日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 一月の終わりの日に・・ *

2023年01月31日 | 雑感


友人から河村幹雄さんの面白川柳の動画が送られてきた。 笑った笑った。

いくら家族で毎日を楽しく暮らしていると言っても、いつもいつも心がまっとうで過ごせている訳ではない。
時には誰もいない所で、大声で叫んでみたい気持ちになる事も無くはない
娘と言えども・・合わないこともある、時代を感じて言えないこともある、けど愚痴は気まずく家を暗くする。
年輪差はあっても、料理やなんやかやでささやかなプライドあったりして、時に見えない戦いも感じなくはない。

お嫁さんと違うので、ごめんなさいともし言えなくても、尾を引かないし自分の心は切り替えられる、今は。
それを教えてくれたのは、娘である。 子供にものごとの良し悪し、ここと言う時は厳しく注意する、怒る
(そこまで厳しく言わなくても・・)と孫を援護しようとするが・・。 見守っている。

子供って大きくなればそうはいかないが、怒られてもすぐに「ねぇママ・・?」と近づいてくる、純粋に笑顔で。
孫がそうだ、小さい時から怒られてもいつまでも沈んでいない。 反省してないようで内心私も(何?)と思うが。
高校生になってもそれは変わらないし、娘もころっと心切り替えて接している。 偉いと思う、拍手!
親の笑顔に救われているはず、さっき言い合いしていたのに、もう笑顔でEXILEの話、コンサートに行く話とかする。
子供の心に入っている。 そんな親子を見て私は過去を反省する。 
言いよられても私はまだ腹立ったことが収まっていなくて、「反省してんの?!」尾を引いていた。
子供たちには申し訳なかったと思う。

同居して娘がこんなに明るいと思わなかった。 「偉いね」「家の中が暗くなるのいやなんだもん」笑いながら言う。
小さい時から婿はすぐに手が出た。 パチキをしたりした。 それがとても嫌だった。
こんなに明るい・・には、見えない努力をしていると思う。
娘はお年寄りが好き、子供が好き、人が好き、争うのが嫌い。 中1の孫息子がそっくりそのまま受け継いでいる。

私は教えられた。 母が46年間、お嫁さんの悪口を言ったことが無くて、それは全てを受け入れていたんだと思う。
だからそんな母をお嫁さんも受け入れ、尽くして下さった。 細やかに愛情いっぱい尽くして下さった。
母の晩年、電話で言った言葉。 「晴れの日もある、曇りの日も、雨の日もある、それが人生よ」と。 
私は今でも、雨の日もある・・が特にその時の母の声を思い出し、今も書きながら涙がふわっとこみあげてくる。
あの言葉は・・最初で最後の娘への愚痴だったんだなぁと。 母の胸の中にいっぱい溜めたことがあったんだなぁと。

お嫁さんと同じ趣味の人形作り、一緒に生地を買いに行ったり2人で手芸やそれを本当に楽しんだ人生の後半だった。
瀬戸田パーキングのお店にまだ母やお姉さんの手芸が残っているかなぁ。 
そんな母だから、私は母の様にはいかないが、受け入れていけばいいんだと言い聞かせることが出来る。
母は早くに父を亡くし愚痴の一つも言う人はいなかったが私には夫がいる、有難い聞き役の夫が。 
「まぁ、後でわかる・・いつか分かるときがくる」と私をたしなめる。 

母の背に教えられ・・負うた子に教えられ・・大切にこの事を自分にプラスにしよう。

4姉妹のグループライン初場所は姉が好きだと言うのでみんなが応援した宇良、毎日ラインは盛り上がった。
夫は障害者支援で週2,3卓球の補助、土曜日は麻雀、月1ゴルフ、闘病ながら楽しみも持っている。
友だちとのランチ、グループライン、コロナ禍でも繋がる心 スタンプ1つにも癒される日々。
もちろんブログで猫ちゃんに癒されたり、思えば色んな事柄に日々を助けてもらっている私である。

相田みつをさんの言葉は永遠。   しあわせはいつも自分の心がきめる  と。


河村幹雄さんを検索したら、いくつもあった、またゆっくり拝見、タイムリーな世代動画。
その笑いで 往ぬる1月を無事に終えようとする感謝。 今日も・・がんばろう、私。

