日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 8月(葉月)のふれあい掲示板 *

2007年08月31日 | 掲示板


夏本番、容赦なく照りつける太陽、冬生まれで夏が大の苦手な私には少々敬遠気味な八月です。
しかし真っ青な空に浮かぶ白い雲、太陽に向かって咲くひまわりの清々しさには元気をもらいます。 

七月は三人の子供たちが無事誕生日を迎え、なつめもお陰さまで一歳の誕生日を迎えました。
一年前の天神まつりの日、生まれても自分で呼吸出来なかった小さな命、そんななつめの成長は、
初孫ひろとの成長も合わせ、感動感激の一年でありました。
何事がおこるか分からない今の世相の中で、とりあえず家族みんなが無事で八月を迎えた
そのことだけでも、とても有難く大きな感謝のように思います。

七月後半には、ことの他思いがけない事がらに出遭い、ネットに向かう気持ちが立ち上がれないまま、
なれど八月我が家は秋の長女の挙式に向かい、行動や思いを深めて行く大切な月となるはずです。 
夏の好きな夫には問題はないのですが、特に私は肝疾患に対しての食事制限や運動など、
自らに課された事がらに努めながら、とらわれる心を廃し明るく前向きに・・と言い聞かせています。

おいでいただいている皆さま、いつもありがとうございます。
暑さにはくれぐれもご自愛いいただきながら、お互いに元気に夏を乗り越えて行きましょう。
どうぞいい日々、いい月でありますように、今月もどうぞよろしくお願いいたします。

八月の間、ふれあい掲示板はトップに、新着記事は掲示板の下においてあります。


 

◆二十四節気 
 立秋(8日) 残暑は厳しいが この日から暦の上では秋に入り 残暑見舞いとなる
 処暑(23日) 暑さがおさまってくる頃 台風シーズンでもある

◆その他  
  広島平和記念日(6日) 長崎原爆の日(9日) 終戦記念日(15日)

よーさんの 今日のことあれこれと・・・

本を書いていらっしゃる菅原孝雄さんが二年前、貴重な原稿を寄せて下さり作った
   『白い桔梗の不思議』のページです

MIDI制作をしていらっしゃるMOTOさんが、以前私の詩を作曲して下さいました
  『君に送るメッセージ』  
きっと・・・』 
 
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* 赤い月と そして キャンドルナイト・・ *

2007年08月29日 | 風景・お出かけ

 

ペリウス座流星群をいくつも見ることが出来た帰省、その感動の延長なるか今宵の皆既月食。
早めに夕食を済ませ6時半、皆既食のはじめから見たいと屋上に三脚をたてスタンバイせし。 
雨の気配はなく、椅子に深々と腰を掛け見上げるは厚い雲のかかりし夜空。 
虫刺され防止のスティックを塗れば、吹く風の強さ冷たさにあちこちはひりひり、これは笑えた誤算。
なれどラジオで阪神戦を聴きながら、気持ちよきことなんと贅沢。

星さえ二、三個しか見えぬ夜空に、青空が少し見えはしてもまわりは厚き雲、雲。
しかしながら瞬間のほんの少しの青空に、見えぬか月・・と、密やかに期待をかけ、
その時を決して見逃すまいと、早朝ウォーキングから来る眠気にも負けじと双眼鏡を覗く。 

あぁ・・見えた! 撮影は7時54分、皆既食の最大の頃だろうか、5分間くらい見られただろうか。
初めてかそれとも見たことさえ忘れているのか、少し興奮気味なのは。 延々、だってこんな厚い雲、
その後も雲はいたずら、もう恐らくは見られないと思えども、阪神戦を聴きながら8時半まで屋上に。
9時半頃部屋から覗けば、いつもの白い満月なり、まるで何事もなかったようにくっきりと。

