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minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

雨上がりの夜空に。@上五島[Gフェス]

2016年05月16日 | 環境
「高校生に生の素晴らしい音楽を聴かせたいんです。それで少しでも音楽を志す若者がでてくれたら・・・。」



4年前に五島に来て山崎さんと出会わなかったら、このフェスティバルもなかった。夢がとうとう実現したのです。よかったね、山崎さん。ありがとう、そしてご苦労様でした。このフェスに関わってくださった皆様にも心から感謝いたします。

今回のメインゲストのチャボ&早川DUOも「ぜったい、このフェスを続けてくださいね。」と何度もおっしゃってましたが、本当に続けることに意味があると思います。素晴らしい幕開けとなりました。

東京で活動中の若いグループから始まり、上五島高校のコーラスグループ「クロッカス」が素晴らしかった!お母さん、もう泣きそう・・・。これからがとても楽しみな若者達でした。

トレスも4回目で、ファンもだいぶできてきて、本当にやりやすいステージ。ゲストで参加してくれた漁師ドラマーカズオちゃんもご機嫌な重たいビートで会場をぐぐぐっと盛り上げてくれて。アンコールでスタンディングオベーション。いや〜、嬉しかったです。

トリを飾ったチャボさんたちも圧巻のステージ。前日に渡した私たちの「Viento Apasionado」を朝からずっと聴いていてくださったそうで、最後にそのCDの宣伝までしてくださるという嬉しいハプニング。とりわけ、RIOのオリジナルが良かったな〜、なんて・・・(嬉し涙)。本当に人間も優しいし、素晴らしい方でした。

「僕はあまり友達がいないんですが、トレスと今日お友達になりました。」

トレスの話題をたくさんだしてくれたチャボさんの優しい気遣いに涙がでそうでした。最後のアンコールで念願の「雨上がりの夜空に」を共演できたこと、本当に本当に幸せでした。ミュージシャンやっていてよかったな、と思う至福の時間。天国のキヨシローさんも芳雄さんと一緒に聴いてくださっていたことでしょう。





五島でまた一つ、素晴らしい体験が増えました。音楽の神様にもお礼を言わなくっちゃ。





写真提供:中山正寿

G フェス開催!@上五島/有川

2016年05月14日 | 
上五島に入って3日目。かなり癒されてますw。



夏はおめにかかれないという、ハコフグの名物料理「かっとっぽ」も念願叶ってようやく食べることができました。嬉し〜〜〜。とにかく、魚が美味しすぎます。



昨日の夜は五島で漁師になってしまった、元土屋アンナさんのバンドのドラマー,Kazuoちゃんとのリハーサル。TReSのステージで2曲ゲスト参加していただきます。これがめちゃくちゃ格好いい!!いつも裸に胸ピアス。パンクロッカーです。





半年以上前からこの日を楽しみにしてきました。主催のPA山崎さんが五島にも良質の音楽を!と音楽をめざす未来の子供達のために作り上げた手作りのフェスティバルです。たくさんの五島の方達の協力があってここまでたどり着けました。本当にスタッフの皆様ありがとうございました。

今日の午後に、チャボ&早川さんたちも五島入り。本日のお昼から、アマチュアの音楽フェス、明日が私たちのコンサートと2日間かけて行われます。

県外からもたくさんの方達がこの素晴らしい五島にやってきてくださるのをお待ちしております。

また明日、報告しま〜す。大成功間違いなし。



いざ、神の島へ。

2016年05月12日 | 
楽しかった東北ツアー第一弾、そして宇都宮をへて、長崎/五島に入りました!

今日からこちらも五月晴れということで、爽やかで最高なお天気になっています。やった〜!



