日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 桜通りの夜桜 *

2011年04月15日 | 花や木

色々と多忙ではありますが、お泊りのひろとは次女夫婦が見てくれるので神戸の夫人を訪ねるために
仕入れです。 スーパーの前の通りは、結構有名で関西ウォーカーにも出たりする「さくら通り」です。

買い物を終えて自転車を出したときにあまりに綺麗だったので・・(あ・・なぜだかカバンにカメラ!) パシャ!

ぼんぼりはいい被写体です。

お月さまやわ・・桜とのコラボ・・と思いましたが、コンデジではあまりに小さく・・見えるかな。


* 母と共に 三都桜の旅 (二日目京都編)* 

2011年04月13日 | イベント

12時前に吉野山を出発、京都へ入りお昼を食べ城陽の姉の家に着いたのは3時前です。
姉夫婦、甥っ子夫婦に2歳前のなつきちゃん、昨年末結婚した姪っ子みんなして迎えてくれました。
一番気にしている姉に会っただけでも嬉しいのに、母は突然の祝米寿の立派な花束に感激で・・後号泣です。
お祝いの桜茶、京都の草団子、姉らしいはからい。 千葉の妹の旦那さんと私は空気読み、せっかくなので、
美味しいを連発しながらお茶団子を3本づついただきました。 みんなさっき食べた所なのでお団子は入らず。

なんと凝縮された時間だったことでしょう、母の感激をみんながもらい泣き。
1時間ほどがあっと言う間です、感激の再会でしたが、千葉夫婦、夫を京都駅に送るべく、姉の家を出ました。
兄の車は置いといて、私たち、7人長女の車一台で京都駅に向かいます。 
母は今夜姉の家に泊まります。 兄夫婦のいい企画です。 終戦前一番苦労して育てた姉です、楽しく語り明かすことでしょう。

 

せっかくですので、宇治川の桜を見よて行こうよと長女が案内してくれました。

宇治・平等院は3度目ですが、桜の時期は初めてです私。 十円玉と一緒に撮ったら良かったなぁ。



もう閉館まじかだったので足早に回りました。  藤棚の藤の蕾がいっぱい開きかけていて、5月には目を楽しませることでしょう。
ここも世界遺産、まるで世界遺産巡り、いい旅です。

千葉夫婦と夫は京都駅で別れました。
京都駅に近いホテルにチェックイン。 しばらく疲れているので、お互い部屋で休憩して7時、二条城へ向かいました。
ものすごい人です。 二条城ライトアップ・・・観光バスも入りとんでもない人の数。 

 暗い中を足元の明かりを頼りに歩く人々の石を踏む音、暗い中からぱ~っと明るくなって・・桜が見えました~。  
あちこちから(わ~・・すご~い) まさに桜のトンネルでした。

 枝垂れ桜となったら、ピンク色がそれは美しくて・・もう感嘆の声。 シャッターを切る音。

お月さまが出ていたので狙いましたが・・分かりにくい。  それにしても素晴らしい、さすがです。
ホテルについてチェックインした時、兄はパンフレットをいくつかチョイスしていて二条城がいいかなと言っていました。
駅の近くに宿泊したのは、近くにライトアップした場所がいくつかあるので、元気があれば案内しますよと言う、
長女のはからいでした。 二条城で正解でした。
お昼間もすごい人だったでしょう、見て見たかったです、昼間の桜も。 千葉夫婦や夫にも見せてあげたかったなぁ。

 光の回廊が幻想的な演出でした。

園内の池に1本の大きな枝垂れ桜、人が多くて・・それに動かないのです。
実のところ私の足は吉野山を出るころはギブアップ。 ここを歩く時は気合を入れて引きずりながら必死でついて行きました。
しっかり両足にサポーターをしていましたが、そうでなければとっくに歩けなくなっていたでしょう。

見上げる桜、あかりの関係で思わぬ色合いに。 

夕食はホテルの最上階の回転展望レストラン、ゆっくりと1時間半をかけ1周します。
360度の夜景を眺めながらフランス料理のコース、兄夫婦にご馳走になりました。
5年間京都に住んでいましたが、高い所から360度の京都の夜景初めてです。 恐らく震災の関係で少しは
ライトダウンしていたかも知れませんが、上品な京都の夜、それに目で楽しみ味わうフランス料理料理は格別でした。 
素敵な料理、写真撮ってもいいかなと小声で娘に言ったら(撮らんとき)目線、雰囲気を壊しそうですものやはり。 
吉野に始まり、なんて華麗なそして中身の濃い一日だったことでしょう。

