日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* こんな運転手さんはじめて! *

2013年04月24日 | 雑感

 

仕事は与えられたことだけをやればいいのではなく、自分で作るもの。
”働く”と言うのは、傍を楽にすること、そう教えられてきた。
私が働いていた何年間か、そう思いながら仕事をしていた。  いかにすれば、短時間で効率よく出来るか、
時間が過ぎればいい、そんな人も多かったが、創意工夫をする日々、時間が楽しかった
夫にはそれは正社員がすることで、パートがそこまでせんでもいいと言われていた。 私の性格を知るがゆえに。

”仕事は自分から作るもの” それは今の日常でも同じだけれど。

マニュアル通り。
雨の日コンビニへ入ったお客さんが入り口で滑って転んだ。 
あのに・・ 「いらっしゃいませ、こんにちは!」
そう言った、お粗末極まりないおバカ店員がいた話は珍しくないであろう。

2ヶ月に一度くらいバスに乗る。  難波か大阪駅行き。
ガイド任せの殆どしゃべらない運転手さんもいれば、歌手などがハンドマイクでなく身体につけるマイク、
あれなんて言うのか・・それをつけて音声ガイドで停留所名を言った後復唱して「お降りの方ございませんか」
「ありがとうございます」 「お気をつけて」などを丁寧に言われる運転手さんがいたり。
初めてだったので、「初めてでしたこんなの、気持ち良かったです」 そう言って降りたことがあった。

今日は一日中雨である。
デパートへ行く為に、難波行きのバスに乗った。  
停留所名も自分でいい、乗った後も座ったか後ろを向いて確認しながら「では発車します、気をつけて下さい」
降りる人にもきちんと「ありがとうございました」を繰り返し、「滑らないように足元に気をつけて下さい」
ソフトなその声は、和んでとても気持ちが良かった。  そう感じた人は私だけではないはず。

かと思うと、大阪駅からの帰りのバス。
「では発車します」 その声は低音でかっこつけてゆっくり過ぎる位な口調、おまけに聞こえにくい。 
この場に及んで、観光バスじゃないんだから・・停留所も強弱つけて自分で楽しんでいるみたい、分かりにくいし。 
(こんなんあかんやろう・・) 運転手さんの名前を携帯でメモした。 (私はクレイマーか!)

給料もらい過ぎ高額な手当て大阪市バス運転手さん、新市長さんのお陰で、多分下ったと思う、当然だ。
マニュアル通り、口を開けば損をするみたいに喋らない運転手さんもいるが、これが普通。
仕事は十人十色、もらい過ぎでにらまれている分、サービスに徹し信頼回復をお願いしたい。

終点難波に着いた。 私は一番後ろの席だったので降りるのは最後と思っていた。
マイクから英語で話す声が聞こえた。 
「~~~~~~」 「~~~~~~」 外人さんと運転手さんが会話している。
意外だった。  外人さんが何かを訪ねていて、その答えを英語で答えたのだろう。 
外人さんは嬉しそうに「サンキュー」 サンキューと答えた運転手さんはそのあと、何か言葉を付け加えていた。
外人さんは「~~~~~~」英語で、さっぱり分からないが。

かっこいい! もともとしゃべれる人なんだろうか。
それとも外人さんもいるし、習ったんだろうか。 そんな奇特な人がいてもいい。 おざなりでなくて、自分のスキルの為に。

帰るなり夫に話した。 「すごいなぁ」 「喋れてた人かなぁ、それとも勉強したのかなぁ」
言われたことだけをやったらいいのではない、もっと出来ることはないか・・仕事は自分で作るもの。
それを考えるだけでもわくわく。

家庭でも同じだ。 昨日と同じ今日、今日と同じ明日 そんなに過ぎる日々ではなんだか満たされない。
何か少しほんの少しでも、違う日を送りたいと思っている。


* 思いやりに気付かず・・・ *

2013年04月23日 | 雑感

「お父さん、今日はお母さんの誕生日よ、電話をしたら?」
帰宅した夫に言った。   
男兄弟が多かったので、お誕生日に電話をしあうことがないけれど、母親なのだからと。

義兄さんの携帯に電話をした。 
「今日はおかんの誕生日やなぁ、なんぼになったんかな」 分かっているはずなのに聞いた。
「そうか93になったんか、すごいことやなぁ」 今日は月に一度のショートステイで、施設に泊っているのだと言う。  
そっか、電話したとき、義姉さんからそう言えば聞いていたなぁ、今日やったんやね。
「向こうでおめでとうとか、なんかしてもろうてるんかなぁ」 笑いながら話していた。
誰の誕生日でも、兄嫁さんはお赤飯を炊いていつも祝っている。 今夜は義母さんがいないけれど炊いたかな。
もし、入院とかあったときの為にも、月に一度ショートスティをするようになっている。
義兄夫婦の休暇のように思い、少しほっとする。 だが、兄嫁さんはいなくてもやっぱり気になると言われた。

