minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

安城ジャズクラブ

2007年12月20日 | 
愛知県だけでツアーが組めるなんて、やはり豊かな県なんだなあ、とつくづく思う。今回初めてお邪魔した安城市も矢作のすぐお隣だったけど、70名以上のお客様が居酒屋に集結。

安城ジャズクラブという発足2年目のクラブに呼ばれて演奏させていただいたのですが、まだまだ「ジャズって何?」という人たちが沢山。演奏が始まってもカウンターで後ろ向いて「あの唐揚げさ~・・」などとワイワイと飲み屋の雰囲気が・・・(汗)。でもだんだん演奏していくうちに話し声も聴こえなくなり、最終的に大盛り上がり。そう、音楽って楽しいんだな~っていう事が確実に初めての人たちにも伝わって、観客と演奏者が一体化しました。めでたし、めでたし。

御陰様でCDも売れて、小畑さんも新澤君のCDも完売してしまいました。安城市も恐るべし。コロナの湯も最高!

大地の恵み~万歳!

2007年12月19日 | うまいもん関係
遂にツアー終了。東京に戻ってさっそく野菜づくしに舌鼓をうっています。

矢作最後の日、すっかりお世話になっていたS浦家の無農薬野菜畑に案内していただき、ねぎ、大根、人参、かぶ、水菜etc...を引っこ抜いてきました。自分で作物を収穫するのは殆ど初めて(なんてったって、私は「アロエも枯らす女」...)。

夜、自宅に楽器、荷物、野菜の山を運び込むと息子が「母ちゃんたちは一体何してきたんだ?」確かにこの野菜の山を見たら、ライブを終えたミュージシャンとは思えないですねw。

さっそく収穫したばかりのネギを刻んで、殺人唐辛子(飛騨からYさんが持ってきてくれたものですが、一本で十分)を刻み、スパゲティを夜中にゆでて和風ペペロンチーノ。そして今日はカレーと人参サラダ。S浦ママに教わったサラダです。生の人参を千切りにして、塩もみして、そこへツナ缶を投入。ツナ缶の残った油にお酢をいれてドレッシングに。それを人参とまぜあわせ、ゴマをふってサラダ菜と一緒に食べました!ごちそうさま~~!

我が家のおばあちゃんにもお野菜をお裾分けしたら、さっそく大きなさつまいもで大学芋を作ってくれて、デザートにみんなでむしゃむしゃ。姪っ子も来ていてぺろっと一本をたいらげてしまったのには驚き!

こんなおいしい野菜を丹精込めて作ってくれたおばあちゃん、ありがとう。

「素敵な演奏をありがとね。おかげで、わたしもまだまだ長生きできそうですよ。」

可愛い笑顔でぎゅっと手を握りしめてくれました。また来年御会いしましょうね。おばあちゃん、お元気で!

矢作中学生に乾杯!

2007年12月17日 | 
 矢作ジャズナイトの2回目。今回はカルメン・マキファンも重なって大入り満員大盛況。遠くからお越し下さったmingaファンの方々にも心から感謝いたします。

 いやあ、素晴らしい演奏でした。最初から期待でいっぱいのお客様たちのエネルギーがひしひしと伝わってきて...。3人の奥様たちがチームを組んで「矢作にも良い音楽を!」と立ち上がったコンサート。

「俺、いままでジャズって嫌いだったけど、今日来てはじめて好きになったよ。ありがとう!」と喜んで帰って行ったおじさん。沢山の人たちの笑顔につつまれて幸せな時間でした。マキさんの説得力ある歌と語りに涙している人たちも・・・。

 つの犬も前日の矢作中学でドラムワークショップを開催して、中学生たちとリズムで交流してくれ、子供達が恥ずかしそうに太鼓を叩いていたのだけど、最後は「何も決められていないし、譜面もないのにちゃんと音楽になるんで、とても楽しかった」という感想にほっとしたのであります。つの犬ありがとう!

 そしてなんといっても素晴らしかったのは矢作中のブラスバンドのみなさん。
今回は3曲、しかも前日に一度合わせただけなのに、見違えるように上手くなっていました。子供の進歩の早さにはいつも驚かされます。本番直前のリハーサルまでは譜面を一所懸命見て私の指揮しているのは横目で・・という感じでしたが、いざ本番になったら、前列のみんなは譜面台をとっぱらって、私の顔をしっかり見ているではありませんか!流石の私も、このときは目頭がじ~んと熱くなってしまって困りました。みんなが暗譜して演奏してくれるなんて...。この中の一人でも音楽家になってくれるといいな。

 最後の打ち上げには当然中学生は出席できませんでしたが、もっとゆっくり終わってから話をしたかったです。この場を借りて先生や生徒たちにお礼申し上げます。そして矢作ジャズナイト、来年も再来年も多くのミュージシャン達がかかわって続いていくでしょう。さらなる発展を!

