日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 顔に似合わない・・花 *

2009年02月08日 | お絵かきツール


   昔から、山間部へ仕事で出かけたときは必ずと言っていいほど草花を持って帰っていた夫。
   「ほれ」 と、照れなのかどうなのか、ちょっと無造作に、だけどちょっと笑顔で渡してくれた。
   道の駅で花の苗を買ってきてくれたこともある。 「安かってん」とか言いながら。
   私が屋上で花を楽しんでいることは知っているが、屋上へ見にあがることはないくせに。
   だからあんまりきれいに咲いている時、有難うの意味を込め「見て!」と無理やり引っ張って見せることはある。

   昨年の夏、部屋が3階から花を育てている4階へ変わってから、珍しい八房朝顔が咲いているのを
   夫も楽しんだりするようになった。 「水をやったで」そんな日もあった。

   7日氷上へ行ったときも、「花を買おう」夫から言った。 いくつかの花と菜の花も買った
   暖かさで早く咲いて散ってしまいそう。 なのでちゃちゃっと・・gooさんのお絵描きツールで。

   顔に似合わず・・と言う言葉があるが・・未だに夫の「花を買おう・・」には私、心の中でにやにやしている。 12日記


* 百寿・・ *

2008年12月19日 | お絵かきツール


   11月末、友人が誕生日には早いけれどと送ってくれたみかんの箱の中に、緑色したレモンが入っていた。
   これは彼女の家で作っているもの。 
   敬意を表して絵にしてみたいと思いながら机の上においていたけれど、心の余裕のないままいつしか・・。  
   都会の子供は、緑色したレモンなんて知らないだろうなあ。 
   六八コンビの歌を思い出し、ハミングしながら、パソコンでお絵描きちゃちゃっと描いてみた。

   その友人がまたおみかんを届けてくれた。  お礼の電話をしたとき、還暦の会の話になった。
   「旅館やから、お膳よね」「そりゃあそうじゃろ」「じゃあ私は正座できないし椅子持って行かなあかんなあ」
   「校長先生より偉ろうなりますなあ」「え?校長先生、まだ生きてはるの?」「生きとるよ(笑)100歳よ」
   「え! そうなん! 素晴らしいねえ、それはおめでたいやん、お祝いせなあかんね」
   (校長先生、大変失礼致しました、お詫びに年内にお葉書でも書かせていただこう)

   校長先生とは地域が同じだが帰省しても、お会いすることなどなかったからお元気なのだ。
   六年の時だったか、ゴム版で干支を彫って年賀状を出したら、朝礼で紹介されたことがあった、確か。
   今でも多分私の思い出箱の中に、そのゴム版あると思う、(またその干支で使おうと思いながら)
   私がいまだに年賀状を出しているのは、小学校5.6年の受け持ちだった男先生と中学1年担任の
   千葉在住の女先生と、2年の担任のふるさとのお坊さん先生の3人である。
   どの先生もいつも丁寧に自筆の添え書きをして下さる。 
   ご迷惑かな・・と思いつつ断ち切れず、お元気な限り続くのかなと思っている。

   祝いの会のお陰で、小学校時代を懐かしく思い出すことを時々楽しんでいる日常である。


* ほおづきの実ひとつ  *

2008年09月18日 | お絵かきツール

                      
                                                高3の時の詩集より

ほおづきの実ひとつ   赤い両手の中  なつかしき  遠き日の恋

ほおづきの実ひとつ  燃えた心  涙ぐんだ 恋の喜びに

ほおづきの実ひとつ  開いたふくろ  やぶれた恋の胸

何か分からぬ  青春の苦しみに

ほおづきの実ひとつ  捨てられた草の中  ふりかえらずにさよならする

遠き日の恋に 

***********************************************************

お互いに好きなくせに ちょっとのことで 疑ったり 傷ついたり 
ひっついたり 離れたり・・そんな繰り返し 夫との一時の感情・・ 

そんな私たちも10月10日には、結婚35周年を迎える。
今朝のNHKの朝の連続テレビ小説『』の中で、
「家族と言うものは、与えられるものではなく、努力して作っていくもの・・」
そんな言葉が心を刺した。 夫も私も話の前後も合わせ涙をぼろぼろ流していた。
努力・・まだまだ努力 一生が努力 家族を作りそれを維持していく努力 だと思う


