日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 『白ゆき姫殺人事件』 湊かなえさん *

2012年07月30日 | 詩・エッセイ・短歌・小説

 

「お母さん、土曜日紀伊国屋で湊かなえさんのサイン会があるって。 でもまだうち、入院してるかなぁ」 
日曜家族で梅田の大丸のイベントへ行って遊んできた次女が言う。
「そうなん、あんたがもし退院してたら行ってこようか、彼女のお母さんから絵手紙もらったところやで」 

先達て同級生の、湊かなえさんのお母さんから絵手紙をもらったところだった。  
年に2度、絵手紙を夫と私の連名で送ってきてくれる(夫も同級生な訳で)。
彼女は何も娘さんのことを宣伝したりしない、いつもいつも。 Cちゃんらしい。  電話をしてこちらが話すと「そうなんよ」嬉しそうに言う。
 
「すごいなぁ・・ずっと小説書き続けてて。 夫も「お母さんの同級生やって言ってあげたら喜ぶで」  夫はゴルフか?また。
サイン会に行ったよ~って、そんな報告したらCちゃん喜ぶやろうなぁ。  

映画化された『告白』を見た。 TVドラマ化された『境遇』も見た。  奇しくも夫はTVで見てなかったと、今ビデオショップで『境遇』を借りている。

白ゆき姫殺人事件

                 

刊行記念 湊かなえさんのサイン会は紀伊国屋書店 梅田本店で。   
先着100名だって!  次女も「本買ったら読むよ、そんなん好きだし」と言う。  お母さんそっくり。

行けたらいいなぁ。  


* 治りかけ・・ *

2012年07月29日 | 雑感

「あ・・・先生 そこ・・もっと・・あ・・快感」

思わず言葉を発した。 日曜の静かな予約者だけの診察室。 

やけどをして2週間。 4.5日前から、周辺もだけどやけどの部分がもうかゆくてかゆくて発狂しそう。
毎日日曜まで処置に通う傍ら、ピンセットで薄皮を剥ぐとき傷口にあたるピンセットの動きのなんて気持ちいいいことか、あ・・快感! もっと~。 

明日くらいにはガーゼがとれそうだ。  夏でなければもっと早かっただろうに。
まだ後が残っているが、その周りの絆創膏負けの方が赤くひどくて痛々しい。 それもかゆいんだけど。

次女が言う。
「年やから跡残っても、もういいやん別に。 若い人と違うんやし」 
「まぁそうやわなぁ」 
別に・・そう言うしかない。 

朝起きて屋上のゴーヤに水を遣りながら、元気な花たちに朝の挨拶。
赤いカーネーションは、長女夫婦、ピンクは次女夫婦、母の日にもらってひと月後プランターに植え替えてからずっと咲き続けている。
こんな花たちを一輪ざしにしては、部屋にささやかな涼をもらっている。

トップ画像は、パソコンに落として(あら!)  左は物置、まさか薔薇の花が映っているなんて。
外出しなくても、今日のお気に入りの一枚になった。


* ロンドン五輪始まる *

2012年07月28日 | イベント

 珍しく二度寝をしてしまって、目覚めたら夫がTVを見ていた。  開会式が始まっていた。 
思わず「カメラ、カメラ!わ・・きれい! すご~い! 」シャッターを切る。 「何してんねん」 呆れている夫である。

 ビートルズ、ポールマッカートニーが「ヘイジュード」を生演奏で歌う。 会場のみんなも歌う、会場がひとつになったようなうねりだ。
上品で格調のある素晴らしい開会式だった。

オリンピックを目指し、4年を8年を・・あるいは12年を頑張って来た選手。  熱い戦いが繰り広げられる。
選手たちのロンドンに向かう前の、あるいは戦う前・・戦った後のコメントが、その人を人柄を感じさせるような気がして好きだ。
「プレッシャーをうけると言う意味が分からない」「緊張したことはない」 そう言う言葉を聞くと嫌な思いがよぎる。
自信がある、自信を持つことはすごいし素晴らしい。 が世界の大舞台、実力だけで天はいつも必ず勝たせてくれるだろうか。 