 いびきより 静かな方が 気にかかり 

懐メロが 私のあるある 倍加して 笑うに笑えぬ 涙のありき  


* 日本のマチュピチュ? ブロ友さんの記事より *

2023年01月26日 | 風景

ちごゆり嘉子さんのブログより・・

☆釘づけでした・・ (みく)2023-01-17 05:29:48

☆ちごゆり嘉子さん、おはようございます☆
昨日拝見させて頂いてしばらく離れられずに眺めさせていただきました。まさに心象風景と言いますか、
よくぞアップして頂きましたと感謝致しております。

白川郷や美山の茅葺の里に行ったときもまるでタイムスリップしたような風景、その場を離れがたい
気持ちになります、自分が生まれた自然を思い・・親を思い生活を・。
落合集落・・56棟の方たちの日々がある訳で・・静かな暮らし笑顔や息遣いが見えたり聞こえてくるようです。
あのような茅葺やオレンジや空色の屋根カラフルでいっそう楽しくて味わい深いです。
まさに日本のマチュピチュ、(写真でしか知りませんけれど)

足腰の弱い私には、もうあちこちへ行く事も少ないでしょうけれど、色々な方のブログで美しい日本を見せて
頂けるなんて、やってて良かったです。

ところでこの記事、私のブログで近い内に紹介させて頂きますね、観光サイトを拝見しました。
集合集落の写真がすぐに目に入りました。
本当に素晴らしいです、ブログ、交信再開出来て良かったです、感謝!
また寒さが戻ってくるようです・・お身体ご自愛くださいね、そしてご主人様の良き回復をお祈り致します。

と、コメントさせて頂き、もう10日以上も経ってしまい!! 一月はいぬる、まさにその感ありである。

山の急斜面に広がる集落で、その標高差は390mにも及びます。江戸中期から昭和初期の民家や、一つひとつ
積み上げた石垣と畑などの光景が残っていて、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
と注釈がある。

ぽつんと一軒家ではないが・・山の中のカラフルな56棟の集落の暮らしが・・(こんなところもあるんや・・)
郷愁にかられる景色のような気がする。 今の我々の世代には特に。
ちごゆりさんには許可をいただいた。 写真も観光課さんに許可を・・と思いながら、1月は駆け足だ、いぬる! 

徳島県観光情報サイト

2009年の白川郷・・メロディ入れたフォトブックにしたのでブログにはこれしか! 

 

2011年の美山茅葺の里



主人の姉夫婦とバスツアー

ここもゆっくりとした時間が・離れがたい景色だった。 バスツアーは仕方ない。

この時から10年以上も経ったんだなぁ・・老いるほど時のスピードが速い、特にこの3年は。
もう今からは過去を振り返る余裕もない? それよりもこれからをどう楽しみ生きるかだ・・などと
言っていた私だが、過去はやはり大切な2人が築いてきた生きた証しである。
老いたからこそ思い出し気持ちを温める・・思い出に元気や力をちょこっともらうのもいいかなぁ。
いっそう夫と心が温まるに違いない。 早朝の2人時間、夫に記事や写真を見せたり共有している。 

沢山の方の画像や記事は心を豊かに楽しくしてもらっているし、何よりも気を添えて頂いている。 
”出会いは必然” 結婚してからの私の生きるテーマ、間違っていないでしょう。 


* 寒い中温かい頂きもの・・京都は雪景色 *

2023年01月25日 | 風景


昨日から、10年に一度の強烈な寒波襲来・・とTVから何度も聞こえた。 大阪も・・不要不急の外出は控えよとか。
8時前夫の京都の友人に、「雪積もっているのでは?転んだらあかんし写真はスルーして下さいね」とラインした。
「雪が積もってます、窓を開けたけど寒いのですぐ閉めました」写真は撮れていないと言いつつ、道路の積雪の
写真が送られてきた。 職場でコロナが暴れてて2日間休業になったとか。

10時半頃孫娘が「ばぁば! 雪降ってるよ雪!」 遅い帰宅から制服ままで部屋へ呼びにきた。 
お風呂に入ろうとした孫息子は2階へかけあがり親に「雪降ってる!」わざわざ言いにあがった。