感謝、満員御礼

2007年12月14日 | 
 やはり2日目は音がいい。サウンドチェックもばっちり。昨日と雲泥の差。長尾さんにはいつもお世話になりっばなしです。そして、雨まじりのお天気&平日にもかかわらず満員御礼、ありがとうございました!

今回もひさびさにお隣の「久富」で串カツと牛筋味噌煮込みをたらふく戴き大満足。愛知県は食べ物がおいしいので嬉しいな。隣で生ガキを注文するマキさん。あ~私も食べたかったけど、串カツ食べ過ぎてもうはいらないw!

そんなこんなで病院に行く時間はなかったので今朝行きます。喘息がやはり悪化。朝からぜいぜいして眠れません・・・(だから日記を書いてる)。家から持参したゆず茶でなんとかごまかしてはいるのですが・・・。毎日血がにじんでくる唇もこの際診てもらおうっと(遅すぎ?)。

音が良いとおのずとライブも熱がこもってくるし、演奏していても楽しいのであります。初っぱなから飛ばしっぱなしで、最後の方はみんなほろ酔いで気持ち良さそうだったなw。

「私は歌っているときが一番幸せなの。」
やはりマキさんの歌には説得力があり、歌姫の力を改めて思い知った夜でありました。
矢作に向かって増々楽しみになってきました。頑張るぞ~~~。






ない!ない!ない!!!

2007年12月13日 | 
 旅に出て早くもいろんなものを無くしている(のか忘れたのか)。一番大切な「お薬セット」これは喘息の薬やらポーチャイピルなどこまごまと袋に詰めて持ってこようと思っていたのにスーツケースをあけたら入っていなかった(汗)。息子に電話して探してもらったが家にもない!と断言されてしまう。ううう~~~どこに置いてしまったんだろう?という事で今日名古屋の病院に行く予定。保険証もないけど大丈夫かなあ?(まるでヤクチュウのようですw。)

 そして携帯がない。真っ赤な携帯が・・・。今日はこれからとことん探します。とほほ。(と、このブログを書いた5分後に携帯をラブリー向かいの喫茶店に忘れた事が判明し、無事取り戻す事ができました。お騒がせして本当にすみません!)

 いろんな事にてんぱってしまって心に余裕がないのだな。これはいかん、いかんと反省。昨日のラブリーも沢山のお客様が来て下さって嬉しかったです。ありがとうございました。マキさんのファンの方はみんな濃いですが,女性の憧れなんだな、とつくづく思った一夜でした。さあ、2日目も盛上がろう!(写真をアップできないのはアダプターを忘れてきたせいです)。

今日からmingaツアー@愛知県

2007年12月12日 | 家族の日常
昨日は矢作で中学生たちと第一回目のリハーサルがあるので家を朝9時に出発。

7時に起きたので息子と一緒に通学路を散歩。「朝通学するときに、銀杏の木があって朝日があたって綺麗なところがあるんだ。毎朝、あんまり綺麗なんで立ち止まって見ちゃうんだ。」と言ってたのを思い出したので一緒に写真をとりに向かったのだ。行ってみると・・・「あ、もうほとんど散ってる。もっと綺麗だったのに!」と息子は悔しそう。それでも屋根にこんもりとつもっている銀杏の葉っぱに朝日があたって美しかった。

今回は矢作の中学生10人とジョイントするために3曲アレンジしてきたのだが、Tbの譜面が教えられた書き方と違っていた事が判明。
私達が譜面を送って2ヶ月もたっているのに、誰も気がつかなかったなんて・・・・。

それにしても中学生たちは本当に優秀です。とくに間違ったキーで練習していたtbの女の子は私達が必死に譜面を移調していると「私も手伝います。」と一緒に移調してくれたり、あわてて書いた私の譜面が間違っていても(!)、自分で勘を働かせて直して演奏してくれたり・・・。音楽的にも人間的にも素晴らしい子供たちに感謝。

 キンバラのラテンののりを教え、最初は恥ずかしそうに声を出していたがだんだん素晴らしいハーモニーを聴かせてくれた。本番が楽しみです。

さて、ラブリーで2daysです。平日ですが、ぜひいらしてくださいね。(写真はのちほど)