* 赤いカーネーション *

2008年05月09日 | お絵かきツール


土曜日に、神戸の一人暮らしの婦人に贈る為に、次女と花キューピットのお店に行った。
「カーネーションどれにしようかな」 赤やピンクや迷った。 
店頭には母の日にと薔薇や紫陽花等、最近はカーネーションにこだわらないようだ。

小学生の女の子二人が、小さな籠や缶にコーディネートされたカーネーションを選んでいた。
「これがいい?」 「こっちがいいかな・・」 とっても可愛いお財布を持っていて
花の値段とお財布の中味と照らしあわせながら、少女たちは一生懸命に選んでいた。
「可愛いなぁ、お母さんにカーネーション選ぶ目って。 お財布見ながら可愛いな」 次女が言う。
本当に目がやさしくて輝いていた。 「これにしよ!」 
お母さんありがとうのメッセージのついた780円也のカーネーションの花かごを買った。
偶然にも帰り道で、風をきり走る少女の自転車に出会った、笑顔いっぱい嬉しそうだ、とっても。
プレゼントされたお母さん、どんなに嬉しいだろうなぁ。

「私らのあのくらいの時はどうやった? もう何贈ったか忘れた」 
「小さい時は肩たたき券とか、お手伝い、ノートとか色々やね、カーネーションだったり必ずしてくれたよ」
子供からプレゼントするのに、その日のカーネーションは普段の何倍もの値段、それでも母の日は
カーネーション。 小さい子供たちには可愛そうだといつも思う。 
娘たちから100本のカーネーションが贈られたこともあって驚いた。
ある時、子供たちからプレゼントはもらったけれど、誰からもカーネーションは無かったことがあって、
贅沢にも申し訳なくも、なんだか複雑な寂しい気持ちだった。 もちろん言わないけれど。  

私にはどんなプレゼントも嬉しいのだけれど、一本でもカーネーションが一番嬉しい。
それはどれほどの役目もしていないけれど、母の日の私の最高の特権だから。

最愛の恋人が戦死で結婚をされなかった神戸の婦人、私はその日娘になって赤いカーネーションを贈る。


* 三度目の正直・・ *

2006年12月11日 | お絵かきツール

誕生日プレゼントに長女の婚約者セイくんから、FAVOタブレットをもらった。
もらってみると、これも欲しいものだった? あまりの驚きと嬉しさで年がいもなく泣いた。
以前講座で少しやったからと、せっかちな私は、説明書も何も読まないで早速うろ覚えで書いた。
写真で撮った地下鉄朝潮橋の紅葉を。

やった、書いた!と思った途端、保存を選択しないで終了を押したのだ。 絵が消えた!そんなぁ~。
同じものをまた書くのは好きでないが、セイくんに敬意を表して載せなきゃと書いた、二度目を。
終わりに近い頃、ペンの頭が消しゴムになっているので消すことよろしく・・なんかの拍子に、
タブレット本体をペンでトンって押したら、キャー! 画面真っ白! またやん!!

三度目、やっと出来たけど・・楽しいんだけど、三度目はちょっときつい。
しかし描くのには使い勝手がむつかしいマウスと違って、まだ慣れていないがペンはすごく描き良い。
「本機をお使いになる前に、本書をよくお読みになっり正しく安全にお使い下さい・・」
はい、今からちゃんと。 なんだかんだ言いながら7日からのブログ記事まとめてアップ完了!
訪問出来ていない皆さまには申し訳なく、今夜から伺います。
やっと追いついた。 今年も残すところあと20日。