韜晦小僧のブログ 無線報国

真空管式ラジオ、軍用無線機やアマチュア無線機の修復の記録
手製本と製本教室の活動の記録
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展示コーナーの変遷について その3(令和元年09月25日)

2019年09月26日 15時55分31秒 | 97資料館展示ルーム

展示コーナーの変遷について その3(令和元年09月25日) 

令和元年9月25日県内の寄贈先から引き取りに来られました。
これですべての旧軍無線機・真空管・関連資料の寄贈が完了しました。
あらためて公的機関の寄贈先に感謝申し上げます。
参考ですが、寄贈先については、官よりも公のほうがスムーズに事務が進みます。

先日陸軍無線機の積込風景

海軍無線機関係の荷物

寄贈後の展示コーナー

 

関連事故情報
展示コーナーを久しぶりにオープンしていたら、ガラス戸がミラーとなっておりました。
偶々なことですが、カワセミが誤って衝突死していました。
庭の池に時々遊びに来ていたカワセミのようです。

 

広島戦時通信技術資料館及は下記のアドレスです。 http://minouta17.web.fc2.com/


展示コーナーの変遷について その2(令和元年09月17日)

2019年09月18日 16時02分40秒 | 97資料館展示ルーム

展示コーナーの変遷について その2(令和元年09月17日) 

令和元年9月17日九州方面の寄贈先から引き取りに来られました。
これで、陸軍関係の無線機がすべて引き取られていきました。
少し寂しい気持ちですが、やはり公的機関での保存や研究に役立ってほしいものです。
来週は、海軍関係無線機を別の県内の公的機関が引き取りに来られる予定です。
これで、すべての旧軍無線機を手放すこととなります。
すべて断捨離です。

寄贈後の展示コーナー(陸軍分寄贈後)

 

次回寄贈のための準備中(海軍分)

 

最後の故障修理について
寄贈直後に地1号受信機(ム-65型)が故障のため急遽入院ドッグのため帰還することとなりました。
故障現象;寄贈先で受信確認したらダイヤル近辺から煙が発生したとのこと。
故障発見;本来は電源起動して、煙発生個所を特定する必要がありますが、起動前の部品を点検しただけで抵抗器が焦げている箇所が特定できました。
故障対処;部品番号98の3KΩ抵抗器がこげていますが、部品番号111のマイカ型蓄電器0.01μFがショートしていることが原因であることを確認し、この蓄電器を交換しました。
どうも本人(地1号受信機)の同意なしで勝手に寄贈したのが原因で、だだをこねていたのかもしれませんね。
この地1号受信機が寄贈先で動態保存で活躍することを祈る次第ですが、やはり寄贈先での保守・管理ができるかどうかが課題のようです。

 

 

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展示コーナーの変遷について その1(令和元年09月02日)

2019年09月02日 15時44分58秒 | 97資料館展示ルーム

展示コーナーの変遷について その1(令和元年09月02日) 

平成28年から断捨離を実践してきました。
断捨離の最終段階として、展示コーナーの旧軍無線機器。軍用真空管・文献等の公的機関への寄付を現在行っております。
今月中には、寄贈処理がすべて終了する予定です。
残念ながら墓場まで持っていくわけにはいきません。
この頃、ネットオークションに旧軍無線機が出品されるようになりましたが、遺品として無線機がこのような形で散逸することには残念でなりません。
収集した以上は、責任を持って未来へ継承することを自ら考えることが重要です。

寄贈前の展示コーナー

 

 

寄贈中の展示コーナー

 

 

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