わずかな雲の切れ間のあの暗赤色の月は、今は夢かはたまたまぼろしかと思えるような出来事。

私の中のロマンチックな出来事は、もうひとつある。
25日土曜の夕刻、阪南市の箱作海水浴場の「ぴちぴちビーチ」イベント、「キャンドルナイト」
約1万5000本のろうそくを灯そうと、地元の泉南青年会議所などで作る実行委員会の初企画。 
長女夫婦の急な誘いに「行きたい!」愛ちゃんは盆踊りと言う事で、次女となつめとで便乗。


9月1日の防災の日にちなんで、ろうそくに火をともし、安全や平和を願おうと言う趣旨らしい。
夕日が沈んだあとの6時45分からペットボトルのろうそく台に、大勢の人たちが点火していく。



ペットボトルの形で、灯りの影が違っていたり・・。






ステージでは地元の青年による和太鼓の演奏。 ろうそくが灯りイベントはいよいよ佳境に入る。
たいまつに照らされながら太鼓の響きは一段と高鳴り、胸をついて来る。
それは人々の願い天に届けよとばかりに・・。





親子連れ、老若男女・・どんな思いで灯しながら、そして眺めたことだろう。
ろうそくの灯りを見ると、阪神淡路大震災、その後の災害で召された多くの人たちへの鎮魂の灯り。
最近は災難災害に遭ったとき、今までこんな経験はしたことがなかった・・と言う
そんな言葉が多い中、ペットボトルの中で揺れる灯に、どうぞやこれ以上悲しい思いを
誰もがしませんように・・そう願いたい気持ちになる。 

残り少ない夏休みの終わり、初イベントに親も然り、特に子供たちの目は輝いていた。
1万5000本のろうそくの灯りは、夏の思い出にふさわしく心の中にゆらめいていることだろう。 

束の間の皆既月食赤い月を見た幸運とキャンドルナイト、私の中の素敵な夏の思い出である。


* 思い出 深き お盆・・ * 

2007年08月24日 | 風景・お出かけ


 しまなみ街道夫の実家へ泊まった翌朝も、義姉が起床する4時半には起きて裏道を丘へ向った。
帰る度に新築の家が増え少しづつ様変わりしてはいるが、日が昇っていた空とシュロの木は
夫と知り合った中学時代から今も変わらないポジション。

昨年繋がった西瀬戸自動車道、国道317号線には車が往来して島が動いていると言う感覚。
時折塩の匂いのする早朝の風は、大阪とは違って少し冷んやりとしていて心地よかった。
見飽きない山や海の見える景色には、年とともに涙ぐみたいくらいの郷愁にかられる。

歩きながら、亡くなって28年にもなる義父の笑顔や会話を懐かしく思い出した。
「どんなにわしらの前でつくろっても、子供を見れば普段のおまえたちの生活が分かるんぞ」
夫の兄弟たちの子供たちとは同い年も多く、みんな子育ての真っ最中でおむつなんか大変。
「お前のところが一番ましじゃ」褒めてもらったことは密やかな私の秘密。
まるで見透かしたような義父の子育ての真髄は、遺言のように時折脳裏をかすめる。

昨夜の賑やかさを思い出しながら歩いていると、西の空に虹! わ~すご~い得した気分!



昨夜は、庭でお盆恒例のバーベキュー。 米寿の義母、兄弟夫婦や我が家族総勢14名。
今回はお墓参りにあわせ、長女夫婦の入籍報告と夫であるセイ君の紹介でもあった。
気さくで仲の良い男兄弟の多い夫方、賑やかな夕げでセイ君も話の中で楽しんでいたようだ。
こんなに暑いのに元気でいる義姉さんが育てている花たち、いつも感心する。



ウォーキングは帰省中でも、自然な流れとなってきている三日坊主の自分がちょっと嬉しい。
午前にみんなでお墓参りをすませた後、昼前には車で15分ほどのところ私の実家へ。
母や兄夫婦甥っ子、先に帰省していた千葉の妹夫婦に迎えられてセイ君の紹介。
いつもながら料理上手な兄嫁さんのもてなしには、心があふれている。

