韜晦小僧のブログ 無線報国

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手製本活動(その14:製本教室)

2014年09月25日 22時11分56秒 | 00手製本/製本教室

手製本活動(その14:製本教室)

平成26年9月25日実施した製本教室の制作模様です。

本日、クッキング・ペーパーの開封ミスで指を切っていましたが、傷に気づかず生徒さんの製本を触ってしまい、本に血がついてしまいました。
ミスとはいえ、大変ご迷惑をおかけしました。
どうも、今回の授業は指導ミスが多く、また、写真の記録を忘れるなど反省することばかりの1日でした。
今回は、3名のかたが半革装にチャレンジされています。
本日、1名のかたが半革装を完成されました。糊が乾く次回の御開帳が楽しみです。
なお、本日は1名のかたが所要のため欠席となりました。


全体の教室模様です。


■目引き、背固めの工程の丸背チームの作業状況です。

①本体に紙バンドを巻き、丸い筒とヘラを使用して丸みだしを行います。

②金鋸で背に1.5ミリメール程度に深さの溝を切ります。

③背に水溶きボンドを塗り、切った溝に麻紐を入れていきます。

⑤最後に和紙を背に張ります。

⑥丸み出し、目引き、背固めの工程の終了です。

 


■表紙の作成工程の丸背チーム(半革装)の作業状況です。

①表紙の裏にはる黄ボール紙(厚さ2mm)として、表・裏の型紙を切り出します。背は地券紙で切り出します。

②半革装のため、表紙・裏紙単位に布を貼り付けます。ここでの注意事項は角のまるめ処理です。

③背には、革を使用し、背の地券紙を糊付けします。
 革バンドをつけた場合には、ヘラで表面を整形してください。

③最後に、表紙・裏紙を糊付けし、全体的に表紙として整えます。
 少し乾いた段階で、背の丸目加工してください。

 

■表紙と本体部の合本処理丸背チームの作業状況を以下に示します。

①事前に表紙と本体部を合わせ、チリがきれいにとれているか確認します。

②確認が完了すれば、水溶きボンドにて、背のみ表紙と本体部を仮接着します。10分程度で接着が完了します。

③表紙と本体部の見返しを接着する前に、チリ調整します。基本的には、糊付けにより2mm伸びますので、その分だけ事前に切断する必要があります。
 また、本体部の変形等にり、チリが斜めになった場合もこの時点で修正します。

④表紙と本体部の見返しをでんぷん糊を使用して接着します。この時クッキングペーパーを敷いておきます。

⑤次に、船底板を利用して溝をつけます。

⑥最後、溝に竹ひごをつけ、プレスして完了です。

 

 

※製本教室の案内は下記のとおりです。


中国新聞文化センター教室部
教室名:クレドビル教室 お問い合わせはTEL082-962-4111へ
講座名:手製本(ルリユール)入門
コース:第2・4木曜 10:00?12:00
講師:広島手製本倶楽部主宰 森川 昌幸
講座内容:自分の本を作りたいが、製本については全く知識がないといった初心者を対象とした講座です。
製本の基礎として、前期3ヵ月間は角背、後期では丸背の製本実習を行います。
専門的な製本道具を用いず、手作り製本が楽しめるようになります。
製本技術をマスターすれば、自分史、ホームページ、ブログや絵手紙など自分のアイデアを活かした本を作ることができるようになります。
受講料:3ヵ月 9720円(5回)
備考:教材費 2,500円

 

広島手製本倶楽部は以下の新アドレスに変更です。
http://minouta17.web.fc2.com/book_index.html


ブログ人からGOOへデータ引越し作業結果報告

2014年09月19日 23時20分05秒 | 96無線コラム

ブログ人からGOOへデータ引越し作業結果報告

9月4日にエヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社から引越しツールの提供があったので、早速引越し作業を実施しました。
引越しツールは、流石にNTTグループ企業間の関係もあるようで、データをサーバ間で引越しを行っており、大変スムーズに終わりました。
1点問題があったのは、OCNのブログ人のカテゴリーの名称登録は半角・全角の両方可能なのですが、GOOのブログのカテゴリーの名称登録では全角のみ登録仕様のようです。
このため、引越しではカテゴリーのデータチェックはなく、カテゴリー不一致の場合には半角文字があっても無チェックでGOOのサーバに書き込みます。
この結果、GOOではカテゴリー自体リード系ではOKなのですが、更新時にはカテゴリーエラーとなり再書き込みできなくなりました。
しかたないので、移行データをすべて読み出し、1件つづカテゴリー登録の修正を行う必要がありました。
やはりOCNのサービスより、GOOのほうが機能が充実しています。
OCNへの怒りよりも、今ではシステム移管してよかったと思うようになりました。
特にホームページはOCNの「Page ON」のサービス終了アナウンスにより、FC2社の「FC2ホームページ」へ早々転進しましが、よっぽどか使い勝手よくなりました。
人は一つのシステムに固執していはいけません。
今では、ブログもGOOではなく、FC2社などのサービス会社にすればと反省しています。

 

 

広島戦時通信技術資料館及び広島手製本倶楽部は下記のアドレスに変更です。
http://minouta17.web.fc2.com/


 


地1号受信機#2号機の修復作業 その2 (1998年10月01日)

2014年09月19日 22時04分59秒 | 01陸軍無線機器

地1号受信機#2号機の修復作業 その2 (1998年10月01日)

まずは、MT管のソケットを除去し、正規のST管のソケットに交換します。
ITFも戦後のものですがとりあえず正規の位置に配置します。
抵抗器については、すべてL型抵抗器を採用し、ねじ止めします。
あとは、コンデンサーを集めることとから再スタートとします。


広島戦時通信技術資料館及び広島手製本倶楽部は下記のアドレスに変更です。
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地1号受信機#2号機の修復作業 その1 (1998年05月01日)

2014年09月19日 21時46分28秒 | 01陸軍無線機器

地1号受信機#2号機の修復作業 その1 (1998年05月01日)

真空管はすべてMT管に換装されており、IFTも戦後のものに取り換えられています。
抵抗やコンデンサーもすべて戦後のものでおきかえられています。
地1号受信機に復元するためには、一度すべての部品を撤去する必要があります。
また、平行して修復用の真空管ソケット、シールドケース、抵抗器、コンデンサーを集めることとしました。

フロントパネル

ネームプレートは四角のものを用意したが、これでは地1号受信機(二型)になってしまいます。

 

 

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地1号受信機#1号機の修復作業 その1 (1999年11月01日)

2014年09月19日 17時17分59秒 | 01陸軍無線機器

地1号受信機#1号機の修復作業 その1 (1999年11月01日)

今回の地1号受信機は一部マイカコンデンサーとIFTが欠落しているようだが、その他の部品はオリジナルのようだ。
このため修復作業の基本方針は、最低限の部品追加で復元を目指します。
IFTの欠落は残念ですが、IFTが後で手に入ったことを考慮した構造としておきます。
まずは、MT管、GT管、メタル管のソケットを除去し、正規のST管のソケットに交換します。
なお、シールドケースも用意しました。
あとは、コンデンサーを集めることとから再スタートとします。
部品番号82番のUt-6B7格子分圧抵抗器乙100KΩ 20-05型が二つあるのが疑問点です。

 

 


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