michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護で 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

“集団同調性バイアス”…上手に使いたいもの   〔TV〕

2009-08-28 07:01:00 | Weblog


こういう風に、まるで実がいくつかくっついたようなのが、
そこここで見かけられるんです。
割と高い樹の上の方で。

これってなんでしょうかね・・・??


       


今週の『ためしてガッテン』は、面白かったです。
防災を、心理面の切り口で検証していく。 

<集団同調性バイアス>というんだそうです、
群集心理のようなものの一つでしょうか。


事例(1)、
  津波が来る!という警告がきて、
  海を見ると、潮が引いている。
  そこにウニがたくさん見えていて、 
  何人もが、そのウニを採っている。
  「みんながやってるから大丈夫だろう。」
  「自分も採らなきゃソン☆」
  となって、採ってしまう。危険と分かっているのに・・・。

事例(2)
  その町内会長さんがとった行動は、
    ▲自分自身が逃げる。
    ▲ごく少人数の仲間を作って逃げる。
  この様子を見て、住民は大挙避難した。



――こういうの、すごく良ぉく分かりました。

分かるというのは、
ちょっと飛躍しますけど、

デモに参加したときのことを想い出したからです。
ずいぶん昔のことですが。

学生運動の盛んな頃、
同級の友人が
「こんど、戦争反対のデモがあるのよ。
 こういうこと、意識を持って、当然でしょ☆」
と半ば強引に誘ってきたんです。
  
その頃、私は、社会や政治など、
ほとんど関心は無かったんです。

ところが、
デモ隊の行進の中に身をおくと、
周りは、なにやら大声で叫びながら
訴えている。

自分も だんだん‘その気’になってくる…。

この感覚は、不思議なものでした。

あれよあれよ…という感じで、自分自身が変わっていく。。

「これ、こわい☆」と感じたんです。

流されていく。
周りから自分が染められていく…。


それで、
それからは、デモに誘われても、
自分の本心からの行動にはならないと感じ、
断るようになりましたね。



(デモがいけないとかいうことじゃないですよ。
 参加の動機、中身の話です。)
コメント (4)
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