべきであるとやっと悟った次第です。
家人に迷惑をかけないためにも、断捨離を実践するこことしました。
愚痴になりますが、バブル期に購入したものなどは、処分価格が大幅に低くなっています。
ひとえに、この分野の購入希望者層が高齢化したのが原因のようです。
オークション出品のため、当分の間旧軍無線機の修復作業はお休みです。

別宅の2階の収納状況です。(かなり荷物も少なくなってきました)


平成29年2月以降の処分リストです。

日本無線株式会社 NMR125型中短波受信機

神光無線電機 気象情報聴取受信機5S-1A

加地通信機 モールス訓練用印字機

東洋通信機株式会社 TR-41型全波受信機

昭和九年製 最古参級 縦型並四再生式ラジオ

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米軍 LCR測定器 ZM-30/U

東京電波株式会社 中短波周波数計

電電公社 TZ-403形2号送受信装置

 

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