部屋へ帰り母は姉と語り明かしているだろうねと言いながら、長女も運転、案内、疲れているはず、今夜は2人とも爆睡。
いえ、長女は地図等を調べていたようです、三都の旅の終わりの日をどんなコースで楽しんでもらおうかと。
疲れているであろうに、娘ながら有難い。 私がもう細やかに気づかいが出来なくなったのは娘の精だと思います。


* 母と共に 三都桜の旅 (二日目・奈良吉野編)*

2011年04月12日 | イベント

もうこんなホテルには泊まることないでしょう。 6時半にはチェックアウトをしました。
長女が時間が経つほどに、渋滞するので母には申し訳ないけれど早々と大阪を出ました。
途中、道の駅でおにぎりやら食べて、おなかを膨らせました、これで十分です。
兄嫁さんと同じ植え木を二つ買いました。 みんなが店内をうろうろしている間にお野菜を見ていたら
あれこれ自然に籠に入れていました。  馬鹿ですね~、新鮮ったって明日の夕方大阪に着くのに、車に
積んでいたらどうなるか、それになんでかおネギまで買っていました。
「安いったって30円か40円やろ、積んでたらずっと匂うやん」ひんしゅくを買いました、大失敗です。
道の駅・・と言うと、すぐおばちゃんに戻ってしまいます。

長女の案内通り、道路はまだすいすい行けて2時間ほどで吉野山に入りました。


途中車を止めて。 相当登っています、空気が冷えていて山の高さを感じさせます。 
種類は200、3万本ほどの桜が植えられているそうですが、こんな山の上まで桜・・ね、お手入れも大変でしょう。

 

地域の方が駐車場へ誘導、ここからは母新車初の車椅子使用、と言う事は、兄は初心者マークです。
坂道を下りながら、途中で止まり山を眺めました。 母は「もったいない」と感激しています。



青空・・お天気も良く、絶好でしょう。
地域の方が昨日今日と大名行列があるんですよと教えてくれました、思いがけない幸運。

お茶屋さんで一服、お団子やこんにゃくの田楽をいただきました。
(わ~・・これが吉野山ね)



時間つぶしに商店街のお店を眺めつつ金峯山寺へ向かいます。
さすがに吉野葛、奈良漬け、こんにゃく芋など特産品が。 お店の何気ない風情が楽しみです。
あれこれ見たいのはやまやまですが、そう言う訳にはいかず、ちらちら見て通り過ぎます。

 団体行動でなければ、ゆっくり撮るんですけれど・・足並みを揃えようと思えば(とりあえず撮らな損)片手でパシャ。

金峯山寺の蔵王堂は東大寺に次いで、大きな木造建築だそうです。
境内では「花供懺法会(はなくせんぼうえ)」11、12日に行われる年中行事の準備がしてあり、結構人も増えておりました。 
車椅子を押しながら兄が言います、時々笑いながら「孝行息子撮っといてくれよ~」「うんうん撮ったるよ~」

 何しろみんな車椅子、慣れていません、初心者です。 母、幸せ。



吉水神社へ行きます。 ここからの眺めが「一目千本」と言われ、最高なのですって。 
急な石段ですが、車椅子が通れるように、平らな石畳があります。 兄はみんなに手をもらい一生懸命押します。

(このアングルが一番やわ。 自分なりにいい写真が撮れた)って、そう思っていたのですが・・。



帰宅して画像をPCに落として他の写真を見たならば・・、なんと。

「21世紀一番残したい日本の風景、花部門第一位」の立て札とその写真↓の前で私、写真撮ってもらってたんですよね。


団体行動なので、こう言うのに目が行ってなかったんです~ 良く似たアングルでした。
でも誰が撮っても同じじゃない? 
母はまさか、有名なこの場所で桜が見られたんなんて! もう感激でずっと胸がいっぱいだったことでしょう。

眺め入りました。 下千本、中千本、上千本、奥千本・・一ヶ月近くかかって咲いて行くのですね。
この日でも充分に楽しめましたよ。

 急いで、急いで~。 10時半から大名行列ですよ~。 始まっていました。 もう先へは動けません。



吉野山でお料理店「静亭」をやっておられる女将さんがブログに綺麗に大名行列をアップしておられました。
静亭へようこそ」母として妻として女として、お客様との交流を大切にされなが自分磨き暖かいブログです。

