日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 今日はなんの日? (長居植物園画像) *

2006年10月30日 | 花や木



◆スパティフィラム 自信なし、誰か教えて下さい!

今日は『初恋の日』 初恋と言えば島崎藤村の詩。
明治29年(1896年)10月30日 『文学界』に初めて発表、46号「こひぐさ」の一編。
我が青春の頃、舟木一夫が藤村の『初恋』を歌ったが、いまだ彼の声が耳に残っている。

  『初恋』 

まだあげ初めし 前髪の 林檎のもとに 見えしとき
前にさしたる 花櫛の 花ある君と 思いけり

やさしく白き 手をのべて 林檎をわれに あたへしは
薄紅の 秋の実に 人こひ初めし はじめなり

わがこころなき ためいきの その髪の毛に かゝるとき
たのしき恋の 盃を 君が情に 酌みしかな

林檎畠の樹の下に おのづからなる細道は
誰が踏みそめしかたみぞと 問ひたまうこそこひしけれ



 初恋・・初めて人を恋する   恋・・ある異性にあこがれ、慕う気持ち

小学校は違った二人、中学に入学して同じクラスになった彼の席は私の隣。 
出席番号16番。 (以後私の幸運の数字となる。 足せば7、ラッキーセブン)

「みっちゃんのこと好きじゃゆうとるよ」 「なによん」 と言いながら、意識し初めると、話せば頬染め・・。
(タイプでもなかったのにぃ) そんな彼と一緒になってもう33年になるなぁ。
                                                          (写真と文は無関係!)




今日は石川県七尾市が制定した『香りの記念日』でもあるそうだ。
長居植物園には薔薇園もある。 花びらのきれいなのを選ぶのにはかなり苦労。
五月の薔薇が美しいが、香りと言えば薔薇かな。 

*花言葉 紅・・・・・・・愛情・熱烈な恋
       ピンク・・・・我が心・恋の誓い・君のみが知る・暖かい心
        白・・・・・・・純潔・私はあなたにふさわしい・尊敬
              黄・・・・・・・愛の告白 

ちなみに紅の蕾は”恋のためいき” 葉は”あきらめないで”だとか。

ミツバチが飛び交っている。 花から花へと。







それにしても、『初恋の日』と『香りの日』が同じ日だなんて、薔薇の花言葉を思えばいい感じ。

*白・・・私はあなたにふさわしい  
そんな大それた事など言えない。 その逆・・あなたは私にふさわしい・・そう言うことに。
白が清楚でいいな。 何色にも染まる白、あなたの色に染まりたい・・なんちゃって。
そんなあなたは何色?


* 静かな休日・・(長居植物園画像) *

2006年10月29日 | 雑感

長居植物園の”花と緑と自然の情報センターの二階の温室には、色々な観葉植物がおかれている。
ちょうど大輪の菊の展示会が開催されてあったので、どこかに移動されているのであろう。
種類が比較的少なかった。 菊の開花もまだ待っていると言う感あり。
とりあえず、目を奪われたひときわ鮮やかだった胡蝶蘭を撮る。



前から、横から斜めから・・。 まるでカメラマンのようにカシャカシャ。
コンデジと一眼で。



美しく気品のある姿ではある。 
しかし撮るアングルによってはやさしくも、冷ややかな表情にも見える。



きりっと衿を正すような、はっきりとくっきりとした花の一輪、一輪。
行儀良く列を乱さず並んだその姿には、仲の良い和を感じさせる。

人の和、家族の和。 この世がうまく行くにはやはり和。
聖徳太子も言っていた?  和をもって尊しとなす・・とか。



色々に見える表情の花の形に目を奪われながら、人も同じだなぁとシャッターを押しながら思う。
表情を少し変えるだけで、冷たく見えたり、やさしく見えたり。 
一見恐表のおっちゃんでも、笑ったら可愛いわぁ。 やっぱり笑顔が一番やわ。
母親は一家の太陽であるとか言う。



とても太陽のようには輝けないし、感情が表に出てしまうわたしではあるが、
孫達の純粋無垢な笑顔に癒され、学ぶ日々。

静かな休日だった。 それぞれに過ごした日曜。
さぁもうひとがんばり、溜まったアイロン掛けしようかな。
笑顔で、笑顔で。


* 週末木立の中を・・ *

2006年10月28日 | 花や木



ナンキンハゼ (多摩NT住人さんより) 
 (名札がありますみんな、でもそれを見る余裕も無かった私、後悔している)