大寒波の助走だろうか、あちこちでは列車が止まったり、停電があったり事故のニュースが入る。
夫は夕方、めだかの水槽に防寒愛策をした。

孫JR環状線は動いているが、学校から待機と。のち連絡が入り9時夫が送って行った。
ときどきちらちら、0度の大阪。 明日は氷点下らしい。 
京都の姉は4cmほど積もって前の畑は真っ白だと言う。 デイサービスお休みになった。

4時前「来ました!」金閣寺の写真である。
25日今日は北野天満宮の初天神である。 学問の神様、菅原道真公が祀ってある。
結婚するまでの5年間過ごした京都、平野神社の近くの住まいだったので良く北野さんを通って買い物に。
京都時代は近いのに行ったことが無かった、家族や兄弟、夫の友人とも結婚後は何度か来ているのに。

雪が舞う中、自転車で走ってくれて撮られた。 電車運休やあるし雪、初天神なのに人が少ないようだ。
もう少すれば受験生で長い行列が出来るのに。 雪景色の中の紅梅は際立ち、花色を添えている。


私、なで牛さん、なでなでしないといけないかな、何と言っても神のお使いなんですから。 私、うし年。
最近とみに「母さんの話には主語がない、なんのこっちゃ分からへん」娘に言われる。 
主語になる人や物の名前が中々出て来ないのだ! だから話すテンポが・・遅くなっている自分がはがゆい。



彼が北野天満宮へお参りされるとき、必ず千本釈迦堂へもお参りし、ブログにアップされる。
同じ被写体なのに、布袋さんやおかめさんの表情が時によって変わって見えるから不思議。

極寒の中、自転車で移動しながら、かじかんだ手で写真を撮って下さった友人には神のご加護がある、きっと。
居ながらにして防寒して写真を受け取ってアップしている私は、ばちが当たる!?

来月如月25日は梅花祭である。


今日は義父の月命日である。 
「珈琲いれるから、一緒に飲もうよ」インスタントを飲まない夫、25日は必ず頂く粉で。 
お酒一滴も飲めなかった義父、昔からおしゃれに珈琲をこよなく愛された。 思いを馳せ頂く束の間の2人時間。

「 甘酒飲んで、ちょっと温まったので送ります」ラインで画像が送られた。 友人は冷え込んだに違いない。
「写真どれでも使って下さい」はい、遠慮なくみんな使わせて頂いた。 
寒い中の貴重な写真、有難うございます。 今日がお仕事お休みで良かったです。

gooさんのフォトチャンネルにしてみました。

雪降りしきる金閣寺です・・ 


* じいじ・・ *

2023年01月19日 | 雑感



とんとんとん かすかに階段を降りてくる音がした 私はにやり 部屋の戸が すうっと開いた 
高1の孫娘である  「じぃじ・・7時10分」 少し小さめだがとっても可愛い声で言う
普段出さないような声で 夫の布団を叩いて「おとうさん・・10分だって」 目をつむっている夫は「ん」

ダンス部の朝練で時間ぎりや雨の時 夫に車を頼みにくる
最初の頃は頭をさげて 「じいじ・・お願いします」と出発時間を言った、まるで職員室へ入ったみたいに。
部屋を出る時も「よろしく」とおじぎをして出ていった

キーホルダーやマスコットやなんやらいっぱいつけた学校ダンス部名入りのリュックを背負って
パンやおにぎり持って車で20分程の学校へ じいじと孫のお楽しみ時間と見送っている



娘は言う「もっと遠い子は早くから電車で行ってるんやで、簡単にじいじにたのんだらあかんやん、
甘えたらあかん。 あんたがもっと早く用意したらええことやん」時に厳しく言う、えらい。
「月に2回にするからとか、まだ今月は頼んでないからとか言いながら、9ケ月が経った。

昨年の9月、部活がない時帰宅して制服ままソファーに寝転がってお菓子を食べスマホをいじっていた。
思わず「制服着替えてからにしなさいって」と言った。 黙って3階へあがったので(怒った?)
箱をふたつ持って降りた。 「いつもありがとう これ、じいじと 敬老の日」と言って私にくれた。

夫のはカップ麺など入れて保温するカップ、蓋付きの、私にはイニシャルの入った蓋つきのマグカップ。
「え~、ありがとう、じいじも喜ぶわ」前日雨の中、学校帰りイオンへ行ったそうな。 気まりが悪かった。