露天にキース

2007年12月09日 | 家族の日常
 ようやく治りかけてきた唇が、演奏したらまた膿んで血が出て腫れてしまった...。この調子だと愛知ツアーでも大変だ!あと2日間はなるべくサックスを吹かないで、唇を休めるようにしようと思う。とほほ。

 さて、昨日は南足柄にできた「おんりーゆー」という温浴施設。風呂好きのアーティストとして(何だそりゃ?)お声がかかり、家族で行ってきた。11/20にできたばかりで、紅葉の山の中ゆったり過ごす異空間という素敵な温泉。

「癒し系の音楽をお願いします。」「わかりやすいジャズを!」よく、初めて行く場所で主催者に言われる事があるが「癒される」って一体何なのだろうか。私達がライブをやる、という事は「生きている証」のようなものであって、人を癒そうとか感動させようというおこがましい事を考えて演奏する事は一切ない。ライブを聴いた人たちがそれぞれいろんな感想を持つのは自由だと思うが、癒されたい人はライブよりも家でゆったりCDでも聴いていたいのではないかしらん。

 という訳で今日はできるだけ、おとなしめに普段めったにやらないスタンダードまで演奏をしたが、果たしてこれでいいのか?少し疑問が残る。BGMの生演奏っていうのなら、お願いだから、私達のプロフィールとかを載せないで!って感じ。もし次回演奏する事があったら、やはりいつも通りで演奏しようと心に誓った。そうじゃなくちゃ、こっちのほうが癒されない。とは言え、なんだかんだで2本吹きまでやってしまったのですが・・・w。

 演奏終了後にようやく温泉に入る。森の中にひっそりと佇む露天風呂にはキースジャレットのトリオがかかっていて・・・とてもお洒落。沢山の露天風呂を経験しましたが、露天にキースって意外にあうのねw。

 入浴の後はあくの強い関西系社長たちと夜中まで飲み明かし、仮眠をとって朝6時出発。いつも夕日は見るのだが、なかなか朝日は見られない。美しい紅葉と貴重な朝日、そして富士山も拝めて・・・やっぱり温泉はいいな~、温泉満喫の親子旅でありました。

買い物日和

2007年12月07日 | 家族の日常
 録音を終えて翌朝顔をみると・・・唇が腫れ上がっていた。ちょうどサックスを加えるあたりなので、微妙にずらしながら練習したけど、なんなんだ?緊張と疲れからくるストレス性のできものだろうか?外食が4日も続いたせいなのかな?録音中はろくなものを食べれなかったし。指も痛みがとれず、口はきれそう、それでも練習しなくてはいけない(涙)。

 食事だけはきちんとしよう、という事で昨日から主婦モードに切り替えてご飯作り(当たり前の事ですが)。昨日は牡蠣をバターで炒め、最後にあのおいしい朝日ポン酢をじゃっとかけ、もやし、タマネギをさっと塩こしょうで炒めた上にその牡蠣をのっけて、青ネギをふりかけただけの簡単料理。でもこれがとてもおいしかったです。ポン酢、大活躍!

 そして今日はカネ●ツのおばさまから届いた、無添加のおいしい練り物がたくさんあるのでおでんです。おでんって食べるのは大好きだけど、作るのはいろんな作業をちまちまやらなくてはいけないので時間がかかるし、面倒臭いのよね~、とぶつぶつ言いながらも買い出しにでかける。いいお天気だからなんだか嬉しい気分に。

 神様は女が買い物好きになるように創ったんだと思う。そうでなくちゃ、毎日こうしておかずの買い出しなどで、どこの大根が安いか、などと考えながらあっちのスーパー、こっちの八百屋、などとぐるぐる回ったりしない。2、3軒密集した買い物ゾーンが3カ所あって、今日はどのゾーンに行こうか、などと頭の中でくるくるとめまぐるしく計算しているのだ。面倒くさいけど、それが主婦。ま、私の場合は殆どが「この野菜は100円以上か、以下か」で判断していますがw。

 毎日家にいられる訳ではないから、野菜は大量に買う事ができません。だから、少量でいろいろと買いたい。そういう場合は99ショップが便利だな。ついつい忘れて大根150円なんて買ったあとに、あ~99ショップで半分のを買えばよかったじゃん、と後悔したり・・・、あ、どうでもいい事ですがw。

 おっ、牛筋が安くてよかった。ぎんなんもフライパンで煎ってカナヅチで叩いて割ってむいてから爪楊枝に刺して。大根は米のとぎ汁でゆでて・・・。あ~、ちくわぶがないじゃん。慌てて商店街に走る。おいしいおでんができますように。

 さて、明日はバレルハウスのSちゃんがブッキングマネジャーをやっている、足柄温泉「おんり~ゆ~」で息子と3人遊んできま~す。もちろん、Only youを演奏する予定?どんなお風呂か、楽しみだ。

必殺仕事人たち

2007年12月05日 | ライブとミュージシャンたち
 私も、自分で自分の首を絞めてしまった・・・・!