土砂降りの中、宇都宮から8時間かけて大阪泉大津港から阪九フェリーに。このフェリーを使うのは初めてでしたが、今まで乗ったフェリーの中で最高に気持ち良い船でした。夕食も普段なら、げんなりして、船の食事がまったくとれない私が、おいしいフルーツの盛り合わせやステーキなど食欲が不思議なくらいでて、さらに瀬戸内海なのでほとんど揺れもせず。ちょこっとだけ演奏して、おじさまたちが「こんなすごい演奏をただで聞かせてもらえるなんて。」と言いながらCDを買ってくださる、というおいしい体験でした。



朝の6時には門司港に到着し、そこからひたすら、目的のちゃんぽんを食べに(本当はフェリーに乗るためですが)佐世保に向かいました。

私は普段、ちゃんぽんはあまり好きではなく、どちらかというと皿うどん派。でも、札幌と佐世保だけはどうしても食べたい「ちゃんぽん」があるのです。長崎でなくてすみませんが。佐世保の音食亭ブラウニーの「ちゃんぽん」は普通のちゃんぽんとは全く違って・・・とにかく、食べに行かなくてはいけないちゃんぽんです。本当はなんでも(パスタとかいろいろなメニューがある)おいしいらしいけれど、やはり一回しか食べられないのであれば、ちゃんぽんを食べてしまう・・・。

今日のオススメは「マテ貝とトマト入りちゃんぽん」だったので、さっそくオーダー。店主の小田さんはそこからトマトを炙り始めます。いや〜、これがおいしいのなんの。スープも最後にごはんを入れて全て完食。1100円なり。また帰りに寄ろうっとw。






大満足で、お昼過ぎの青方行きフェリーに乗り込み、いざ、神の島へ。









青方港でくじらが出迎えてくれました。

さっそく、ホテルのロビーに今回のGフェスの主催者、サダ坊とGeorge Houseのむっちゃんがご挨拶に。彼らがいなくてはこのフェスは実現できませんでした。

夜はむっちゃんの紹介の割烹料理屋で五島料理を堪能。これまで、季節(特に冬限定)のせいで食べられなかった「かっとっぽ」という名物料理を出してくださるとのことで、大感激。かっとっぽというのは、サカナくんが頭にかぶっているハコフグのこと。このお腹を切り裂いて、なかから内臓と身を取り出し、玉ねぎと味噌であえて、お腹にまた詰めてからオーブンで焼くという漁師のたべもの。ハコフグは捕まえる瞬間に毒を外に吐き出すそうで、そのあと網で獲るので、もう毒はないそうです。これが本当にコクがあって、おいしいのです。あ、おいしいものばかりですみません(汗)。



このあと、夜更けまでGeorge Houseで盛り上がり、さらにクロアワビのバター焼きまでご馳走になって・・・・・ああああ、もう神の島というより、天国の島。あさっての演奏までにぶくぶくと太らないか、ただそれだけが心配です。ごちそうさまでした〜〜〜。幸せすぎてごめんなさい。














餃子パワー全開!@宇都宮Fellows

2016年05月11日 | 
「渡辺貞夫さんが出身の地なのに、貞夫さんが帰って演奏する場所がない、と嘆いているんです。宇都宮にも気軽に音楽家たちが交流できて、若手が育つ環境を作りたいんですよ。」

小山Fellowsのマスター、秋山さんが熱いジャズへの思いを持って、先月2号店を宇都宮に開くことができたそうです。

秋山さんとは三軒茶屋Whisperで今年の1月に知り合ったばかり。伊藤志宏pくんのファンでもあったので、どんなものか、偵察にいらしたのがきっかけで、すぐとのあとも東京のライブに2、3回顔を出してくださって・・・「新店舗でぜひ演奏してください。」ということになったのでした。

宇都宮といえば、30年くらい前に出演したことのある「Groovy」というお店があったよね〜、と話をすると、秋山さんが「そのお店、この上だったんですよ!もう15年ほど前になくなりましたが。」えええ〜〜〜〜!なんという偶然。いろいろと狭いジャズの世界ですから、こんなことは当たり前でしょうかw。それにしても嬉し懐かし。

新潟から直行し、お店でサウンドチェックを済ませたら、さっそく「宇都宮餃子」を堪能させていただきました。ドンキホーテの地下に餃子のお店がたくさんあって、好きなお店の餃子をいろいろと注文してテーブルについて食べるという素晴らしいシステムの餃子街。あいにく、一番のおすすめの「香蘭」がお休みで、有名な「みんみん」の餃子をあげ、焼き、水餃子と全て食べ尽くして・・・パワー全開。



