ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

いよいよあと2日間。「ネコのミモロのクリスマス~京都案内写真展&クラフト展~」

2015-12-12 | イベント

ついに今週末で、2週間の会期を終了する「ネコのミモロのクリスマス~京都案内写真展&クラフト展~」。

「なんか、悲しくなってきちゃった~」とミモロ。
どんなことも、いつかは終わるもの…「わかってるけど、寂しい~」と、家に戻ると元気がないミモロです。

でも、たくさんの方々がミモロに会いに来てくださって、それは楽しいひととき…

             
たくさんの笑顔に出会うことができました。

ミモロを昔から、知っている方、また最近、ブログで知った方…京都にお住まいの方だけでなく、東京や岡山、滋賀、岐阜、神戸など、他府県からも、会いに来てくださった大勢の皆様…。

そして 小さなお友達も…

      

静かな時間に、じっとミモロの写真を見てくださる方…

いろいろな時間を、過ごしていただきました。

  

ミモロのブログを初めて、5年が経とうとしています。2011年の1月10日が、スタートです。この時は、まだミモロは、東京に暮らしていました。でも、最初の旅は、奈良・京都です。そして、神奈川、伊豆、東京などのスポットをいろいろリポートし始めていました。その頃のブログのアクセス数は、10から15で、ごく身近な友人くらいしか、見てくれませんでした。

転機となったのは、京都への引っ越しです。

2011年3月11日、東日本大震災の時、ミモロは、韓国ソウルに行っていたのです。その日は、仕事を終えて、帰国する日。金浦空港に到着して、チェックインをしようとしたとき、空港の様子がただならぬものであることがわかりました。多くの人々が所在なくいる空港の大型ビジョンには、津波のようすなど、「これが日本…?」まるで実感のない映像が、映し出されていたのです。結局、その日は帰国できず、2日後、日本に戻りました。 3月7日に日本を出発した時とは、まるで世の中が変わってしまった東京。恐ろしい地震の体験がないまま、まるで浦島太郎のような感じです。ただ、世の中、なにが起こるかわからない…そんな思いだけが、日に日に増してゆきました。
それなら、やってみたいことをしておこう…その時、ミモロと共に住んでみたかった京都にしばらく暮らそうと思ったのです。

それから約一か月後、ミモロと共に京都に暮らし始めました。仕事で、年に何回が訪れていた京都ですが、ほとんど親しい人はいません。寄る辺のない土地で、まずは、東山岡崎周辺や、京都の主な観光スポットを片っ端から回ることにしました。そしてしだいに、知り合いと呼べる方が増えていったのです。

それは、ミモロがいたから…インパクトの強いミモロは、必ず顔を覚えてもらえますから…。

さらに、知り合いのいない京都で、いままで、暮らせたのは、初めに住んだ東山岡崎、粟田地区の皆さんをはじめ、多くの取材先の方々が、ミモロを可愛がってくださったからなのです。

おそらくミモロなくしては、私は京都に暮らせなかったと思われます。

この5年間で、ミモロの写真展を、今回を含め4回。昨年は、東京の八重洲の「京都館」で開催しました。
京都の写真展では、2回目以降から、取材したクラフト作家さんたちにも参加いただく、イベントにしました。

東京にいた頃は、想像もしていなかった写真展などの開催。そして、こんなにも多くの方々に、来ていただけることが、信じられない心地であり、とてもありがたく思います。

5年…赤ちゃんだった知り合いの子供が、幼稚園の年長さんになっていました。ミモロは、毛並の乱れがひどくなった以外、全く変わらぬ姿です。でも、大きさは、変わらなくても、ミモロは、5年間で、確実に大きくなりました。ブログのアクセス数も、毎日2000ほどになり、一度は、見たことがあるという方は、何万人にもなっています。ホントにありがたいことです。


会場に来てくださる皆様が、ミモロを見て…「カワイイ~」と言ってくださいます。

大人の心にも、必ず、カワイイと感じる心は、いつまでもあるもの。
ミモロファンの多くは、大人の方…しかも、人生経験豊かな方が多いのです。
ミモロの行動や姿は、ある時は、自分の子供のころの思い出に重なり、また、子供や孫を思わせる…そんなお声を頂きます。

そう、カワイイと感じる心は、とても平和で、穏やかなもの…。
ミモロは、みんなの心を穏やかにするために、生まれてきたのだと…、
単に、私は、媒介なのだと…
私は、ミモロの蔭の声…つくづくミモロに動かされている気がします。

この5年間、ミモロは、人間の私ができないようなさまざまな経験をさせていただきました。
ある時は、剣鉾に縛り付けられ、差し上げられたり、神輿の上にのせられたり、金色に輝く弁財天のそばに立たせてもらったり、禅寺で修行したり、私が、ハラハラするような事ばかり…。きっとそのたびに、パワーが高まっているのかも…。

また、神紋入りの法被、総絞りの振り袖や正絹の袴など、私が持っていないものまで、作っていただきました。
5年で、増え続けるミモロの衣装。うらやましい限りです。

ミモロを撮影しているとき、ふと表情が変わる瞬間があるのです。
小さなボタンの目が、キラリを輝いたり、潤んできたり…。
命のないものにも、命がある…そう感じる瞬間です。

ミモロ、いったい、これから何がしたいの…?「う~よくわかんない~」とミモロ。

これからも、私は、ミモロに引っ張られて行くのでしょう。
ミモロ、お手柔らかに…「まぁね~」

本当に、多くの方のご来場…心からお礼申し上げます。
また、私が、不在のため、お目にかかれなかった方々に、お詫びと共に、ここで、お礼を申し上げます。

そして、今回のイベントに参加してくださったクラフト作家のみなさん。素敵な場所を貸してくださったギャラリーのオーナーさん。作品の製作、展示などをお手伝いくださったみなさん・・・本当にありがとうございます。

さぁ、明日は最終日…
「がんばらないとね~う~でも、次の日は~」。そう、写真展の後、お風呂と脱水機が待っているミモロです。


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ブログを見たら、金魚をクリックしてね~ミモロより
コメント (3)
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