minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

噺家と落語家の違い?

2007年01月06日 | 
 皆様、お元気ですか~?
私は台湾/南西諸島ニューイヤークルーズから横浜港に戻って来ました。横浜は凄~く寒くて、しかも大雨!でも、下船する暇もなく、次のクルーズ「伊勢志摩クルーズ」に出発です。お天気だといいんだけど・・・。息子と父は今頃尾瀬で楽しくスキーやってんだろうなあ。

 低気圧のせいで航海中はほとんど大揺れ、ダンスも中止で丸一日寝てしまった日もありました。結構船旅も楽じゃありません。インターネットも殆ど繋がらず、mixiなんて全く読めないし・・・。コメントも沢山ありがとうございます。お返事書けずにすみません。でもみなさんの暖かなメッセージでとっても勇気づけられています(謝謝)。

 船の図書室で夢枕獏さんの「すばる寄席」という本を読む。SWAという団体(プロレス系ではない)の話。神田山陽さんや春風亭昇太さんという今をときめく噺家、講釈師たちの集団(たったの5人)で新作落語を発表していくというもの。定期的に会も開いているようで、そこに獏さんも落語を書き下ろしで参戦。本も獏さんが一人づつに対して新作落語を書いているのだが、最後に彼らのオリジナルの作品が載っているのが面白かった。これは絶対聞きに行きたい!と思ったのであります。

 船に乗っていると、たいてい落語家の方が一人くらいエンターテイナーとして乗り合わせ、落語ファンの私はすぐにお友達になるのですが、今回の方は結構まじめそうな(?)方で夜食の時に「このケーキがおいしいですよ。」などとケーキ好きな落語家さん。桂歌丸師匠の弟子。彼も新作落語ばかりを普段やっているそうな。ちゃんと一席聞くチャンスを逃がしてしまったけど「噺家と落語家」の違いについて教えてもらった。

 昔むかし、関東の方では人情話、怪談話など泣かせたり怖がらせたりする話が中心だったので「噺家」と呼ばれ、関西(上方落語)では滑稽話中心、「落語家」と呼んでいた。それが乗り物の発達とともに、落語家同士が交流するようになって、次第にどちらの話も取り入れるようになっていき、噺家でも落語家でも同じ意味になっていく・・・ただし、落伍者とは呼ばないでね。というオチがついてました(苦笑)。

 あと3日の航海。今度はどんなエンターテイナーが乗ってくるのかな?楽しみ。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
違い (ばたやん)
2007-01-06 16:47:04
喋家と落語家、勉強になりました。
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あと3日って (ちゅうさん)
2007-01-06 18:23:58
港から陸に上がって休むまもなく新宿ですか。
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Unknown (ゆうちゃん)
2007-01-07 00:55:22
なるほど、そうだったんですね。
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