夫が半ドンなので、アッシー君に。
と言っても本町まで。 そこから御堂筋線で長居公園まで(初めて一人電車で行った) 
まるで当たり前のように、夫に連れて行ってもらっていたことが今更ながら、有難いと思う。

木立の葉の間には、紅葉した葉がいっぱい顔を覗かせる。 
青い空は何度も見上げたけれど、木々まではあまり見あげることがなかったなぁ。
そんな心の余裕なかったのかな。

秋、秋、秋。 嬉しげに色づいている、キャー!なんて(もちろん心の中で)

しー!! 静かに・・ そおっと。

何気ない一枚の葉でも、秋の葉の色づきは魅力。 わくわくする位、私の心をとらえる。

あ・・、もっと居たいな。 こんなに紅く色づいているのに。



長居競技場から、若人の歓声が響きわたる。 少しどんよりとした空に。

葉っぱまで嬉しげに見える、なんだかなんだか。 

長居へ着いたのが9時半だった。 夫が迎えに来てくれるのが12時半。
この広い園内、3時間では回れないよ~。
来たぞとばかりに携帯がなる。 
(ありがとう、でも本当は居たい、まだ居たい) けど言えない。

杭全の美味しい中華屋さんで食事。 いっつも言う。 「家庭ではこんな味出えへんで」
家で中華料理した時も必ず言う。 「中華だけは、店の味出えへんな」憎らしい、すごく憎らしい。
一生夫に、そう言われ続けるんだろうか。 (子供たちは美味しいって言ってくれるのに、なんで)

そうだ今日、長女の彼にお礼にといただいたカメラを入れるカバン、初デビュー。
(夫もカメラが気になっていたので、とても喜んでくれている)
ちょっとかっこ良かった?  歩いた歩数、一万歩。


* 25日・その1・・(なばなの里・ベゴニア画像) *

2006年10月26日 | 雑感

朝、我が家仮設のお仏壇の前で、いつものようにお線香をあげ手を合わせた。
義父の遺影の前で目を閉じ、夫、長女、彼、息子、愛ちゃん、ひろと、次女、展くん、なつめ、顔描きながら。
夫の母、実家の母、なつめを産んだ病院で出合った知人の先天性の不治の病で入院していた
四ヶ月の赤ちゃん、みんなを思い描きながら手を合わせる、それが日課になっている。 
(昨日は一日ありがとうございました。 今日もよろしくお願いします)と。

最近は、姉の家族、妹たちの家族、ご縁のあった娘や息子のパートナーの家族の人たちの顔も思いながら、手を合わせる。

「毎朝、毎晩それぞれ子供ら五人の顔、一人一人頭に浮かべて仏さんに拝んどんよ」 
娘時代、田舎から上京した頃から良く聞かされていた母の言葉。
今でも言う、何かことあるごとに。
「おじいちゃんにお願いしとるけんね、子供や孫らを守ってやってつかーさいよ・・言うて」

お弁当作りの次女を待つ、まだ冷んやりとした空気のなかのリビング、座って目を閉じ手を合わせる、
私のゆったりと落ち着く、心静かなひととき。
母と同じことをしながら、しみじみと今まで守ってきてくれたことへの感謝が目から溢れそうになる。

今日は義父の月命日。 お酒が飲めなくて珈琲が唯一好きだった父へお決まりのデミタスカップで、
暑かった九月と違い、ホットにして供えた、ミルクもたっぷり目。



働いていた一年前までは、毎朝シャワーをしていたし、二人暮らしだった精もあって、
毎月25日は朝シャワーのあとバスタオルを巻いて、お仏壇の前で私は着替えていた。
「義父さん、ちょっとだけよ~」なんて年甲斐もなく。 
64歳にして亡くなった若き義父へのサービスに。(その頃は、ちらっと笑っているかのように見えた
義父の写真、今ならもうええで・・って言うかも、同居になって大分太めだし)



今日は実家の兄夫婦の真珠婚式、30周年である。 
事前に姉や妹たちと相談して、枯れない花、薔薇のブリザードフラワーを送った。
意外や義姉からお礼の電話があったお昼、兄がいる・・なぜ?
「こんなめでたい日に仕事なんかしとられんわい」有給をとって、花束を買って帰ったそうである。
母をみてもらっている義姉の為に、一日を共に過ごそうと言うのである、兄貴ご馳走さま。