週末、夫のお姉さんと3人で新幹線で帰ることになっていた。
が夕方2人で愛ちゃんや次女のところへ、生協さんの商品を届けに行った帰り「やっぱり、車にしようかなぁ・・」と言う。
「え? お姉さんに切符頼んでるのに。 大丈夫? 新幹線の方が早いし楽だし」
長女がいないので夫1人運転、新幹線の方がいいと思っていたが、私の実家へも行くし車がある方が世話をかけずにすむ。
お土産は先に送ろうと思っていた。 勧めはしない、夫の気持ち次第。

昨日夜、夫が・・
「あんた実家へ土曜日から泊まり」 思ってもみない言葉だった。  嬉しくも何とも思わず・・逆に・・
「何を言ってるのよ、母は充分兄夫婦にしてもらっているし元気だし、それに私は嫁なのよ、義姉さんが365日
お世話して下さって、ましてや段々と大変なのに自分の実家ばかりよう泊まらないわ」 速効言葉を返した。
「あんたのお母さんやないか」 「ううん、1泊で充分よ、私が帰省するのは義姉さんの話を聞いてあげたいからだし、
それが少しでも労いになるかなぁと思うし。  同じ嫁やのに何もしてないのに実家にばかり泊まれない」 繰り返し言った。
「あんたが実家に2泊したって、誰もそんなこと思わへんて」
「いや・・ようしないわ」

(何を言い出すのだろう、私の気持ち分かってない・・)と、初めてそんなことを言った夫が、信じられなかった。
夫はそれ以上は言わなかった。  

今朝玄関でいつものように”ハッピーバースデー トーユー”のメロディーをかけて見送った後、ふと思った。
(私、なんで夫の気持ちが汲めなかったのだろう。  自分の思いを先に出して言葉を返してしまった。
なんでまずありがとう・・けどね・・と言えなかったんだろう)
夫には、わが子やお嫁さんまでも分からなくなった母、帰るたびに細くなっていく母の姿を見るのは辛いと思う。
誰もが母であって母でないような姿には、涙が出そうになるのをこらえている。 
だからかどうか、自分からは田舎に帰ろうとは言わない。 

お母さんに会うのはもちろんだけど、お兄さん夫婦を労い感謝する意味でも帰ろうと言うのは私。 
辛い夫、初めて2泊もしと言ってくれた。 元気なうちに分かるうちに少しでもいてあげなさい・・そんな気持ちだった
のではないだろうか。
そんな夫の深い思いやりも気づかずに、嫁として・・などと偉そうに言ってしまった。   

昨夕お風呂上がりにも腰に湿布を貼ってあげるし、今朝ロキソニンを飲んで自転車で出かけた腰に違和感を覚える
夫の背に、(昨日はごめんなさい、ありがとう)と言葉をかけた。


* そば打ちは難しい *

2013年04月22日 | 料理・その他食

はるばる木更津から、東京湾の海苔が届いた。

ブログでも縁と言うのは不思議なもので、彼岸花が咲く頃になると、そろそろ海苔の準備だなぁと思ったり、
海が荒れると、海苔の棒や海苔は大丈夫かと思ったり、海苔の漁の船が気になったりする。

木更津に大きなアウトレットが出来てから、今や木更津、そして住まいの金田のニュースまでが取り上げられたりする。
会ったことはないけれど、人のことを思う。  
人生会う人私にはある程度限られている。  視野が広がれば、それだけ思う人も増える。
そんな思いの繋がりが、自分を豊かにしてくれるような気がする。  ある意味、いい時代だと思う。

帰宅すると、もう夫はそばを練りこんでいた。
夕方用事で夫の帰宅時間におれないので、テーブルの上に必要な道具を揃えておいたのだ。
でないと、きっとあれはどこだと探し回るから。
食べたければすぐに買えるのに、じゃまくさいと思うのに、不思議な人だ。
「2人分のそばを打とうかな」 と会社へ出て行った朝だった。

買いたての麺切り包丁、こみ板は夫を喜ばせた。

2人で囲む食卓。  今日は2、8そば。
打つたびに、切れだのなめらかさだのそば粉の割合などのうんちくを語る。
「そば打ちは難しいなぁ、奥が深い」
まだ10回にも満たないが、打ちたて、出来たてを食べられる妻は幸せ!


