韜晦小僧のブログ 無線報国

真空管式ラジオ、軍用無線機やアマチュア無線機の修復の記録
手製本と製本教室の活動の記録
田舎暮らしの日常生活の記録

手製本活動(その6:製本教室)

2014年04月24日 21時25分29秒 | 00手製本/製本教室

手製本活動(その6:製本教室)

平成26年4月24日実施した製本教室の制作模様です。

今回は、目引き、背固めの工程となりますが、1年経過していますので、角背・丸背は各自自由としています。

角背チームの作業状況を以下に示します。

①金鋸で背に1.5ミリメール程度の深さの溝を切ります。

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②背に水溶きボンドを塗り、切った溝に麻紐を入れていきます。

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③最後に和紙を背に張ります。

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④目引き、背固めの工程の終了です。

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丸背チームの作業状況を以下に示します。


①ヘラを使用して丸みだしを行います。

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②金鋸で背に1.5ミリメール程度に深さの溝を切ります。

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③背に水溶きボンドを塗り、切った溝に麻紐を入れていきます。

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⑤最後に和紙を背に張ります。

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⑥丸み出し、目引き、背固めの工程の終了です。


生徒さんの自習による全革装の装丁です。
革はキッドを使用しているため、大変良い質感となっております。

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※製本教室の案内は下記のとおりです。

中国新聞文化センター教室部
教室名:クレドビル教室 お問い合わせはTEL082-962-4111へ
講座名:手製本(ルリユール)入門
コース:第2・4木曜 10:00?12:00
講師:広島手製本倶楽部主宰 森川 昌幸
講座内容:自分の本を作りたいが、製本については全く知識がないといった初心者を対象とした講座です。
製本の基礎として、前期3ヵ月間は角背、後期では丸背の製本実習を行います。
専門的な製本道具を用いず、手作り製本が楽しめるようになります。
製本技術をマスターすれば、自分史、ホームページ、ブログや絵手紙など自分のアイデアを活かした本を作ることができるようになります。
受講料:3カ月 10,692円
備考:教材費2,500円

 

 


トリオ製トランシーバTS-500の修理記録(その3)

2014年04月21日 23時10分58秒 | 07アマチュア無線機

トリオTS-500の修理記録(その3)


受信機部の試験には、7MHzのバンドでしか試験していなかったので、まず全バンドでの試験を実施しました。
バンドスイッチの接触不良もあり、何度もバンド切り替えを実施することにより、28MHzバンド以外良好に受信することができました。
28MHzバンドは第一OSCが発振していないのが故障原因でしたので、早速予備機の水晶発振子を交換することにより復旧しました。

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受信機能としてはOKとなりましたが、マーカーで確認するとVFOの周波数が15KHzほどずれていましたので、校正することとしました。
取扱説明書にもありますが、VFO裏面のダストコアーとトリマーコンデンサーの微調整でメモリ校正します。
まさにアナログ技術ですが、マーカーさえあれば、周波波読み取りでもディジタル機とも遜色ありません。

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参考ですが、マーカーと受信機の高周波増幅段のグリッドへの接続は、昔アマチュアがよくやっていましたが、ねじり線による接続です。
メーカー製の実装では、初めて拝見しました。

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RIT機能など細かな試験も確認がとれたので、後はエージングによる長時間連続運用試験にはいります。

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ここまでの修復の感想ですが、想定外ですが水晶発振子を2個も交換しました。
それ以外の部品は、ほとんど故障品もなく、安定してます。
VFOが一般のトランシーバと比較して高い周波数なことから安定度が低いとおもっていました。
ところが、思ったよりは安定しており、また、高感度なので一般運用でも問題がないように感じられます。

 

 


田舎暮らし(その11)四季・春景色

2014年04月16日 22時17分05秒 | 99日常生活(田舎暮らし)

田舎暮らし(その11)四季・春景色


平成26年4月中旬
厳しい冬も終わり、春が来ました。桜も4月中旬には満開となりました。
道中の案山子も交通安全を願い頑張っています。
田舎暮らしも、はや3年目となりました。
今度は春野菜作りに挑戦します。

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田舎暮らし(その10)四季・冬景色

2014年04月16日 22時09分04秒 | 99日常生活(田舎暮らし)

田舎暮らし(その10)四季・冬景色


平成26年1月12日「とんど」の風景です。
お正月を過ぎたころ各地で行われている「とんど」は、お正月に飾り付けられた門松やしめ縄、古いお守りなどを「とんど」の火でもやしてお焚きあげします。
その炎で暖まりながら、無病息災や五穀豊穣などを願う伝統行事であり、お正月の風物詩です。

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平成26年2月8日の大寒波の風景です。
この地方は大変な寒冷地ですが、そんなに積雪するような場所ではありません。
しかし、2月8日の大寒波では、30センチ以上の雪がふりました。
1年に一度か2度程度大雪となるようです。


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トリオ製トランシーバTS-500の修理記録(その2)

2014年04月14日 16時11分43秒 | 07アマチュア無線機

トリオTS-500の修理記録(その2)


オシロで3390KHzのキャリア発振を確認しようとしたが、発振していないようだ。
テスターなどで発振回路の回路定数を調査しましたが、特に問題はありません。
このことから、発振しない条件は外部要因と考えられることから、まず、真空管の交換をしましたが効果ありません。
次に、予備機から水晶発振子3390KHz交換したところ、発振することができました。
これで、SSBもキャリアがあるので完全復調することが可能となりました。
やはり、年代物の無線機の修理となると予備機を含む準備するこみとが肝要のようです。
今後の対策ですが、以下のとおりです。
当面、7MHzバンドの試験を行いましたが、各バンドでの調査が必要です。
また、エージングを行い、長時間運用が可能となるように各部品の調査を行います。
受信部がOKとなれば、送信部の確認試験をおこなうます。


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最後、前回撤去したIF-AMPもどきの追加モジュール(トランジスター回路)の詳細写真を添付します。
どう考えても、トリオのメーカー純正の部品とは思われません。
いまでも、疑問です。


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