兄嫁さんがまだやわ~って思ったら、帰りの車で食べるように美味しいみたらし団子を沢山買って下さっていました。
みんなで「良かったね~」を言いながらお団子を頂きながら車は山を降りて行きます。  
きっとみんな明日は筋肉痛かも。 兄は急な坂の登り降り、手術後体重がぐっと落ちて、一番疲れているでしょう。
渋滞もなく、早かったお陰で2日しかやっていない大名行列も見られて、大変有難い吉野の旅でした。
さぁ、車は一路姉の待つ京都の城陽に向かいます。 
さようなら、吉野山。 歩いている人たちがいます。 ここがみんな満開ってどうなんでしょう。 来年また挑戦かな。

書いているのはもう5月1日ですが、母は広島に帰り「こんなに楽やったら、来年も行こうかな」そう言って笑わせたそうです。
米寿にして最後の遠出旅行になるかもと言っていた兄夫婦は、苦笑い。


* 母と共に 三都桜の旅 (一日目大阪)*

2011年04月11日 | イベント

1月お正月をはずして義母の顔を見に帰省した時、実家へも立ち寄ったその時兄の口から
「お袋に背中に負ってでも一度、吉野の桜を見せてやりたいと思っている」と聞き、
大阪へ寄って京都の姉の所へ寄って・・と、そんな計画を聞いておりました。
思いもかけない大震災がありましたが、「今年が最後の遠出旅行になるかな」そう言っていた兄夫婦の思い。
セイ君と吉野の桜を見に行った事のある長女が参加する話になり、兄弟を合わせてあげたいと言う兄嫁さん、
私たち夫婦、千葉の妹夫婦も参加することになり、思いがけない旅がばたばたと決まりました。

母に会うまで千葉夫婦の事は内緒、ジョークの効いた似た者夫婦、我が家へ到着し荷物を広げかけたら
「今天保山の文字が・・」そんな兄の電話に慌てて3階へ! 母たちが我が家へ到着して少しして携帯から家に電話、
「お母さん、檸檬から電話よ」「今着いたよ」「良かったねお母さん旅行に来れて(多分そんな話)」
話をしながら妹は2階へ降りてきて、子機で話している母の目の前に・・「ありゃ!」母はびっくり。
(もちろん来たときから玄関の靴も隠しておきました)
少ししてまた家に電話、「檸檬の旦那さんからやわ。 仕事やろうに以心伝心すごいね~」私も白々しい演技。
母が子機で話していると、また檸檬の旦那さんが部屋に入って来てと、そんな演出。 作戦大成功です。
母の驚きと喜びは言うまでもありません。 笑いで、本当は感激なはずの涙が飛びました。

我が家でこのお弁当箱を使う時、(母に料理を食べてもらうことなんて無いよね・・)と思っていたので
楽しみながら作りました。 本当はゆいちゃんを預かるはずでしたが熱があって来れませんでした。

兄が「料理とってくれたんかと思うた」嬉しいお世辞を言ってくれました。 
昨年10月胃を全摘した兄です、揚げ物はやめて食材を刻んだりしながら軽く食べ易い和食にしました。 
簡単ではあっても母や兄に食べてもらえたのは、ひそかな感激でした。
夕方から参加の予定だった夫もお昼に帰宅して来ました。 落ち着かず早い目に仕事を済ませたそうです。

土曜夫が大阪城のさわりだけでも是非連れて行ってあげたいと、2人で下見しておいた通り・満開です。・
有名で会っても来ることの無い場所、みんな大喜びでした。 母もゆっくり歩きながらの散策です。
兄夫婦が時折2人してハートマークに手をやりポーズします、兄ってこんな? 
兄嫁さんの笑顔は最高です。 この笑顔を見れば母がどんなに大切にしてもらっているか、分かるでしょう。

今夜泊まるホテルは、検索の達人の長女が手配。 みんなが集まって話せるように、眺めがいいように、
そして私と母が一緒に寝るようにと、上の階のスイートをとってくれました。
目の前に広がる大阪城、大阪城ホール、大川の景色・・ゴージャスなホテルからの景色は最高でした。

兄夫婦、千葉夫婦、夫と長女、各部屋にケーキセットが特典、スイートの部屋へルームサービスです。
ホテル内のお店で、ワンカット1500円だったメロンケーキ・・美味しかったです、やはり。

