今週は、東京で観測史上最速の桜の開花。その4日後に横浜でも開花し、これから次々と開花していきますね。
LINEの画面にも桜が舞っている・・・
ただこれほど桜のニュースを聞いても気持ちが一向に浮かない春というのは、たぶん初めてかも・・・
現在息子の学校では、中3生のほとんどが参加する春休みを利用した2週間のオーストラリア研修を始め、
春休み中の全ての海外研修行事が中止になりました。
そして、今週は留学中の生徒11人の在籍するR組の保護者間LINEが連日深夜まで飛び交いました。
ちょうど今週を前後して春休みに入ると同時に、春休み期間延長の実質的な休校措置を取る国や州が多く、
春休みのツアーが中止になったとか、どこにも行けずお店も閉まってる、帰国後は2週間自宅待機になるかも・・・
最初はそのようなやり取りだったのですが、欧米でのウイルスの凄まじい勢いに1週間でまさかの急展開・・・
団体からは特にまだ今後のお知らせがないけど・・・などのやり取りしている最中に、
ある団体は突然HPで「全プログラム中止」が発表され、「えー!」と驚いている内に、メールでも中止の連絡が・・・
米国に留学している人が圧倒的に多く、米国の場合は感染者の多い州から順次帰国となるようです。
また、ドイツに留学中の家庭にも「プログラム中止で強制帰国」のメールが飛び込み、またもや「えー!」・・・
別の団体は、現時点で中止ではないものの「早期帰国を希望する人は自腹で」とのこと・・・
そして、また別の団体で留学する家庭にも「全プログラム中止で強制帰国」のメールが・・・
文部科学省が推奨する高校生の留学団体は5団体あり、ほとんどがそのいずれかから留学しているのですが、
次々にプログラム中止のアナウンスが・・・
当然、息子の団体からも手紙とメールが届きましたが、その内容は・・・
「原則中止を決定。尚、この状況下でも継続を強く希望する場合は、現地の受け入れ団体とホストファミリーの
同意が得られ、現在保持している帰国便が使えなくなった場合は、航空券の新規購入が条件」・・・とのこと
息子からは「俺は残ることを強く希望する」「今、日本よりもカナダの方が安全だという長文メールを出した」と・・・
何はともあれ、自分の思いを伝えるための猛アピールは息子の得意分野・・・
私としても、日本とカナダの感染者・死亡者の数に人口密度を考えると、現時点では日本の方がリスクが高く、
帰国予定の6月末時点ではどうなっているかは分からないけれど、やっぱり予定期間は全うしたい・・・
ホストファミリーや現地の受け入れ団体からも了解を得て、「継続希望」の連絡を入れ返事を待っていましたが、
今日、ついに留学団体から悲しいお知らせが・・・
「継続希望の連絡をいただいていたので何とかその方向で進めていたのですが、現地の受け入れ団体が、
今日『受け入れプログラム中止』と『全員帰国』を決断しました。本当に申し訳ありません。」
オオマイガー!万事休す!・・・と言って、こればかりは嘆いてもどうしようもありません。
残り3ヶ月を残して息子の留学は突然ブチ切れとなりました。
約8ヶ月ぶりに息子に会える嬉しさと留学期間を全うできなかった悔しさとで、なんとも複雑な心境・・・
それでも、冬出発で1月~2月に留学したばかりの人や、この夏に出発を予定している(していた)人もいる。
今は、世界中の多くの人が多かれ少なかれ被害を受け、辛い思いをしている人も大勢いる中で、
考えないといけないのは、積み残した3か月よりも収穫した8ヶ月への感謝・・・
最初は毒づいていた息子も、今はホストファミリーに何を残していこうか、お土産を何にしようかなどと考え始め、
相変わらずの気持ちの切り替えの速さにホッとしています。
2020年3月19日
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LINEの画面にも桜が舞っている・・・
ただこれほど桜のニュースを聞いても気持ちが一向に浮かない春というのは、たぶん初めてかも・・・
現在息子の学校では、中3生のほとんどが参加する春休みを利用した2週間のオーストラリア研修を始め、
春休み中の全ての海外研修行事が中止になりました。
そして、今週は留学中の生徒11人の在籍するR組の保護者間LINEが連日深夜まで飛び交いました。
ちょうど今週を前後して春休みに入ると同時に、春休み期間延長の実質的な休校措置を取る国や州が多く、
春休みのツアーが中止になったとか、どこにも行けずお店も閉まってる、帰国後は2週間自宅待機になるかも・・・
最初はそのようなやり取りだったのですが、欧米でのウイルスの凄まじい勢いに1週間でまさかの急展開・・・
団体からは特にまだ今後のお知らせがないけど・・・などのやり取りしている最中に、
ある団体は突然HPで「全プログラム中止」が発表され、「えー!」と驚いている内に、メールでも中止の連絡が・・・
米国に留学している人が圧倒的に多く、米国の場合は感染者の多い州から順次帰国となるようです。
また、ドイツに留学中の家庭にも「プログラム中止で強制帰国」のメールが飛び込み、またもや「えー!」・・・
別の団体は、現時点で中止ではないものの「早期帰国を希望する人は自腹で」とのこと・・・
そして、また別の団体で留学する家庭にも「全プログラム中止で強制帰国」のメールが・・・
文部科学省が推奨する高校生の留学団体は5団体あり、ほとんどがそのいずれかから留学しているのですが、
次々にプログラム中止のアナウンスが・・・
当然、息子の団体からも手紙とメールが届きましたが、その内容は・・・
「原則中止を決定。尚、この状況下でも継続を強く希望する場合は、現地の受け入れ団体とホストファミリーの
同意が得られ、現在保持している帰国便が使えなくなった場合は、航空券の新規購入が条件」・・・とのこと
息子からは「俺は残ることを強く希望する」「今、日本よりもカナダの方が安全だという長文メールを出した」と・・・
何はともあれ、自分の思いを伝えるための猛アピールは息子の得意分野・・・
私としても、日本とカナダの感染者・死亡者の数に人口密度を考えると、現時点では日本の方がリスクが高く、
帰国予定の6月末時点ではどうなっているかは分からないけれど、やっぱり予定期間は全うしたい・・・
ホストファミリーや現地の受け入れ団体からも了解を得て、「継続希望」の連絡を入れ返事を待っていましたが、
今日、ついに留学団体から悲しいお知らせが・・・
「継続希望の連絡をいただいていたので何とかその方向で進めていたのですが、現地の受け入れ団体が、
今日『受け入れプログラム中止』と『全員帰国』を決断しました。本当に申し訳ありません。」
オオマイガー!万事休す!・・・と言って、こればかりは嘆いてもどうしようもありません。
残り3ヶ月を残して息子の留学は突然ブチ切れとなりました。
約8ヶ月ぶりに息子に会える嬉しさと留学期間を全うできなかった悔しさとで、なんとも複雑な心境・・・
それでも、冬出発で1月~2月に留学したばかりの人や、この夏に出発を予定している(していた)人もいる。
今は、世界中の多くの人が多かれ少なかれ被害を受け、辛い思いをしている人も大勢いる中で、
考えないといけないのは、積み残した3か月よりも収穫した8ヶ月への感謝・・・
最初は毒づいていた息子も、今はホストファミリーに何を残していこうか、お土産を何にしようかなどと考え始め、
相変わらずの気持ちの切り替えの速さにホッとしています。
2020年3月19日
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