高校選択の時、遠いけれどあのTVでも有名なダンス部がいいか、近いけれどそこよりは偏差値高い所。
落ちたらもともこうもない。 3年間行くのに近い方がいい、長い電車時間は帰りも遅くなるし心配もある。
かかる時間ももったいないと大人は言う。
「ママ落ちたらごめんね」締め切りぎちぎりまで悩んで親と願書を提出した。 

中1新設のダンス部、全国大会出場させた経験のあるコーチ、練習が厳しくて毎日帰宅しては愚痴泣き言を言った。
娘はいつも親から目線でなく、子供目線で話をしっかり聞いて、共感ししっかり子供の心を掴んでいた。
子供は一番身近な母親によって、全部吐きだし明日へとがんばる力をもらっているんだと思った。
私は大きな反省だった。 もっと3人の子供たちの話を聞いてやれば良かった、子供はどうすればよいのか
親が自分に言うことは分かっている。 ただ聞いて欲しいだけだったんだ、そう思った。 
コロナ禍でも3年の最後、近くのインテックスアリーナの全国大会に出た。 みんなで見に行った。

高校はもっと厳しい、夏季大会や練習の時も・・過呼吸で2回も救急車のお世話になった。
親も「無理せんでもええんやで、やめたっていい。 ダンスだけが正解やないんやから」
頑張っている子に頑張れとは言えないが、頑張りながらやり抜く力が見える、根性がすごい、好きなダンスならばこそ。

この記事を書いていると、すっと孫娘が入って来た、 昨日朝も機材作成の段ボールをいっぱい持参するので
車を頼みに来た。 連チャンさすがに気を使って「じいじ・・お願い本当にお願い・・7時10分に・・」
私は笑った。 可愛さと乗り越えようと頑張る姿・・心の中でがんばれがんばれと言った。
昨日部活の後仲間の一人と映画『ラーゲリより 愛を込めて』難波で見て「今までで一番泣いた」目をはらして遅く
帰って来た。 朝も目が腫れぼったい。 勉強はそこそこできたらいい、高校生活楽しみぃ仲間と!
それこそ・・舞いあがれ!


* 静けさの中で・・ *

2023年01月17日 | 雑感


早朝3時頃から目覚めたりすると夫は、YouTubeで音楽をかけている。 おもにフォークを。
イヤホンつけたままの時もあるが4時頃だとイヤホン抜いている。 昼間中々できない早朝が私時間。
TVから流れる歌を聴きながらPCの前に座っている。 
夫は聴くのかと思うが寝ている、寝息なのかいびきなのか。 それも聞きながら懐かしいフォークを聴く。

寝ながらイヤホンをつけたままの夫は青春時代を過ごした、あるいは子育て時代のあの頃に戻り、
自分の人生を振り返っているのだろうか。 楽しんでいるのだろうか、楽しめているのだろうか。

中1で知り合って、結婚して49年。 60年・・そんな長きを生きて思い出を共有していることになる。
イヤホン抜いていると歌が流れる。 時々口ずさむ。 もう今は下手でも「歌うな」は言わない。
その曲々に思い出があったりして次々と甦る。
静けさ、いや静かではない、合いの手のようないびきに今の夫への思いが重なって・・神田川やなごり雪
夫の好きな宗右衛門町ブルース・・ふっくらの夫の日焼けした笑顔を思い出し、涙がでてくる。
適当に目覚めて「イヤホンはずして」「はい」2人で聴きながら過ごす朝、夫の優しいを思う。

5時46分、家にいればNHKを見ながら黙とうを捧げるのに、今朝はフォークにとられてしまった。
震災の朝、震度5の揺れに夫がとっさに宮付の整理ダンスを抑え倒れずガラスが割れず、寝てた娘も
下敷きにならずにすんだ。 その年は思い出が多すぎる。
あの時高速道路の崩壊や長田が燃えている画像には衝撃で震えた。
震災後の日々、被災者の方々の様子をTVで見ながら、人々の譲り合い支え合い助け合う姿、尊いくらい
美しいとこちらまで心が洗われる気がした。 神戸だったから・・人の絆の美しさが見えた気がした。

「生姜湯もらおうか」「はい!」 さぁ、一日が始まる。 湯沸かしポットのスイッチを押した。
「前みたいに無呼吸違うよ、安心する」「痩せたからや」即効言った。 よけいなことを言ってしまった。