日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 転院 *

2014年05月13日 | 海遊館にて

 先日5日に見舞ったとき、「みくちゃん、カレンダーが欲しいねん、何もないから何日か分からんようになるんやわ」
そう言われたのでメモにしっかりと書いておいた。

今日は転院の由、午前10時半出発と看護士さんが言っていたが、清算とかあるので甥っ子さんがこられるので午前は、はずした。
が、男性・・荷物などどんな風においているか、前も手に取りやすい所へおいていた入院時に持ってきた化粧水とか、
ポーチにしまいこんで夫人はないから買ってきてと言ったし、細かいことには気づかれないので、気になり午後行った。
夫人もきっと転院初日は不安だろうと思うから。

3度電車を乗り継いでいた日赤の時とは違い、遠くはなるが地下鉄で九条で阪神線に乗り換え尼崎で特急に乗り換え元町まで2度で済む。
病院もネットで検索、今は衛星のストリートビューで病院が見られるし、大の方向音痴の私でも下調べができて有難い。
今度は駅から近いので、膝の悪い私にはとても嬉しい転院である。
それに夫人は大阪で働く前は元町で働いていたこともあって、知っている土地なのだ。 気持ちが違うと思うと、これは幸運と思えた。 

 午前、2軒の100均に行ったが、カレンダーはなかった。 ついこの間まであったのに。
急いでパソコンの無料作成のサイトで作った。 A4の写真紙に印刷。
夫人の家の冷蔵庫のものとか処理に行ったとき、住宅の花壇に咲いていた真っ赤なポピーを撮った。
それを用紙半分にレイアウトして、5月の分だけ作った。 6月までは長い印象なので、5月の終わりにまた作ろう。

前は4人部屋の廊下側だったが、6人部屋の真ん中・・ちょっと気使いがある。
汗がひかない私を夫人は「そないに暑いの?」と笑った。 
案の定・・荷物がや道具が手元に不自由な場所にあったりして、来てよかったと思った。
まさか私が転院の日来るんなんて思ってもいなかったようだ。 

「シー!」と指を口に当て、買ってきた巻きずし・・2人で食べた。 病院で置いておいてくれた食事は冷めていたし食べなかったらしい。
郵便受けの鍵を預かっていたので勝手に取りに行って持ってきていたので、ひとつづつ開封して読んでいらないもの処分。
「濡れおかき美味しいなぁ、あれいいわ」前に要求するが如く言っていたのでふた袋買ってきていた。
ベッド横になっていてもとれる、内緒の袋に入れてあげた。
「分からないように食べてよ」
日赤と一緒で、この病院もTVも冷蔵庫もカード。 夫人にはその管理ができないので、一日退屈されるだろうなぁ。

夫から「今日は麻雀」と電話が入った。 小さな声で「麻雀ですって、だからもう少しおるわね」
帰るときには手をとり「また来てや、また来てや」を連発された。

帰りは元町から特急で、(早い!)尼崎で各停に乗り換えた。 あれれれ・・こんなに駅あったっけ!?
尼で電話したら九条へ迎えに行くね言われ、電話したのに、またまたキャー!! 梅田まで行ってしまった!!
尼崎で各停!と思ったが、奈良線へ乗らないといけないのだった。
引き返すとまた間違ってはと、「梅田まで行くから、阪神百貨店でお弁当でも買って待ってて」
こんな時の対処、長女には本当に感謝。

今日の失敗は新たな病院へ今度から行くときでも、絶対に帰り乗り間違えることはないであろう。
本当に電車の乗り換えとか、うとい私。 いつもアッシー君にいかにたよって いることか。
そのアッシー君もいい加減なものだけど、迷っても歩かなくて良いわけで・・。

 カレンダー、ベランダの下の花壇の花と言う事で、とても喜んでくれた。
6月は一昨年、食事の後神戸製鋼の施設を見学したとき、庭の紫陽花の前で一緒に撮った写真、それにしよう!


