minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

母の心、子知らず・・・

2009年04月11日 | 家族の日常
高校生活が始まって何が大変かって、お弁当作り。まだ始まったばかりなので、早く起きてせっせと美味しい弁当を作ってあげようと張り切っていたのだが・・・。

初日は「昼食が早かった(11時半)から全部食えなかった。」と言ってめずらしく残して来た。せっかくの春雨スープが手つかずのまま・・・。2日目「委員会が昼にあって、食べる暇がなかった。」:と夕方帰るまで全く弁当をあけていない状態。ひどい。せっかく作って暖かいまま食べれるようにと思って工夫しているのに。

暖かいまま、というのがポイント。そうです、高校に入ったらきっと今までのお弁当箱では足りないと思い、タイガーのポット型お弁当箱を購入したのだ。3段階に分かれ、スープも入れられる。こぼれないし、保温力が抜群。そう思ってせっせとみそ汁なんぞも入れてあげていたのに・・・。

「こんなおじさんみたいな大きな弁当箱、みんなと一緒に広げて食べるのが恥ずかしいんだよ。明日からしばらくはおにぎりとちょこっとおかず、みたいなのにしてくれ。」

そういう事だったのね・・・。なんとなく察してはいたけど(汗)。サラリーマンのおじさんが窓際でゆったりくつろいで食べるような大きな弁当箱が嫌だったのだ。ふん。せっかく高いのを奮発したのに。しばらくはサンドイッチとかおにぎりでいいよ、だって。とほほ。

「本当に高校って面白いのかなあ・・・?」

入学式終了後に息子がつぶやいた。初めてのクラスで前に座った男の子といきなりメール交換していたけど、やはり友人が誰もいない、一からの出発に戸惑いを感じていたようだ。まだまだ緊張で弁当を味わうどころではないようだ。

2日目からクラブ見学が始まり、吹奏楽を見学に行った息子は「やっべ~、超面白いよ。」って興奮気味に帰ってきた。何が面白いのか、と尋ねると先輩方がみんな優しくて面白い人たちらしい。よかったね~。

「夏に合宿もあって、片品村に行くんだってさ。オーストラリア留学は行かなくてもいいけど、俺はそっちに参加するよ。」片品と言えば仲間が沢山いるじゃん・・・ふふふ。じゃあ、その頃に合わせて私達のミュージックキャンプも一緒に行こうかしらんw。

コンクールはBクラスに出場しているが、個人練習ばかりであまり合奏はしないそうだ。「サックスのパートは殆どいないから、好きなのやっていいよ。ってバリトンもアルトも借りれそうだけど、誰も俺に教えてくれないんだ。」ちょっと不満そう。来週からは自分のやりたいエチュードなどを持って行き個人練習に励むようだ。がんばれ、青春はこれからだ!


追記:明日から3日間、新文芸坐で「Young@Heart」の上映があるそうです。見逃した方、ぜひぜひこの機会に観てください。お薦めの映画No1で~す。そして明日(日曜)はいよいよSteveがNYから来日。西新井カフェ・クレールに集まれ~~~~!