Fellowsのハコの響が素晴らしいもので、かる〜く吹いても余韻が美しく響き渡ってとても演奏しやすかったです。やった〜〜〜!こういう音響の場所はもうリハーサルの段階からご機嫌。



東京から駆けつけてくれた追っかけファンのMちゃん以外は、みんな初めてのお客様たちばかりでしたが、1曲目からヤンヤの喝采。ノリノリのお客様ばかりで本当に楽しく演奏させていただきました。ありがとうございました〜〜〜!

また面白い企画をじゃんじゃんやって、宇都宮のジャズ人口をどんどん増やしていってほしいものです。秋山さんに心からエールを送ります!!

さあ、明日は朝からがんばって、神戸へ向かいます。五島のみんな、待っててね〜。

蔦の絡まる老舗Jazz Club@新潟Jazz Flash

2016年05月10日 | 
「なんだか、新潟っていい匂いがするんだよね。」運転しながら、RIOがつぶやいた。ふ〜ん、モスキート音が聞こえたり、若者は五感が敏感なのかな。



お昼は天童のおいしいそばやの「鳥中華」を再び食べにいき、そのまま新潟へまた南下の旅。天童、ありがとう!







本当に水田が美しくきらきらと輝いていて、のどかな田園風景が続くなか、途中に現れたのは今度は韓国村ではなく、「ちぐら」という道の駅。足湯があり、笹団子もおでんもなにもかもがやすくておいしいのには感動!





そして新潟に到着。Jazz Flash は今年で39年目だそう。新潟のJazz の老舗ですね。





優しいマスターと美しい女将が迎えてくださり、今日は結構女子率が高かったですw。

ベースとサックスのご夫婦がいらしていて、打ち上げでも大いに話に花が咲きました。




また、東京にもしょっちゅう聴きに行きます、というピアノを弾く女性など、音楽好きが大勢集まるこのお店もお店のツタがどんどんと成長するように、いつまでもがんばってほしい素敵なお店です。また来年!!!

演奏後には前回同様、大阪名物「串天」さん(ここは新潟ですが)で盛り上がる。このマスター、来年は佐賀県に帰ってお店を開くそう。ややこしいけれど、大阪の味を佐賀県で・・・・。おいしい串天(天ぷら)やネギ焼き、たっぷり堪能。また佐賀で見つけたら行きたい!

ということで、東北ツアー第一弾は無事終了。明日は宇都宮 Fellowsという新店舗でのライブになります。お近くの皆様、是非お越しくださいね。



おじさまたちのララバイ@天童らぐたいむ

2016年05月09日 | 
「ロマンスグレイの素敵なマスターに宜しくね。」

酒田市Lush Lifeのさっちゃんママより言伝をあずかって、美しい庄内平野をひた走り、最上川に沿って気持ちの良いドライブ。本日は快晴です。でも長袖はちょっと必要。途中に突然現れた道の駅は「韓国村」で、本格的なビビンパ定食をいただきました。すご〜い。







そして、さくらんぼの街、天童に到着。ロマンスグレーのマスター(天野さん)はいつもニコニコと温かく迎えてくださり、おいしいコーヒーをとりあえず一杯。落ち着くな〜、このお店。





TReSでここも2回目になりますが、むか〜し、天童ジャズフェスティバルで「Minga」をよんでくださったご縁もあって、その頃からずっとファンだった、というその頃は青年だった(?)常連客たちや地元のビックバンドでサックスを吹く若者などがたくさん来てくれ・・・本当にありがとうございました。

なかには「私はあなたの演奏は初めてだけど・・・と話をしていて「え?あのMingaの人なの?」なんていうおじさままで。天童ではMingaが意外と有名なのにびっくり。私のことは忘れてもMingaだけは覚えていたのですね。嬉しいなあ。また来年お会いしましょう!!!