* 通夜 *

2014年04月17日 | 海遊館にて

友人のご主人さまが、亡くなられた。

奥さまとは、五つ違い。
ここ一年病気で入退院を繰り返していたが、家が良いと今年になって家で奥さまが介護されていた。
人さまには話さないと言う奥さま、私は折に触れ話を聞きながら胸いっぱいのご苦労・・
私だけが聞いていていいのだろうかと時々考えたりした。 

家族葬だが、親しくしていた友達と一緒に通夜に参列した。
前の家の近所だったのでお子達も知っていたが、久しく会っていないので四人の子供さんの姿を見て驚いた。
野球で甲子園へ行ったりの三人の息子さんと、離れてできた一番下の娘さん。 一つ年上の次女と娘さんは子供の頃、良く遊んだ。
奥さまは、娘がいい子であるのも次女さんのお陰・・と良く言ってくれていた。

焼香の時に家族が並んで参列者にお礼の挨拶をするとき、立派に成長された三人の息子さんの姿はとても頼もしく思えた。
息子さんたちの頼もしさと、母親を気遣う娘さん、四人ともとても優しい性格なのを知っているので、救われる思いだった。。

寂しくはあるだろうが、四人の子供さんたちは、きっと母親を助けるし彼女も大事にされながら過ごされるに違いない。
子供はかけがえのない財産だなぁ・・しみじみと思った。
悲しみをこらえ、母親を労わるその様子に、良かった・・大丈夫・・きっと。
そんなことを思いながら遺影をみつめていた通夜。

遺影の御主人さまは穏やかでとてもいい笑顔だった。
息子さん所に出来た初孫さんの、お食い初めのお祝いの席での写真なのよと後から聞いた。

いつか迎えるであろうこんな時が・・・若くもない今、ふとそんなことを思わぬこともない。


* 2日、海遊館年間パスポート *

2013年01月02日 | 海遊館にて


年賀状を出しに出るのに、ご近所さんに会ったら新年の挨拶しないといけないので、一応お化粧をした。
誰にも会わなかった、こんなもん。 スッピンの時に限ってご近所さんや知った人に会うんだから。

出たついでにメモの4つ目、自転車で海遊館へ向かった。 
強風注意報が出ているので、風が強い。  このところ足や膝の具合が良くないのでバスにすれば良かったと思った。
夫からの誕生日プレゼントのもうひとつ、海遊館の年間パス、ネットで申し込みをしたものの、まだカードを作っていない。
1ケ月損をしたかな。 何もこんなお正月に・・だが、1人の時間なのでこんな時だから出かけたのだ。

案の定海遊館はお正月とあって入場も行列で大勢の家族連れやカップル、観光客が多くやはり失敗だったかなと思った。
前に行くのもままならない。  後悔したが、今年はこの年間パスを利用して行く時は歩いて行こう、そうしようと思った。

今回で3回目、と言ってももう13年も前のこと。  
エスカレーターで一気に上まであがって、後はらせん状に降りながら見て歩くと言う、巨大水槽。

何度足を運べるか分からないが、今年は自然や花と共に、海遊館の海の生き物たちをアップして行こう。

マンネリ化した写真、ちょうどいい具合かも知れない。 ↓ お気に入り。

今日は、案内のプレートを読むのはパス、人気の場所は写真もままならないので、閑散期を狙おう。
そのうち、これは何・・って説明を入れられるかも知れないし、こんな場所での写真の撮り方も工夫しながら
楽しもうかと思っている。

クラゲ・・きれいだった。  
没写真もいっぱい。  思うようには撮れない。 



それでも1時間ほどいただろうか。
相変わらず風が強く、ぱらぱらと雨が降っていたが、帰り5つ目の明日の買い物・・をして帰った。
玄関に入って、「ただいま」と声を出して、夜ご飯も「いただきます」と言って食べた。

大晦日神戸の夫人に電話をしたとき、「私も1人なので、お昼すきやきでもして食べましょう」と言ってあった。 
「1人で外に出なかったらひと言もしゃべらへんから、気が変になりそうな時がある」
前にそう言った夫人の気持ちが、夫が香港へ行ったお陰で、ほんの少しだけ分かるような気がした。  
私は電話出来るし、子供たちからもかかるし、会える距離だし本当の夫人の寂しさなどは分からないが。
お正月1人で過ごすには寂しいであろう、家にいては申し訳ない気がして会う事にしたのだ。

電話を入れたら「ごめんなぁ、悪いけど楽しみに待ってるわ」と言われた。
長い電話での話し、また明日同じ事を聞くのだろうなと、1人笑いしながら2日の記事をアップしていた。

夜、次女が「電車で行けるの? 送って行ったげようか」と電話をくれた。 
カセットコンロや材料、衣類、お菓子を持って行くのだが、正直足が無理かもと思い甘えることにした。 

パソコンのデスクトップは海遊館のHPでもらったエイの壁紙だったが、今日撮ったペンギンに変えた。
家に帰って年間パスのカードを見たら、来年の1月1日までとなっていた。 ラッキー!