日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 霜月の終わり 夫が〆る *

2012年11月30日 | 健康


3日前からアルコールバツ、繊維質の食べ物バツとかのお達し、普通(ええねんええねん)とか結構アバウトな夫がピタっと飲まずにいるから不思議。
前日の朝食は普通に軽く、お昼はゼリー状のもの。 おなかがすいたらとビスコ5、6枚。
夕食はおかゆとたまごのレトルト、お味噌汁だった。 7時までに済ませ、8時に下剤。
明日の大腸がん内視鏡に向けての準備。

8時半検査の為入院。  
私の場合検査の様子や結果をモニターで見ながら説明を聞いて、見つかったので検査後担当の先生と相談、そして手術日を決めた。 
行きつけの診療所で紹介状をもらう時、夫が家に近いクリニックを選んだ。 専門的分野なのだ。
ここでは検査で見つかれば、その場で摘出すると言っていた。 
検査までに2リットルの下剤を小刻みに飲んで行くので、おトイレのある個室だった。  個室と言う時点で、(とる気やな・・)と思ったらしい。
朝家を出るとき「しっかりモニター見ときよ」って見送った。  お昼に、2時からだと電話がある。 

4時になっても電話無いし、出ないし・・(ポリープ見つかったんや・・) 保育園のお迎え帰りに次女が寄ってくれた。
やっと5時頃電話が通じた。
「とったの?」 「とったと思うで」 「思うでって・・」 「あ、今から説明聞きに来てやて」
6時頃帰って来た。 

「何もなかったんやて」 ちょっと嬉しそうに言った。
なんかはっきりしないから、てっきりあったのだと思っていた。 まぁ、ポリープが見つかっても小さいだろうからとればいいんだけど。 
「大きいなぁとか途中で言っているのが聞こえたから、てっきり悪性のものでも出来てるのかと一瞬びびったわ」

それでも心配したわ、香港にいる長女も心配して電話してくれた。 
解放された夫は、今夜はビールにワインに・・まぁお疲れさまでしたと言う事で。
ポリープとっていたら当分アルコールも駄目だし、食事にも気をつけなくてはならないし・・守ってくれるかなぁとそっちを案じていた。
大腸がん検査で陽性が出たから内視鏡となったが、見てもらってきれいだと分かってかえって安心出来た。
内心びびっていたらしい夫の方が、もっと安心したに違いない。
 
今月は神戸へ毎週行っているし、後半を過ぎて体調崩したり、ぎっくり腰もどきになったり、慌ただしい月になった。
でもまぁ歩けるし、ものも言えるし。  
霜月月の初めどんな目標を立てただろう。 見て見たら生活時間の見直しとある。 夫が出ていたたとウォーキング。
そのことさえ忘れている。  出来る時間に歩くし、考えることも多く守れないこともいっぱいあった。
でもとにかく1ヶ月は無事に。

月の終わりは大黒柱、夫の検査入院が〆た。


* ふるさとのみかんが届いた *

2012年11月29日 | 雑感

 

12/6
みくさま ハッピーバースデー      
                         
いつも口紅をつけて おしゃれしてや~
つけるたびに T美を思ってや~    

朝届いたおみかんとレモンの上に、ぽんとおかれていた封筒には、こう書いてあった。
3人娘の1人である。 U子は20日、T美は23日。
”してや~”なんて、彼女らしい書き方だったが 最後の一行は彼女らしくないような気がした。 
あまり人に弱みを見せるような彼女では無い気がするから。。
その言葉を見た時に、同居していた自分のお母さんが4月他界した。  
まっとうされた人生だったが、やはり昼間ひとりいる家は広く寂しいのであろう。 特に秋には。
ご主人の名前で送られてきた。  やさしい仏さまのようなご主人さまの名前で。
そのことも、母親が亡くなっていっそうご主人のやさしさや存在そのものを感謝で再認識した現れのようだった。

義父さんの写真にひとつお供えした  義父さんはおみかん好きだったのかなぁと思いながら
私もひとついただいて そして電話をしようと思った
ふるさとから車に乗って運ばれてきたおみかんは ひんやりと冷たかった
口に含む前に もう期待している 糖度の高い濃厚な味を
やっぱり・・やっぱりな味
夏に家を訪ねた時の 彼女の顔が浮かんだ  寡黙なやさしいご主人の顔が浮かんだ
もう会えなくなったおばさんの笑顔が浮かんだ
ありがたいな~  おいしいな~ 
濃厚な味 もう娘たちは良く知っていて 我が家で人気な命名さえしている”T美ちゃんのみかん”
誕生日前に届く ふるさとの味の定期便