こちらもお盆はバーベキューが恒例。
夫方と違うところは兄が海外出張で会得しただけあって、もてなすのは男性陣。
因島の妹夫婦も夕方には揃い総勢15名。  昨夜とは違って女姉妹のおとなしい始まりだったが、
セイ君のいる席、兄や義弟の気遣いもあり妻のあげおろしで湧いて賑やかなバーベキューだった。
年に一度も会えるかわからない妹たちとの会話も嬉しくて楽しくて。

両方の実家へ挨拶、泊まるなんてセイ君も緊張したであろうけれど、そんな彼を援護したのは
唯一名前を呼んでくれる「セイさん」なつめのお茶目なおしゃべりだったかも知れない。
私の方は特に長女のことを思ってくれていたので、セイ君に会い安心してくれたようである。
そんな双方の快諾が嬉しかった帰省ではあるが、もうひとつ忘れられない感動がある。

八月のペリウス座流星群をお盆の時期、田舎で見られるという絶好のタイミングを得たこと。
バーベキューの後、心を残しながら翌日高校の同窓会ゴルフコンペがある夫と帰って行った妹夫婦。 
後は兄嫁さんの用意してくれた椅子やゴザに寝転がり珈琲つきで流星群を見る会があ始まった。

「あ! 見た!」 「あ! 今度はあっち!」 田舎ならすごいきっと、そう期待したその通り。
まさに絵に描くような流れ星の形を見ることができた。  一度全員で同じ流れ星を見た快挙。
長女夫婦もこんなめぐり合わせってなんとラッキーな。
それぞれの家族はどんな思いで空を見上げ、星に願いをのせていたであろうか。

今年は格別に体に来ると言う母、疲れているであろうのに私の横で一緒に星を見た。
「まさかこの年になって見られる思わんかった」 一時過ぎまで。 (ようがんばったよお母さん)
(もうこんなことはないだろうなぁ・・)時々母の手を握った、愛や苦労が詰まった手。

流星群を見る会の寝不足、まだ誰も起きていなかった5時半起床で、前の海辺へと歩いた。
振り返ると三年前の大火でほぼ焼き尽くされた山には木々の緑。 不似合いな高速道路。



目の前には子供の頃泳いでいた、懐かしい場所が広がる。
 


 




何気ないような景色だが、眺めていると子供の頃や子供たちを連れて海へ入った思い出が甦る。

お昼は全員で多々羅大橋を渡り、大三島で食事。 生口島に向かって撮るのは始めて。
いつもなら帰省すると写真、写真とじっとしておれなかったのだが、帰省の目的や
兄嫁さんの日頃のご苦労を思うと、カメラに気を向けると私の心がその場から離れるようで、
あえて撮らず、帰阪して開くと毎朝のウォーキングよりも少ない枚数であった。





シトラスパーク近くの新トンネルから見下ろす。





ズーム・・実家。





みんなが喜んでくれた帰省ではあったが、いつもお土産にと買う義母の服のサイズを今年は
LからMサイズに変えたことが心寂しく、「去年よりも10キロ減ったわ」 そう言う義母の言葉、
一段と小さくなった背に、仲の良い五人の子供を育てて来られた人生の重さを愛おしく感じたこと。
実家の母も会話や行動の中に、正月よりもいっそう間のあることにはっとしたりした。
(最近特に老いが進んでいることを感じます)そう言う兄嫁さんの言葉を実感する。
両方の老いてくる母親をみて頂く兄夫婦たち、やがて介護にも関って下さる大変さを思うとき、
申し分のない幸せな家族関係を築いて下さっている安心、しみじみと感謝が湧く。
そんな事を考えるとき、自分ごとにとらわれてうろたえてはいけないと大きく気づかされた。

真夜中無事帰阪したことを、朝母に電話した時、長々と感謝やさまざまな気づきを話した。
「母さんも毎日が勉強よ~。 人間一生が勉強じゃけえ~ お互いにがんばろうで~!」
84歳、今なお子供の私を元気にさせ自分もまたがんばるで!と安心させようとする見事な母。
みんな何がしのものを抱えてはいる、それが人生なのかも知れない、私もがんばろう。



