minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

フリーだあああ!

2008年11月08日 | 家族の日常
昨日は1年に1度の沖さんとのフリーセッション@国立No Trunks。日本のフリージャズを支えてきたオーナー村上氏が沖さんと面識がなかったなんて、ちょっと驚きでした。それにしても、またまた面白いオリジナルトランペットを持参して楽しませてくれた。年齢と共に音量は小さくなるけど、それに反比例した味わい深さ。スピード感もビーバップフレーズもまだまだ健在の沖さん。彼の人生がトランペットに乗移ったかのような演奏。まだまだ青いな、と感じる瞬間も多々ありました。「さっちゃん、フリーやらなあかんよ。」と最後に重い一言。はい!がんがんやりま~す。また来年!!

沖さんのハンドメイドのTP(後ろにもベルがあってバルブも真ん中に一つついている。ユーホのような低音がでるようだ?)

夜中に帰ると筑紫さんがお亡くなりになったというニュース。息子のTちゃんとはNY時代によく麻雀したり遊んだ仲。Tちゃんは当時まだ高校生で「カメラマンになるんだ!」とがんばって勉強していた。

[Double Rainbow]ではそんな彼に頼んで「コニーアイランドの観覧車を撮って」とか「ミュージシャン達の素顔を撮って」などと我が儘な注文に淡々と応じてくれた彼の写真が沢山使われている。お父様とは一度もお会いするチャンスがなかったけれど、筑紫家には何度か遊びに行かせていただいたので、本当にショックだった。特に肺ガンというのも・・・。心からご冥福をお祈りいたします。

そして今朝は早起きしてまたまた区営グランドへ。もう来る事はない、と思っていたのに「中学PTA連合親子ソフトボール大会」というのにブラバンの息子と友人が借り出され試合に出るというのでじっとしていられず、チャリンコを走らせた。朝から4試合というハードスケジュール。4試合目にはトシキも登場。親子が最初で最後のセンターと2塁間を守るという永田家にとっては大変貴重なショットをおさめ、結果は最下位のようだったが個人的には大満足。日本シリーズよりも楽しいなw。


今度はその足で新橋のヤクルトホールへ向かう。昨日、洋輔氏のマネジャーGから電話があり
「明日からのツアーの為に、今リハーサルをしていたのですが、セシルがアルコ(弓)を壊してしまって・・・貸してもらえるような人はいないでしょうか」

いつもお世話になりっぱなしのG氏のお願いだから、なんとかならない?とトシキに尋ねると「前に使っていたアルコなら貸してもいいよ。」という事で本番直前に届ける事になった。
「Oh! Works!!」と喜ぶセシル・マクビー(リハーサル風景)

20周年記念ツアーという事で山下洋輔NYトリオに大勢のファンが詰め掛けていた。フェローンも相変わらず真っ赤なモンゴル系ジャケットを着てしなやかに叩きまくっていた。紳士のセシルも1曲目からいきなりトシキのアルコをギコギコと使いまくってくれ(笑)、70代とは思えない若さ溢れるプレイを披露。山下さん、20周年本当におめでとうございます。これぞ、フリー!?長く続けるって大事ですよね!来年の226も宜しくお願いしま~~~す。

長い長い2日間だった・・・。そして明日はオープンで「One love for Darfur」のライブ付イベントです。私達の演奏は9時半くらいからの予定です。ボーカルの龍さんとジョイントです。お待ちしております。