明日は新潟Jazz Flash です。ここも素敵なマスターと可愛いママが迎えてくれます。新潟の皆様、お待ちしておりま〜す。








嵐のあとに。@酒田Lush Life

2016年05月08日 | ライブとミュージシャンたち
今日は朝からものすごい強い雨が降っていたのですが、お昼には止んで、酒田に到着したときにはすっかり晴れてました。ありがたや〜。





昨年に引き続き、2回目となる酒田市Lush Life。ここはさっちゃんママの人柄で他県からもファンが集う素敵なライブハウス。「月に1度しかライブはやっていないの。」

このお店を一度やってしまったミュージシャンたちはこぞって再演したがる人気のお店なのですが、なんせ、月1しかやらないので東京のミュージシャンたちもずいぶんと断られているそうです。もう一度このお店に来られてラッキーでした!

昨年も来てくださったお客様、仙台からわざわざ来てくれたお客様、本当にたくさんの方が待ってました!と歓迎してくれて、ミュージシャン冥利につきます。ありがとうございました。

さっちゃんママが手料理をいっぱい用意してくれるのもここの魅力の一つ。とくに今の時期は「孟宗汁」というたけのこと酒粕で作った汁が旬、ということで昨年同様美味しくいただきました。さらに、青森に行って今日のために買い込んできたの、とほたてやカニまで焼いてくださって・・・本当に美味しかったです。


酒粕入りの「孟宗汁」は酒田だけのものだそう。

さらに差し入れのおはぎが絶品。毎日こんなに甘い物のおいしいものが続くとアトピーが怖いけれど・・・・ああああ。




またまたおいしいものの話ばかりですみません(汗)。演奏も体調がだいぶよくなってきたのでこれからどんどん上向きになっていくこと間違いなし。

打ち上げの席で、「酒田甚句」を披露してくれた俥引きの青年(斎藤くん)も格好良かったな〜。またまた素敵な出会いに感謝。



明日は天童のらぐたいむ。楽しみにしてま〜す。


すべての武器を楽器に。再び(村上/楽屋)

2016年05月07日 | 
2016年 TReS ツアーがいよいよ始まりました。まずは新潟の高速のパーキングエリアで大好物の笹団子をゲット。これと「わかさいも」だけはアトピーになろうと、食べないわけにはいきませんw。






昨年、初めて行った東北ツアーの2回目。村上市の駅前にある、素敵なジャズのお店「楽屋」。入り口とトイレに「すべての武器を楽器に。」という素晴らしいステッカーが貼ってあります。いい言葉だな〜。





マスターの青山さんはとても料理が上手で、前回は「クスクス」を作ってくれて、今年は完全に和食。村上のお味噌汁、ふきのきんぴら・・と体にやさしい絶品味付けを堪能。演奏後にもおいしいシャケのおつまみなどをいただきました。ごちそうさま〜。



前回初めて演奏させてもらった時に、外国人が多いのでびっくりしたのですが、なんとここの青山さんの奥様がドイツ人。お友達でもあるイギリス&ブラジル系のカルメンと一緒にノリノリで盛り上がったのを未だに覚えています。

そして、昨年は里帰りでいなかったお隣の旅館をきりもりしている「米屋旅館」のおかみがブラジル人。彼女が今回はライブに来てくれて・・・ブラジル曲を多めに演奏したら大喜び。めちゃくちゃ意気投合。

楽屋の隣に旅館があるなんて、それだけでも最高なのに・・・。ご主人とスーザン(あだな)がご機嫌なかたたちだったので最高です。「来年はフェジョン(ブラジル料理)を作ってあげるから、前乗りしなさい!」とスーザン。いやはや、楽しい人たちばかりでした。

ありがとうございました。昨年来てくださったお客様も「また来年も絶対来てね。」

こうやって、つながっていくのが旅の楽しみの一つです。



明日は酒田のさっちゃんのお店、Lush Lifeです。こちらも手料理をいっぱい用意して待っていてくださるので楽しみ〜〜〜。って食べ物の話ばかりですみません(汗)。