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五球超ブローニングドレーキ式受信機の修復作業記録 その10 (2017年12月24日) 確認試験

2017年12月24日 14時37分00秒 | 05真空管式ラジオ

五球超ブローニングドレーキ式受信機の修復作業記録 その10 (2017年12月24日) 確認試験

SGで信号注入をしながらオシロで信号を追っていますが、なかなか受信感度があがりません。
そうこうしている間に、全く受信できなくなりました。
真空管を抜き差ししていることにより、ソケットの螺子が緩み、ソケットの端子がはずれたことが原因でした。
機嫌を取り直し、再試験に入りましたが、感度不足が底板の配線に一部に裸線になっているのが原因ではないかと考えました。
この裸線から信号がリークしていると判断し、仮措置としてビニールテープで絶縁すると少し感度があがりました。
思考錯誤していると高周波段はOKとなり、どうも検波段で信号が途切れているようです。
グリッドバイアスの抵抗器とコンデンサーを疑いましたが、問題なくバイアス電圧を発生しています。
よくよくチェックすると検波段のバリコンが一部接触していることが判明しました。
根本的にはバリコンの交換が必要ですが、仮対処で接触不良を修理して、再度試験に入ります。
やっと、SGの信号注入で、微弱ですが信号をキャッチすることができるようになりました。
ただし、あまりにも感度が低くすぎます。
とりあえず、夜間の強電界帯に受信試験しましたが,雑音のみで受信電波を拾うことができません。
この受信機の性能限界がどれだけあるのかわかりませんが、もっと放送局から近隣の場所での受信試験を行う必要があるのかもしれません。


5球ブローニングドレーキ式受信機
http://minouta17.web.fc2.com/radio_supercross.html

広島戦時通信技術資料館及は下記のアドレスです。
http://minouta17.web.fc2.com/

 

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五球超ブローニングドレーキ式受信機の修復作業記録 その9 (2017年12月10日) 真空管実装試験

2017年12月10日 22時09分38秒 | 05真空管式ラジオ

五球超ブローニングドレーキ式受信機の修復作業記録 その9 (2017年12月10日) 真空管実装試験

今回から本格的な接続試験に入ります。
まず、電源装置と受信機を接続し、真空管なしで各端子の電圧測定を行っていると、突然電源のヒューズが飛びました。
最初からトラブル発生です。
電源装置は高密度実装のためどこかの部品が接触し、過電流が流れたものと即断しましたが、3本ヒューズを駄目にしても原因はわかりません。
接触箇所はありません。
よくよく考えると、Cバイアス-4.5V用のACアダプター追加前までは、安定して電源装置が作動していました。
今回、このACアダプターを追加した後、動作確認していないことに気づきました。
原因はこの追加アダプターの追加による電流増加が原因でした。
ヒューズの容量を1Aから2Aに変更することで問題解決です。
真空管なしの受信機の各ソケット端子での電圧は設計値に近似し特に問題はありません。
次に、真空管201Aを真空管試験器(TV7/U)で測定します。
TV7/Uの設定情報は5.0 ER3-2000 48 - B 3 18 です。
ようはメーターで18以上の数値であれば、合格です。
201Aでもごく初期に製造された201Aはこの真空管試験器(TV7/U)のUXソケットには入りません。
少しラージサイズです。
ただし、後期に生産された201Aは、UXソケットに適合して問題はありませんでした。
UXソケットに入らない真空管は、ヒーターの導通のみでOKとしました。
いよいよ真空管を実装した受信機全体の試験を実施します。
まずは各真空管の電圧測定ですが、ヒーター電圧が2.2Vしかでません。
ヒーター電圧の問題があるにせよAF段、検波段、RF1段は正常に動作を開始しました。
しかし、残念ながらRF2段に問題があるようで信号が流れがここでとまっているようです。
そのほかにも、かなりの問題がありそうで、完全修復にはもう少し時間がかかりそうです。
特に、初期の日本製真空管は、新品といえ問題を抱えていることが多く、問題解決を難しくしております。

五球超ブローニングドレーキ式受信機
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五球超ブローニングドレーキ式受信機の修復作業記録 その8 (2017年12月03日) 電源接続ケーブルの製作

2017年12月03日 15時10分15秒 | 05真空管式ラジオ

五球超ブローニングドレーキ式受信機の修復作業記録 その8 (2017年12月03日) 電源接続ケーブルの製作

電源装置を前回で製作しましたが、受信機本体との電源接続ケーブルが写真のとおり途中で切断されています。
既存の電源ケーブルは90年あまりを経過しており、ケーブル材料のゴムが完全に硬化しています。
少しの力を加えるとこの硬化したゴムが崩壊してしまうことから、残念ですが現代品の電源ケーブルと交換するこことしました。
回線図では1μFの電界コンデンサーの記述がありましたので当時のものを実装し、最後に全体の配線を確認して作業完了としました。

 

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