彼女の家はおみかんは作っていない。 レモンだけ。  島はレモンの生産日本一。
そのレモンをちぎってお昼ごはんに帰ったところだった。
今年はみかんが少ないらしい。 「やっと手に入れた第一便よ」と言っていた。
それにしても直接生産者から買うのに そこのみかんはいつも甘い 濃厚なのだ
(きっと仲の良いご夫婦、ご家族で作っているに違いないのだ) 
そう思っている。

「上等な口紅やん」 「そうやで、みくには紅筆もらったの毎日使ってるので、お返しに」
3年前栄養士さんを定年退職したとき、考えて考えてパールのついたミキモトさんの紅筆を贈った。
「大事に使ってるよ」 電話をしたときは必ずそれを言ってくれる。 そうか毎日私を思い出してくれてるんや。

いいもんだね、同級生。  いいもんだね。  もう30年以上忘れずに届く 彼女からのみかん
「年末までにもう一回送ってあげる、お正月用に!」 「お互いに身体に気をつけてがんばろうね
「言うとくけど、おみかんは朝が一番、朝ひとつそしてお昼にひとつ、夜はやめときんさい、夜みかん食べ過ぎると太るよ」



* 同病相哀れむ *

2012年11月27日 | 健康

 



 
11月22日はいい夫婦の日だった。  早朝のラジオからはリスナーさんの仲の良い夫婦の投書が次々と読まれていた。
私にはいい夫婦なんてこそばゆくて、敢えて2人の話題にはしなかった。
夫婦仲、良くもなく悪くもなくの39年。 なんて言ったら、後ろから歩いて来る子供たちに、悪いかな。

ただ、唯一仲が良いのは、2人して腰痛。 湿布の貼りあい、カイロ貼り、それに膝サポーター。
夫は仕事上どうしても無理をするのでこたえているいるようだ。  長時間椅子に座っていること、物を持っての中腰も良くない。
リハビリに行っているが・・。
私も日曜の朝ぎっくり腰もどきになって以来・・充分ではない。
パソコンの前に長くは座っておれない。  長く座っていていざ立とうとするとちゃんと立てないばかりか、すぐには歩けない。

今年の初めから歩行困難に見舞われた、脊柱管狭窄症で。  腰への違和感に、あの時の恐怖が甦り警戒しているこの頃である。
しびれがじわじわ・・、腰の痛み、思い出して夫とカイロをするようになった。  それに膝をかかえる、まる曲げ運動。
ゆいちゃんの子守をしながら3ヶ月、リハビリ、注射、投薬をしながら無事1年間の子守を終えた。

ぎっくり腰もどきになってから、一生懸命ウォーキング出来ないのでその辺は臨機応変テキトーにしている。
備えあれば・・ずっと付き合って行くと思う腰痛と膝、出来る努力をしながら

TVで旅番組や紅葉情報に見とれながら、「今年は紅葉無理やなぁ」「こんな年もあるわ」それが今年の我が家と言うことだし」 
「まさか2人とも腰と膝があかんて、まさかこんな暮れを迎えようとは、治さないと何処へも行けんようになる」等と語る秋の夜長。
「季節は巡って来るんだし・・来年はきっと行ける、行こうよ」等と話していたらメールの着信音。