* 道具屋筋で・・ *

2013年04月20日 | 料理・その他食

夫は半ドンだった。
お昼から2人で、造幣局の桜の通り抜けに行く予定だった。  
が、天候の不具合もあるし、それよりも、どうも腰の状態がイマイチな様子なので、「うんやめよう、来年もあるし」
ウィークデーに行けば良かったと思った。 

やめた代わりに千日前の道具屋筋へ行くことにした。
何度もそばを打っているが、やはりそれ用の包丁と、押さえの板が欲しいかったから。 
(板なんてこんなん、フツー簡単に家で作れるぞ~)って夫にはあてにしてないけど。

家族4人で心斎橋へ自転車で出かけていた次女から電話があり、合流した。
雨が降りそうだし、かんたが寝そうなので、折りたたみ自転車を車に積んで、展君だけママチャリで帰った。

次女とかんたが車で待ってくれて、なつめと3人で道具屋筋へ。 
面白いくらいに、普通お店にあるもの大きなものから細かいものまで何でも揃う。  包丁もお店に寄って値段もまちまち。
何件か回って、何処まであるのって言うくらい、奥まで広いお店に入ったら手頃なのがあった。
観光客みたいな顔して、写真撮りたかったがさすがに小心者、カメラ触ったがよう撮らなかった。
本当に一日をかけてゆっくり回りたいくらい、楽しい道具屋筋だ。

道具には必ず名前がつけられている。 
打ったそばを切るときの、抑える板。 「こま板」ですって。

味づくり「自分流」と彫られた、麺切り包丁。
夫は嬉しそうだ。 こんなにそば打ちが楽しいなんて。 家では殆ど何もしない夫なのに。

帰りは雨が降ってきた。
おお!! 後ろのバスは・・「ソフトバンク!」 
横へ寄って信号赤で、並んだ。 内川さんもいる! かんたが選手に「がんばって!」と手を振ると、
にこっと笑って手を振ってくれた。

かんた、散髪してまるぼんさん。

 

ドーム近くで、前と後ろがソフトバンクのバス、はさまれた。
なので・・、一緒にドームのバスの入り口までついて言った。

それから、夫の為に、そして明日締め切りの、温泉一休の豪華賞品が当たるガラポン抽選会。
自転車やTVや掃除機や加湿器とか色々・・
11枚綴り7000円、3枚買って次女と孫とで3回ひいた。
3休賞で3枚、1休賞で1枚の入浴券、計、2800円のお得だけ。  

今日は薬用風呂もあった。  雨の露天風呂も風流。 源泉かけ流し・・あ・・いいなぁ近くにあって。
造幣局の桜見ずして・・まいっか、夫のそば道具買えたし・・よしとしよう。


* ジャカランダの木は今・・ *

2013年04月19日 | 花や木

大阪市港区、八幡屋公園のグリーンヒルズに咲く世界三大木の1つ、ジャカランダの花がこんな風に咲くのは・・

この写真は昨年の6月24日である。 
と言うことは、もう2ヶ月もすれば、気品あるジャカランダの薄紫の花が満開の時を迎え芳香を放つであろう。

あの人は今・・ではないが、ジャカランダは今は枯れ木のごとし・・



公園の作業の方たちが、グリーンヒルズの萩の刈り込みや草取りなどをしておられた。
ハナミズキ、ヤマブキ、ヤマツツジ、アセビ、ギョイコウ・・名前は知らないが花数が増えてきた。
久しぶりなので・・カシャ! 風があって花が揺れる。



ジー・・ あっちゃー! え~! バッテリー切れるぅ~! 10枚ほどしか撮ってない~!
私の持つ一番古いコンデジ、もう修理不可能な、だけど大好きなコンデジ。
小さいので今日はこれで、と思ってカバンに入れたのに。
最近、帰宅してすぐ充電と言う作業を怠っているなぁ。  

枯れ木のような木々が、冬の寒さに耐え青々と芽吹く今の季節、八幡屋公園は青々とした葉桜。
ジャカランダだって、ひと月もたたないうちに芽吹き青々とした葉をつけ、やがて蕾をつけるであろう。

年々この花を見たいと言う人が増えていて、人ツアーまで出ると言う。 
私も、住人として今年もまた *ジャカランダの花情報2013* 使命感を持って更新していきたいと思う。
感動だね、木々植物の生命の不思議、そして逞しさ。