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息子から聞いた「日本人留学生の実態」~国際交流は長期海外旅行・・・なの?

2020-05-16 00:01:30 | 驚いた出来事
今週から息子の「オンライン授業」が始まりましたが、ほとんどが短い動画を見て簡単な問題を解いて終了・・・
体育は「ストレッチ」、家庭科は「玉結び」と、「オンライン授業」と言うよりは「お家バージョン授業」・・・

画面にクラス全員の顔が写り、それを見ながら先生が講義して・・・というものを勝手にイメージしていましたが、
まだまだ会社の会議のようにはいかないようです。

学校でも初めての「オンライン授業」で、各先生が何とか出来ることを工夫して手探りでやっている様子・・・
息子は3倍速で動画を見て1科目を休憩時間程度で終わらせ、余裕たっぷりにどうだ・・・と言う感じです。

これでは「オンライン授業」がやっと形になり始めた頃に、通常授業に戻るのかなという思いと共に、
ますます、来年からの「9月入学・進学」が検討されて、夏休み明けから仕切り直しになることを願っています。

ところで、「9月入学・進学」に変更した場合の利点の一つに「留学のしやすさ、受け入れやすさ」がありますが、
息子から聞いた「日本人留学生の実態」を知ると、こういう一面もあることを知っておく必要がありそうです。

以前ブログにも書いた、留学後4か月目に起きたプチトラブルの真相は、やはり相手の学生の問題行動でした。

「日本語で話して来るので抗議したら、SNSで非難された」と無関係の息子の日本の学校に通報された件ですが、
実体は真逆で、日本語で話しかけてくるその人に「英語を勉強しに来ているんだから英語で話そうよ」と言ったら、
機嫌を悪くして口を利かなくなり、その後疎遠になったとのこと・・・

同じく彼から日本の学校に通報された仲間がもう一人いたらしく、息子はその人から話を聞いていたようですが、
帰国後に私からその話を聞いて、自分もそうされていたことを知った息子はつくづく呆れていました。

地域や学校はばらけますが、同じ留学団体からカナダに留学した高校生仲間は31名・・・
その中でも真剣に留学している学生と、遊び感覚の道楽で留学している学生はほぼ半々に分かれるようです。

息子の学校では長期留学プログラム等がなく、自分で留学団体に申し込みその団体の選考を経て合格後に留学します。
試験・面接・作文などで英語力や目的意識をしっかりチェックされ、事前研修や毎月の提出課題もあります。

一方、学校に長期留学プログラムがあったり、留学が前提の「国際コース」のような学科がある学校もあります。
息子が言うには、そういうルートで留学する人の方が選考も簡単で、全体的に目的意識も低いとのこと・・・

あくまで傾向であって、本人次第ということも大きいのでそれだけで単純に比較するのは難しいのですが、
少なくとも、長期留学を長期海外旅行と勘違いしている優雅(?)な学生も相当数いることは確かなようです。

そういう学生は学校ではずっと日本人だけで固まって生活し、休日も日本人同士で集まって遊ぶことが多く、
ホームステイ先から現地のコーディネーターや受け入れ団体にクレームが入ることもちょくちょくあるようです。

息子の学校のように日本人が多いと固まりやすくなるため、息子は敢えてそういう場を離れるようにし、
体育館に行って一人でバスケをしている内に、現地の学生や他の国の留学生と親しくなっていったようです。

今は大学にも留学プログラムがたくさんあり、国際交流の機会は増える一方ですが、
中国を筆頭に他国からの留学生も多いため、日本人の評判が悪いと受け入れ枠が減らされることにもなります。

現に、カナダは西海岸を中心に裕福な中国人が大挙して自費留学しており、ある程度費用を上積みしないと、
日本人の受け入れ枠が確保出来なくなっていて、カナダへの交換留学を中止した団体も数多くあります。

それにしても、留学しやすい環境になったところで、今のコロナの状態が続けば一体どうなることやら・・・
まあ今は海外よりも、国内で・・・身近で・・・まずは行きたいところに自由に行けるようになりたい。

2020年5月15日


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