JA4GGCのブログ 無線報国

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ム65型受信機#2号機の修復作業記録 その3 (2016年05月23日)

2016年05月23日 15時59分16秒 | 01陸軍無線機器

ム65型受信機#2号機の修復作業記録 その3 (2016年05月23日)

前回のその2で復元方針をム65改としましたので、あとは部品を装着するなどの艤装工事となります。
前面パネルのU型取手がなかったので、地1号受信の丸棒のU型取手で代用しようとしたら取手の長さが異なりはめ込むことができません。
苦肉の策で、不要な線輪(コイルパック)のU型取手を無理やりはずし、代用するこことしました。
シールドケース9本なんとか用意しましたが、かなり程度は悪そうです。
UZのタイト製ソケットは大量に秋葉原で購入していたので利用には問題はありません。
IFTは、新品のトリオ製のT-11です。
ほぼ大型な部品の装着が完了しましたので、あとは抵抗器や蓄電器などの部品の装着作業となります。
なお、本機の側面の電源供給口と電源測定端子をみると従来の地1号受信機からム65改までの系統と大きく異なっています。
電源供給口は、従来品よりも横幅が3センチ程度長くなっています。
今となっては不明ですが、本機が地1号受信機シリーズの最終末の機種のような気がしてなりません。


広島戦時通信技術資料館及は下記のアドレスです。
http://minouta17.web.fc2.com/

 

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2016 20回風そよぐコンサート(ご案内)

2016年05月23日 13時55分27秒 | 99田舎暮らし

2016 20回風そよぐコンサート(ご案内)

ご近所で下記イベントがありますので、ご案内申し上げます。
開催日 2016年6月19日(日曜日)
開場 ; 13:00
開演 : 13:30
開催場所 ; 広島県世羅郡世羅町川尻914-1 
       久恵風穴の里 ごもくめし  
お電話で受け付け中! TEL 0847-24-0033
コンサートチケット  ¥2000
当日手作り弁当   ¥1000
竪本義一;ピアノ
川本恭子;パーカッション
清田朝子;アルトサクソフォン

 

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ム65型受信機#2号機の修復作業記録 その2 (2016年05月17日)

2016年05月16日 21時46分57秒 | 01陸軍無線機器

ム65型受信機#2号機の修復作業記録 その2 (2016年05月17日)

本機の2重シャーシの機構の問題を今回検討してみることとしました。
まず、RF1,RF2.MIX.OSCについては、UZ-6D6と6C6のST管のソケット配置で問題ありません。
ところが、IF段から検波、AF段の真空管についてはST管のソケットが入らない形状のシャーシとなっています。
穴の大きさから、ムリやり当てはめるとGT管のソケットであれば適合します。
敗戦間際の当時のGT管相当品は「ソラ」しかありませんが、ヒーターは12V仕様です。
また、高周波段のみST管を使用し、IF段以降「ソラ」を使用するようなハイブリッドなシステム構成は理解できません。
この問題はこの現状では解決しませんから、2重シャーシ機構での復元を断念し、ム65改として復元するこことします。


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ム65型受信機#2号機の修復作業記録 その1 (2016年05月09日)

2016年05月10日 10時54分35秒 | 01陸軍無線機器

ム65型受信機#2号機の修復作業記録 その1 (2016年05月09日)

本機については、購入時期や購入方法など全く記憶にありません。
また、購入時の原型の記録を保存しておらず、原型機の修復などの記録も記憶もありません。
ただし、本機は通常のム65型とは、内部形状が異なっており所謂「新種」の部類ではないかと思っておりました。
しかしながら、全体的な損傷が激しく、復元するには修復部品の収集など時間がかかめることから今日まで修復作業を停止していました。
今回は地1号受信機シリーズの最後として、このム65型の修復を開始するこことしました。
本機を改めて観察すると、シャーシ内部構造は、シャーシ本体とは別に真空管、IFT、抵抗器や蓄電器をまとめた補助的なシャーシの完全な二重構造となっています。
この構造であれば、配線作業を個別に行い、主要部分を最後に結線するだけで製品は完成することから製造工程での生産性は大幅に向上するこことなります。
地1号受信機からム65改の変遷過程において、本機は異質であり、どのカテゴリーにも当てはまりませんがもしかしたらム65型の原型機かもしれません。 
とりあえず、不明な点もありますが、「ム65型受信機」としておきます。

修復作業記録 その1 (2016年05月09日)
修復作業としては、とりあえず前面パネルに各種銘板や陸軍端子などの取り付け作業から開始するこことします。

 

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地1号受信機#1号機の修復作業記録 その10 (2016年05月01日)

2016年05月01日 21時44分31秒 | 01陸軍無線機器

地1号受信機#1号機の修復作業記録 その10 (2016年05月01日)

線輪(コイルパック)については、地1号受信機とム65改では、本体接続部の挿入端子が上下が逆に装着される機構となっています。
これは、線輪内部の接続方法が異なっていることから、わざと規格変更したと考えられます。
具体的には地1号受信機では、正面から見ると接続端子が上部にあり、ム65改では下部にあります。
地1号受信機の線輪の復元をおこなうためには、RF1、RF2、MIXとOSCのコイル規格とOSCの固定蓄電器の容量値が必要となります。
今回は、オリジナルの線輪7の中身を分解し、各規格を測定することで復元可能となりました。
線輪を分解すると、全てインダクタンスの調整には、フェライトのコアーがあるものとおもっていましたが、中には銅合金のような金属のものもありました。
最後に受信機のケースを装着し、長時間の受信試験を実施し、今回の地1号受信機の修復作業を完了としました。
なお、もう一つのム65型を所有していますが、この受信機の線輪は地1号受信機と同じ接続端子の仕様となっています。
ム65型についても、ム65型改に至る間に様々な改良が行われ、敗戦に至ったものと推測されます。

地1号受信機とム65型改の線輪挿入口ですが、接続端子が異なります。

線輪(地1号とム65型)の正面では同じように見えますが、後ろの接続端子の位置が異なります。

 ム65型改の線輪7のオリジナルです。この線輪でコイルの巻き数と固定蓄電器の容量(1000PF)を測定します。

地1号の線輪7の改造分(RF1,RF2,MIXはオリジナル、OSCは改造され固定蓄電器もなし)

特に、OSCのの改造が顕著ですが、局部発振回路のオリジナルはハートレー回路の改良型であるランキン回路を採用しています。

地1号の線輪7の改造分(RF1,RF2,MIX、OSCとも改造されているようですが、RF1,RF2,MIXはこのまま利用することとします。)

インダクタンス調整用のコアーの実物です。フェライトが採用される前の製品のようです。

連続受信試験の様子です。小型スピーカで鳴らしておりますが、低周波増幅管も6C6のため非力です。なお、本来は受話器専用です。6ZP1などの電力増幅管に変更したい誘惑に駆られますが、あえてオリジナルにこだわることとします。


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