この次はアクアライナー(水上バス)4時の予約をとっておりました。 
以前私が満開の桜の時期、友達と利用し感激したので歩かず楽しめるので是非と企画しました。
大阪城港の乗り場は、ホテルの前にあるのです。 母が歩くのを軽減出来ることも有難いです。
ホテルを出たら雨! ですが船内から眺めるのでOKです。 色んな船がありますが、屋根付きで正解。

 両岸は満開の桜・・橋の下を通り桜並木を通り抜けるのです。

いつしか雨がやみました。 

 突然の雨でお花見だった人たちは退散でしたが、往復1時間水上バスはいい企画でした。

 ホテルでくつろいだ後は、息子の務める法善寺横丁のお店へ向かいます。
今日が5歳の誕生日のひろとはパパのお店なので、迎えに行って参加です。
水掛け不動さんへお参り。 右隣で法善寺のお坊さんが大震災への鎮魂の灯りを灯しておられました。



お世話になっている大将や先輩さん笑顔で迎えてくれました。
3階の炉のある素敵な部屋です。 


母の米寿、ひろとのお誕生日、みんなの旅に「乾杯!」

料理はおまかせ。 中座の火災で焼失した法善寺横丁のお店。 お皿1枚から全て新しくなりました。
ひろとはパパのにぎり寿司のメニュー。
敷居もお値段も高くて、私たちもまだ3度目です。 普段食べられない海鮮料理、目で舌で味わいました。

 1月アドマチック天国でお店が紹介され、桂三枝さんやゲストさんにも食べていただいた料理もありました。
仕事柄、お盆もお正月も帰省できない息子です、法事とて同様で叔父や叔母にも会う事もありません。
厳しい仕事柄故もう14年になる息子の働く姿、みんな喜んでくれました。
ましてや母と写真を撮るなどあり得ない、母と孫・・初めてのツーショットに胸がいっぱいになりました。

3時間もゆっくりさせていただきました。 
ホテルに帰り、それぞれの部屋へ。 母と部屋から大阪城の夜景を不思議な気持ちで眺めました。
母と枕を並べるなんて帰省しても、無い事です。 夜中を過ぎるまで語り合いました。
子供の頃からのことずっと・・疲れているでしょうと気遣うのに、興奮しているのか、母は寝ようとしません。
「こんなに幸せでいいんじゃろうか」「ありがたい」と「幸せ」は、母の決まり言葉ですが、何度も繰り返しました。
スイートは何から何まで違うのですね、初めてです。 アメニティーセットまでもゴージャスでした。
桜色を闇で包み、一日目大阪の夜は更けて行きました。 


* 1日早い誕生会 *

2011年04月10日 | イベント

ひろとは11日で5歳になります。 全員が揃うのは日曜なので、午後3時から一日早い誕生日会の始まりです。
パティシエ愛ちゃんママのお手製、私たちはいつも楽しみなのですが、男の子に人気の「ゴーカイジャー」のケーキ!
最近はテレ屋のひろと。 中々思うように写真を撮らせてくれませ~ん。

ハッピ-バースデー トゥーユー~♪ ハッピ-バースデー トゥーユー~

今日は持ちよりでなく、全部愛ちゃんのお手料理。 

賑やかに・・あるいは黙々と。 今、食べ物にエンドレスのゆいちゃん、いっぱいのご馳走にもう、きょろきょろです。 

 

お待ちかねのプレゼント。 事前にみんなして息子夫婦と相談しあって用意しています。
ひろとが今一番喜ぶものを。 写メして電話しあい、そんな子供たちのやりとりを嬉しく有難いと眺めています。

 4人がカメラを向くのはとっても大変・・これで2人づつ同級生なのですが、洋服のお下がりはほんと有益です。

 いよいよ食後のケーキタイム、いつも甘さ控えめで美味しいんです。 セイ君がいたらね、なんていつも思います。
彼は何度この美味しいケーキを食べ逃しているでしょう、もうすぐ香港の出張1年になります。
セイ君ならいつも三脚を立てて、全員集合の写真を撮ってくれるのですが、誰もそこまで気がききません。

明日はひろとの誕生日、東日本大震災から1ヶ月、被災者の方々の事を思うと何とも言えない気持ちがしますが・・
かんたの誕生日が1週間前、2人ともこんな桜の咲くいい季節に生まれたんやね・・
ママたちの出産の日や子育ての日々を思い出しながら、幸せな心地よい時間を過ごしました。