かって、冬季で内容は全く違うものの、自信満々で謙虚さのかけらも見せなかった(ちょっと偉そう? 思いあがってるのでは?) と誰もが感じたような、
そんな、兄弟が何の結果も出せずに無残な姿を見せたことは記憶にあるだろう。
平常心で日頃のあるいはそれ以上の結果を発揮できればそれに越したことはないが、どうなんだろう。 
心・技・体・・う・・んどうなんやろう。 メダルを目指した戦い、頑張って欲しい。 

夫が「土曜どうしよう」 それは休みになったので何かイベントはないか、何処へ行こうか・・そんな意味合いで言っているのである。
「神戸へ行こうよ、気になるし」 「・・・」 「あんたのおかあさんじゃない?」 そう、夫の元仕事仲間と言う意味でそう言うと夫は「そうしようか」
「あなたは温泉へ行ったらいいんだから」 夫には世間話や同じ話、何度も聞いてはおれないから腰痛もあるし温泉へ逃げさせてあげる。

朝からバラ寿司を作ったり、お惣菜を作る。 一段落してお供えの果物やデザートなどを買いに走った。 
暑い・・夫人だって暑い。  バラ寿司沢山作ったので、お隣さんや次女んところへも届けた。 
前回のリクエストの鮭のお寿司「ちょっと酢が足らへんなぁ」と言っていたので、夏だし酢をしっかり効かせた。 美味しく出来た。

行きは湾岸線で。  走り出して間もなく、いつも車窓から撮る景色大阪湾や橋・・・「あ! カメラ忘れた! わ~最悪!」 
景色もそうだが、夫人に会うたびに写真を撮ってあげて、送ってあげているのでそれが出来ない! 
「私にしたら、カメラが無いのは、携帯を忘れるのと同じ位やねんわ」 それくらいショックと言う意味合いで、たいそうな事を言った。
TVで見る開会式を撮る位だし、毎朝屋上の花の水遣りにもカメラを持ってあがるくらいだから。

春日野道に出来たと言う”くら寿司”のことを何度も言うので、今日は場所を調べていたのでそちらへ。 新しいし広くて気持ちが良った。
今度はここにしよう、車も66台おけるし。  1時間くらいかけて、それは夫にも話をさせてあげたいし。 夫人は回転寿司が好きだ、 良く食べる。
それは夫人の健康でもあるので、私はそれを確認する意味でも毎回の回転寿司は貴重なのだ。
ライフがお隣にあるので買い物に。  化粧品や衣類を買った。 自分ではなかなか買い物に出られないのでヘルパーさんに頼んでいる。
服を2枚お中元変わり・・と見立てて買ってあげた。  自分の似合う好きなのが買えるので、今度は買い物も一緒にしよ。
好きな服が買えたと、すぐに1枚を着た。 嬉しそうな顔、やはり女はいくつになってもこれだね。

夫は温泉へ、私は夫人の話を聞く。 夫の前では言えない自分の身体の衰えを話された。 前回でもそう感じたが、更に事は進んでいて絶句。
「もっとひどくなった時、こうなっても施設へ入るお金はないし、1人でどうしようか最近特に不安で仕方が無い」と言う。 
私たちも帰りはいつも夫とそのような事を話している。  血の繋がりもない私たちだが、何処までしてあげられるだろうか、何処まですべきかと。
「私たちも話しているのですよ、その時になったら考えましょう」 そう言うしかない。 お医者さんも何か言ってくれるかも知れないし。
或る程度の覚悟はしている、しかしその時になってみないと夫人がどんな状態で介護する事になるか測り知ることは出来ない。

