minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

気合い十分

2006年02月02日 | ライブとミュージシャンたち
 土砂降りの雨の中、吉祥寺サムタイムで久々に黒田京子さんと永田とのトリオ。今年から自分の中で一曲は新曲(スタンダード曲)を、と心に決め(遅すぎだけど)挑戦シリーズをやる事にした。黒田さんにも早めに入ってもらってサウンドチェック&リハーサル。私の新曲も一応やらせて頂く。サムタイムではなるべくスタンダードを演奏してほしい、と御願いされている関係でオリジナルは1セットにせいぜい1曲。しかも3セットも演奏しなくてはいけないので15曲はやることになる。これが結構体力的にも精神的にもきついのだ。かれこれ15年以上出ている店で、だいぶ慣れたつもりでも3セットとも全てが満足できる演奏になる事は殆どない。しかもレパートリーはそれほど増えないので新曲がないとミュージシャン同士で飽きて来たりする。これはいかん、と思い冒頭の約束を自分に課す事にしたのだ。でもやっぱりなんだかんだ言って私らの演奏はオリジナルをやっているときの方がのびのびしているのだけど。
 昔、某国営放送局で演奏したのがきっかけでまったく知らない秋田のお店に喚ばれ、カルテットで演奏しに行った事があったが、そのときも「なんせ、田舎なもんで知っている曲なんかを中心に解りやすいジャヅをやってくださいね(ジャズがなまってた)。」って言われ、オリジナルを1/3ほどまぜて演奏したら「オリズナルが一番よかった。」「んだんだ。」って言われたっけ・・・。それでもなんでもサムタイムではスタンダード曲をなるべく増やして行こう・・・と思う今日この頃。気合は十分、頑張るぞ~。京子ちゃん、よろしくおつきあいの程を。

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