*このところのわたし・・・ *

2007年08月11日 | 雑感


立秋とは名ばかりで連日猛暑が続く。 あの方もこの方もお元気でお過ごしだろうかと、
時に思いを馳せながらも、このところ我が家の日常の用事や出来事にかまけながらの一日、
ブログに向かうことが出来ないままに日々が過ぎている。
お伺いできないままにも、おいでいただくみなさまは頭が上がらずただただ申し訳なく、そして感謝。

3日は10月の挙式を前に長女とセイ君がめでたく入籍、そして4日は淀川花火大会見物に。
セイ君の誘導で絶好の土手の場所で、仕事帰の愛ちゃん、ひろとやなつめや掃除8名が楽しんだ。
夜空を焦がす瞬間の花火の美しさに酔いしれながらふと、悲しいこともこんな風に散って
音と共に闇に消えたらいいのにと、そんなことも思いながら見上げていた私。



2日からウォーキングを早朝に変えて、今日で10日になる。 続いているから不思議である。
恥ずかしながら近所の未踏だった公園や、人通りの多い国道を避け、全く反対方向、景色は異なる。

廃線になった線路、雑草の中に咲いている花の美しさや健気さ、必ず歩きたい場所となった。



背伸びしないと気づかなかったハマヒルガオの2輪をみつけたのも喜びだった。




ドラム缶に息づく名を知らぬ草にさえ、いとおしく思える。


時にはまたコースを変えて見ると、違った風景に出合い 川に浮かぶ船にふるさとを思う。



恵まれたところに住んでいるなぁと、改めて感謝する。 



目覚め窓を開けた時、空が色づいていたのを見て、歩こ! 一時間早いウォーキング、
左前方にドームが見えた。



昼間、いつかこのアーチ型の水門の景色を撮りたいと思っていたことが、思いがけず叶った!


歩くコースの終わりを二つの公園に設定しているので、 目にする木々や草花や実、それらが、
妙に気になって来る・・来る、それは日増しに。
なんて言う木だろう・・ この実って・・この木ってなにだっけ・・。 


発見! ほぼ正確にせっせと紡がれた蜘蛛の糸、その中の未確認物体? 生物? それとも・・?



さるもすべるからとついた皮のむけたさるすべりの木に、必死にとまって泣くせみが面白く見えたり、


そして子供たちが昔良く遊んだ公園では、芙蓉や槿の花がいつも優しげに迎えてくれて、


汗をかいた私へのご褒美と思って立ち止まり。


そして草の茂みに涼しげな露草がフィナーレ、10日間もう写真は400枚位は溜まっただろうか。
早朝ウォーキング、身構えのためにもカメラを持って歩く毎日。 まともな歩行は正味半分?



以前、ふたまわりも年配の婦人に言われたことがあった。
歩きなさい、車や自転車では見過ごしてしまうことがらが歩けば出合える、感じることが出来る。
家庭の中の見えなかったものが見えたり感じられたり・・。  夫の表情や娘夫婦の思いなど。
早朝の1時間、今私には医者から言われた体への宿題ばかりでなく、大切なことがらがいただける、
そんな時間だと思っている。 続けられそうな気がしている。

帰省致します。 訪問やコメントの返事が遅れると思いますがごめんなさい。



* 決心は九分の成就? *

2007年08月02日 | 雑感


早朝目覚めるなり (歩こ!)と思い立って カメラを持って家を出る
中学校の東には建設局の公園がある 知ってはいたが入った事はなかった

歩いている人 犬の散歩をしている人 10人くらいに会った
手入れの行き届いた公園ではないが 歩くのにはいいかも知れない

さるすべりの花が 青空に気持ち良い彩りを添えている
(よし! 歩くのはこの辺にしよ!)  
医者からのお達しに加え 何より新しい気持ちに切り替えるために
”決心は九分の成就”? いやそんなに生易しいことではないが
やらなきゃ

早朝の冷気が すーっと私の中に入り込んだ