「サチサン、オソクナッテゴメンネ。チュウオウセンデ寝テシマッテ、立川マデ行ッチャッタ。」
このところ毎日1、2時間しか寝ていないワガンは、すっかり電車の中で熟睡しちゃったらしい。他のセネガル2人組はすでにセッティングしながら、太鼓を叩きまくって遊んでいた。スタジオ中に太鼓の音が大音量で響き渡る。「はいは~い、ちょっと~、静かにぃ~~!」と私が話す声なんぞ聞こえちゃいない。まるで幼稚園の先生になった気分。そこに遅れてワガンが登場。ふ~助かった。ワガンがいると、不思議なくらい統率がとれるセネガル隊。これでやっとレコーディングが開始できる。

 し、しかし、レコーディングのワガンはいつになく燃えていた...。テンポ130を最高目標で作った自分の曲が、レコーディングでは始まり(ワガンのソロ)から135でスタートしてたw。そしてノリノリセネガル隊はラストスパートとばかり、146のテンポに・・・・(汗)。あまりのグルーブの格好よさに、誰も「ちょっとテンポ速すぎじゃない?」なんて突っ込めない状態。こうして私が作曲したテーマが自分で吹けないという非常事態に。ひええ~~~~(涙)。家でこれからクリスマスまで猛練習しなくては。ネット麻雀なんかしている場合か!と自分に叱咤激励する。

 それにしても、未完成ながらここまで凄いとは思いませんでした(CD全体の事を自画自賛)。mingaの必殺仕事人たちに改めて拍手。この低予算の中でここまでやってくれるとは。1年かけてじっくり考えてきた事が予想以上に凄いものになったね、と<石橋を叩いて渡る>利樹も<石橋を叩かず渡って落っこちる>私も大満足。

 クリスマスに最終の細かい録音をすることになったけど、思いついた事があるので、ワガンとアブドゥにはもう一度スタジオに来てもらう事になった。よかった~、クリスマスなんて関係ね~!っていうモスリムで。TDはお正月あけで、リリースは3月頃になると思う。大河のジャケットも楽しみだわ。久々の快心のCDに乾杯!!!

 

 

祝!初レコーディング

2007年12月05日 | ライブとミュージシャンたち
 今日はmingaレコーディング3日目。昨日一日オフだったけど、朝までの録音疲れがまったくとれず、一日半死状態。そのまままた吉祥寺へ向かう。

 ギターの小畑師匠のソロを録り終わって、トロンボーンの北原君(東京スカパラダイスオーケストラ)が到着。一昨日の賑やかな、まるで動物園のようなスタジオが今日はとっても静かw。カメラマンの夏樹さんも駆けつけてくれて撮影もばっちり。いろいろと迷惑がかかるので、残念ながらこのブログに北原君の写真は載せられませんが...。

 そして、な、なんと遼介がバリトンサックスで一曲参加することに。学校の先生に断って中学のバリトンをお借りし、先に車でスタジオに運び込む。本人は学校が終わってそのまま池袋から吉祥寺まで学生服で向かっている。はじめてのお使いじゃないけれど、初めて一人で電車に乗るので、ホームなどで迷子にならないよう細かく指示w。途中で電話が入り「吉祥寺に到着した。」「おお~よく来れたね。」といそいそと駅まで迎えに行く父。

 初めてのスタジオで緊張するかと思いきや、ほとんど1テイクでオッケー。すごいじゃん、すごいじゃん、と褒めまくる。エンジニアのKさんも「いいね、いいね~。親子で競演なんて!俺も息子と競演したいなあ。」と羨ましいを連発w。

 帰り際に「このCDは息子さんが産まれる前だったんですね~。」とドイツのエンヤ(日本クラウン)から出たCD「226」を出して来たエンジニアのKさん。ななな、なんて懐かしいんだ~~~、と涙がちょちょぎれそうに・・・。そっか、このCDって、息子を産む前の録音を産んだあとにリリースしたものでした。解説の寒川さんの文章も今読むとおおお~、そんなに褒めてくれてたのね・・・しかし月日は経って今や、産んだ息子と競演かあ。

 終了後にヨドバシで音楽用のヘッドホンをギャラの代わりに買ってあげ、親ばか炸裂の一日が終了~~~。関係者のみなさま、ありがとうございま~す。あとは私の録音を残すのみです・・・(汗)。