「私たちが面倒見ますから心配いりませんよ」本当はそう言って安心させてあげたいが、中途半端な気持ちでそんな言葉ははけないし、自分に自信がない。
ここ何年か、夫人の親しい人が次々他界されたり引っ越しされ寂しさは増すばかりで、亡くなった親や兄弟友達が夢に出て来るとそんな話ばかりになる、
最近は特に。  「(8人兄弟)どうして1人暮らしの私が最後まで残ったんやろう」 悲しそうに言うその言葉が、いつまでも耳に残っている。 
今度、市の方を訪ねてこう言う事聞いて見ようか・・。  食はあるし、ぼけてはいないのがまだ有難い。  この先・・私たちにも分からない。


* 土用の丑 *

2012年07月27日 | 料理・その他食

7月になってタネを蒔いたのに、早咲き始めた玄関の朝顔。  3階は今ピンクだけど、青。 涼しげな朝、熱気暑さを少しは和らげてくれるような気がする。

今日は土用の丑の日、夫は卓球の日なので1人で食べるのも寂しいし次女たちを呼んで賑やかに鰻を食べた。 

今年は値段の高騰と言われるが、年に一度なら食べないと! 昨年は10月まで次女一家と同居していたので、なつめが聞いたような気がする。

「土用の丑って?」 「ようわからへんけど、この日に鰻を食べて元気で夏を越せますように。 鰻を食べたら病気せえへんって言われてるんよ」

なんで土用がウナギ? で調べてみたら・・

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土用丑の日とウナギ         


夏の土用の時期は暑さが厳しく夏ばてをしやすい時期ですから、昔から「精の付くもの」を食べる習慣があり、土用蜆(しじみ)、土用餅、土用卵などの
言葉が今も残っています。
また精の付くものとしては「ウナギ」も奈良時代頃から有名だったようで、土用ウナギという風に結びついたのでしょう。
今のように土用にウナギを食べる習慣が一般化したきっかけは幕末の万能学者として有名な平賀源内が、夏場にウナギが売れないので何とかしたい
と近所のウナギ屋に相談され、「本日、土用丑の日」と書いた張り紙を張り出したところ、大繁盛したことがきっかけだと言われています。
うなぎの「う」がいっしょだから??
この時、平賀源内が焼き鳥屋さんに相談を受けていたとしたら今ごろは・・・・・・。
なぜ丑の日なのか? ウナギなのか?
丑の日とウナギの関係ですが、丑の日の「う」からこの日に「うのつくもの」を食べると病気にならないと言う迷信もあり、「ウナギ」もこれに合致した
食べものであった!?

大阪の海苔業界さんが発案、発祥地の節分の丸かぶり。  今や全国区になっているが、これも海苔の売り上げに大きな成果をあげているから似た者同士?

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我が家は卵の薄焼きの千切りを敷いて鰻をのせる。
会社帰りに寄った展君が粉山椒をどばっとかけた。  次女が「お母さん、写真撮らんでもええの?」 「は? そうやなぁほな撮ろうか、食べるのちょっと待って!」 
思ってもいなくて2枚撮ったけど、あかん、照りが出てませんなぁ。  私より家族の方が、ブログ写真に協力的な今である。
展君どんぶり2杯。 「やっぱり鰻は美味しいな~」 
なつめも「同じどんぶりにして!」 少しだけど、同じように大きなどんぶりで、ご飯ひと粒も残さず食べた。 


* 暑さを乗り切る *

2012年07月26日 | 料理・その他食

5種類植えたゴーヤ・・
ふっくらさんの太レイシ

 そんなに大きくないのに完熟が早い品種もある。  熟した甘いタネ

友人に教えてもらって以来、屋上のゴーヤ収穫しながら・・
ゴーヤ1本、完熟バナナ1本、牛乳適宜、氷・・で毎朝食前に2人でゴーヤジュースを飲んでいる。
「今日のはちょっと苦い?」 「いや、こんなもんや」 なんだか健康的な朝をもらっている気がしている。

きれいな花の観賞用にと植えたオクラ。




夏が大の苦手な12月生まれの私。 夏日、猛暑日が続くが、ゴーヤジュースで元気に夏を乗り切ろう! 

この日の午後、長女はマカオへ、愛ちゃんはひろととゆいちゃんを連れて、鹿児島へ経った。  昨夜の天神祭の思い出を持って。