今日25日、なつめは三ヶ月を迎えた。 日々順調に成長している。 
最近は夜もたっぷり寝て、昼間も一人遊びをする時間増え大分手がかからなくなった。
大きな声を出し、微笑み返しをするなつめを見ると、どうしても生まれた天神まつりの日、もしかして、
この世にいなかったかも・・そんな思いがよぎり、生まれて来てくれてありがとう・・そんな思いになる。
心配をかけた分、色々な人たちから愛情をいっぱいかけてもらっているような気がする。



合わせた手の中に込める思い。
「お母さん、今度は私も・・守るね」 


* 25日・その2 (なばなの里・ベゴニア画像)

2006年10月26日 | 雑感


25日にはまだおまけがある。
先週来から北陸旅行に行っていた長女&彼の帰阪と同時に金沢の近江市場から24日魚が届いた。
東尋坊や氷見・輪島や兼六園や・・(あ~いいな~)と時々入るメイルや電話を聞くたびに次女と言う。
家族で行ったのはもう二年前。
かんぱち、鯛、鯵、鯖、アサリ等など。 調理して長女分持って帰らせ、鯖寿司作ってから
愛ちゃんのところへ夫と次女で届けに行った、豆鯵の南蛮漬けや天ぷらも。



24日が愛ちゃんの妹さんの子供かずまくんが、満一歳の誕生日を迎え、宮崎県は高千穂の
ご主人のご両親から、初誕生用の小さな草鞋、ひろととなつめのも送ってくれたのでと、頂いて帰った。
あちらの方では、初誕生に踏み餅の上を草履を履かせて歩かせると言うならわしがあるようだ。

高千穂のご両親のメッセージより
一歳の誕生を迎えた元気な子供の成長を問うときに「餅を踏んだちゃろ-」と元気な子供の
褒め言葉になってます。 最近では誕生までに歩けなくても、元気に成長しますようにと
餅を踏ませている話も聞きます。付 草鞋は同窓生の作品です。 草履の大人物は戦中戦後は
日ごろの履き物としてつくりましたが、子供用は材料から厳選しているようです

元気に育つようにと将来を祝福するおすそわけ、来年の初誕生には使わせていただこう。 



ご両親には、かずまママのブログのコメントの中でしかお会いしたことないのに。
(いえ、思えばかずまママの沖縄の結婚式、息子が行けなくて愛ちゃんに加え、夫と娘たちも
嬉しげに旅行がてらと参加したから、お会いしているかな)



10月があと5日で終る。 
今月は多くの人との出会いがあった。 姉や兄、甥っ子夫婦が訪ねてきてくれた。
親友からの電話、友人や知人、言葉を交わした多くの人たち、それに加え頂きものも多かった。


あらゆるといわんばかりの秋の味覚やお野菜、スウィーツ等。 
愛ちゃんの実家からは丹精の新米。 愛ちゃんも(ひろとも)お手伝いしたお米。
実家から極早生の甘いみかん。 娘ばかりでなく、友人からも魚。 本当に海の幸山の幸、感謝。



このように多くの人との交わりが出来るのも、夫の思いの積み重ねあればこそ。
日頃、人との繋がりを大切にする夫のお陰。 (今頃クシャミしてるかな)



結婚記念日に息子夫婦や娘たちからもらった花籠も、涼しくなったお陰で今日まで持ちこたえた。
花たちのお陰で我が家が華やいだ。 世界最大級豪華客船、サファイア・プリンセスにも出合えた。
稲葉さんのライヴも久しぶり、みんなでピクニック、なばなの里へも連れて行ってもらったなぁ。 
彩画教室も復活だし。 子どもや孫のことで離れていた事がらに、再会することが出来た。


思えば中味の濃い充実の10月だったように思う。
いえ、まだ終ってはいない。 『九分を持って半ばとせよ』 残る日々、気を抜いてはいけない。
ちょっと悲しい出来事もあったのだから(夫には内緒だけど)
さぁ、今月の終わりの章。 時を大切にしながら、笑顔で行こう。 

カメラバッグもいただいたなぁ、カメラ機能も使いこなせないのに。 いつデビューさせようか。