宝塚にいる夫方の姪っ子の結婚2周年だった。  今年は葉書が出せずにいて、お祝いのデコメールをしたのだ。

夫に聞かせる為に、声を出して読んだ。

「結婚2周年を迎えました~ 今日は2人で美味しいものを食べてお祝いしてました  

 変わらず仲良く暮らしています お祝いメールありがとうございました」 

うん、うん、嬉しいね~こう言うの。  


* がんばらない *

2012年11月26日 | 雑感


お医者さまで、作家でもある私の好きな鎌田實さんの笑顔が入った写真の広告が載っていた。
残しておこうと思って切り取ったので書いて見た。

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がんばらない。 がんばりすぎないのが、いいんです。

からだの衰えや、病気、それにまつわる介護。
誰にでもやってくるものだからこそ、
すべてを前向きにとらえた方がいいと思うのです。

シニアになっても、自由に外に出かけたい。
介護する人、される人になっても、
笑顔を忘れずにいたい。

そんな毎日を実現させるコツは、
「がんばりすぎない」こと。

人やモノに頼ったり、
ちょっとした工夫をすることで、
からだや心の負担は、ずいぶん軽くなるものです。

自分らしく、豊かな人生を楽しめるように、
肩の力を抜いた「がんばらない」生き方。

もういちど、考えてみませんか。   
              
エールのントの広告より転載。

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これは「がんばらない介護生活」を応援するメーカーさんの広告にあった言葉。
大切な言葉であろうと思う。
誰もがそんなに強くはないけど、でも対処して行かなくてはならないときには、
やはりこのような思いは大事かと。

東北の人たちに「がんばって」と言うのは酷だ、充分にがんばっているのにとかを良く聞いた。
すでに日々病気と闘いがんばっている人に、更にがんばってと声をかけるのはためらいがある。

しかし・・人によって事がらによって、場合によっては「がんばって」は励ましのかけ声になる。
母は電話の後必ず「がんばろうで」を言う。 がんばりんさい、母さんもがんばるけぇ。
私も良く言う「がんばろうね」 それは人に言いつつ、私もがんばるよの思い。 
自分にも言う(がんばろう)と心の中で。
昔からがんばろう・・の言葉は好きだった。 自分に言い聞かせられる自分だった気がする。  

でもいつか、この広告のようにがんばりすぎないを、言い聞かせることがあるかも知れない。

先日、することが溜まって行くことを(しなければ!)と焦り愚痴のように夫に話したとき、
「そんなにがんばらんでもええやん、肩の力抜きいいや」と言われた。


* 大阪マラソン *

2012年11月25日 | スポーツ一般


ギク!!

朝、やっとおなかが落ち着いたかなと昨日とりあえずと取り込んでいた洗濯ものをたたんで、また籠に入れて持ち上げようとしたとき
腰に激痛が走った。  すっと立てない。 軽い籠が持ちあげられない。 

oh my God!!

這いつくばりながら、階段をあがり寝ている夫に「あかん、ぎっくり腰になったわ」と告げた。 
それは大阪マラソンには行けない、横になっておきたいから次女と行って。 それを知らせる為に言ったのだった。

起きて来た夫の目の前で腰を曲げ、あちこちにつかまりながら朝食を準備する私に、
「車に乗っとけばいいやん。 乗っといて」 そう言ったのでカチンときた。  
「何言ってんの、行かれへんやん」 と言うのに、「乗っといたらええだけやん」と言う。
人の気も知らないで簡単に言うものだから、ちょっと腹がたった。

次女に時間を電話した時、「行けるん?」と言われたが、「もめるのも嫌だし、行くわ」
交通規制で大正の方の駐車場に車を止めた。 (乗っとけ言うてたんと違うん?)
目的の場所へはかなりある。 自分だって腰悪いのに。  
なつめが心配して私と一緒に歩いてくれた。


TVカメラが入る地点 ここで皆さんカメラ目線でニコ!

息子一家と合流
展君が会社からボランティア協力の責任者で、朝7時半からあちこちの設営、あと沿道に立っている場所で声援を送る。
愛ちゃんが来年走ろうかなとか言っていた。  みんなの走っているのを見たら、走って見たくなるのは分かる。

                              

 

 10時半、この辺はもうかたまっている。 私は道路に座って応援、カメラ。

かぶりものの人は大変だろうが、目立つし見ていて楽しい。
孫たちは大喜び。 次々と「パンダさかんガンバッテ~!」 「どらえもんガンバッテ~!」 かわいい黄色い声援に手を振ってこあててくれる。

息子一家は買い物に出かけるので、12時半別れて フィニッシュ地点、南港へ場所移動。
南港は埋め立てで出来た街、建物、街路樹、美しい街。  マラソンをする人たちも、紅葉の中で気持ちが良かったに違いない。

家にいた方が良かったのか・・やっぱり大阪まで走りに来てくれている事を思うと、一市民として沿道から声援が送れたことに安堵の思いだった。 
みなさん、本当にお疲れさまでした。