日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 写真と詩と朗読と・・ *

2010年05月27日 | 詩・エッセイ・短歌・小説


会話の聞こえてきそうな写真、自分ながらそう思える孫たちのひと夏の写真一枚。
昨年の8月22日、ひろとが前日熱であずかり、下がったが念のため休ませ我が家で過ごした日。
おやつを買いに。 マッシー母さんが植えたひまわり「ひまわりの前で撮ったら?写真応募してるから」

この日の写真の一枚が賞をいただいたが、それ以上に嬉しい事柄が・・

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写真に感じて、ブログ友のお2人が詩をつけて下さり、天性とも言えるあいさんが朗読をして下さった。
素敵なポエムになった。 一度もお会いしたことのないお2人なのに、このハーモニー。                                                                                                                                                                                             

 詩・・笠原 道夫さん    朗読・・あいさん

 詩・朗読 あいさん  こんな声で読み聞かせができたらいいだろうなぁ。 


* 鹿児島発・・ クール便*

2010年05月26日 | 料理・その他食

 

愛ちゃんのふるさと鹿児島発・・クール便で届くスイートコーン。 緑の葉に包まれびっしりと詰まった実。

♪~とうもろこしの ハーモニカ~♪

私は見ると、必ずこの一節を思い出すのだが、検索しても歌詞が出てこないのだ。
あれ? 自作?  子供と勝手に歌ったのかなぁ。 
昔子供は食べる時、「ハーモニカみたい!」そう言った。 ハーモニカのような届けもの嬉しい届け物。

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香港から、10日ぶりに長女が帰国し夜やって来た。 セイ君はまだ滞在している、もう3週間を過ぎた。
気温も高く蒸し暑いそうで、そんな季節がとても苦手な汗かきセイ君には本当に気の毒。

我が家とスイートコーンにも、4年の歴史が出来た。
2006年は・・ ひろとが生まれてまだ1ヶ月と2週間くらいのとき。
初めて愛ちゃんのふるさと鹿児島から、きれいなスイートコーンが届いてびっくり。
ひろとは食べられないので、大人たちがみんないただいた。 甘い、とっても甘い!
生まれてから食べた中で、間違いなく一番甘かったと思う、感激したのを覚えている。

2007年は・・ひろと1歳、なつめは10ヶ月
この日愛ちゃんは仕事なので、熱の出たひろとは保育園をお休み我が家であずかった日。
なつめはまだ食べられない。 ひろとはどうだったろう、食べたかな。

2008年、なつめは1歳10ヶ月。 とうもろこし大好きで一本ぺろっと食べた、だって甘い!

 

2009年はもっとエスカレート、食べ始めたら止まらないなつめ! 
その上、黄色い色が見えないほど、中の芯が見えるまできれいに食べるチャンピオンかも。

今年もまた・・。 もうなんだか5月の末頃になると厚かましくも心待ちするようになってしまった。
早速茹でた。 初物なので茹でたてをお隣さんにも持っていく。 

「たった今、ひろととTV電話したところです」嬉しそうな鹿児島なまりの懐かしい声、愛ちゃんのお父さん。
「今年は出来がもうひとつで、粒がいつもより小さいとです」気候の不順はこんなところにも影響を及ぼしている。
いつもとりたての新鮮さを保つが如く、クール便で届く。
ブログを振り返ると、5月の末日・・同じ日くらいだ。 きっちりと詰めている。
いつもスイートコーンを見るとき、娘を思うご両親のよろしく・・との声を聞くように思う。
野菜作りが大好き!言われるお母さんの笑顔も見えたような気がした。
ご縁に感謝、毎年丁寧に届けてくださるお気持ちに感謝である。


* 月命日・・ *

2010年05月25日 | 雑感

 

近所の中学校の塀に沢山かけていた白いノースポールの鉢が、いつの間にか取り払われていた。
足元のプランターのポピーが、せめてもとなんか最後の力を振り絞っているように咲いている。

マッシー母さんがそのまま関わっていたら、もっと花が季節をおおうに違いないが。

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「今日は25日かな」次女が言う。 「そう25日、義父さんの月命日よ、珈琲供えないとね」
さっそく専用にしているデミタスカップにホットな珈琲を、義父はお砂糖もフレッシュも入れる人。
手をあわせた後、「なっちゃんは今日で3歳10ヶ月。 生まれた日とおじいちゃんの月命日は同じやで」

64歳と言う若さで他界した父が生きられる命の分、30分遅ければ命が・・緊急生まれる寸前救急車に
乗った次女のおなかにいたなつめである。 なつめはまさに義父に命をもらったのだと思う。
「まぶって下さいって手を合わせなさい」「おじいちゃん、まぶってください」小さな手を合わせて言った。
義母が言うのだ、お墓やお仏壇の前で。 「まぶって(守って)下さい」と、いつも。

以前はTVの横のサイドボードに場所を決めていたから、ご飯を炊いた時なつめが供えたりした。
頂き物でも自分で供えたり出来たのに、かんたがつかまり歩きをするようになったとたんに、
ボードの写真やお供えしたご飯やお水を襲撃するようになった。 お線香の灰も、もう何も置けなくなった。
そんな行動は日増しに激しくなり、ぼつぼつ歩くようになった今、とにかく狭いながらも攻撃は激しい。
「なつめのときはこんなことなかったのにね」 そう話すことが日常となった。
女の子と男の子の違い、女の子のあとなのでいっそうそれを感じる。
逆に愛ちゃんは、ひろとの後のゆいちゃん、なんと楽な・・そう思っているかも知れない。
新たに、お風呂場の入り口にも柵を追加した。 我が家では4箇所柵がしてある。
引き出しや扉もロック。 おトイレにも入っていく。 洗面台へも椅子を持っていって水遊びをしようとする。
まるで「あ!駄目よ!」「かんちゃん!」 野球が始まろうものなら、応援のバットを振り回す。 
TV画面へ攻撃も(まさか、タイガースへの叱咤激励?)
しかしその行動は可愛くて(大変やわ)と悲鳴をあげているが、面白くて癒されるのだからいやはやなんとも。

まるで梅雨があけたような、青空の一日だった。 三日分の洗濯物がぱりっと乾いた。
雨もいいが、主婦には晴天が大助かり。 こんなことが非常に幸せだと思える月命日の一日。


* 夫婦で会話してるかな・・私 *

2010年05月24日 | 雑感

日曜の朝、雨の中を歩いて一番気になっていたブラシの木。
風も出てきたし傘をさしているのでうまくは撮れないが、この鮮やかさが好きなのではずせない写真。

初めて見たのは10年前くらい。 仕事をしていた頃通り道の電気やさんで見た。
(わ~こんな花があるんや!)まるでブラシのような・・と思っていたら、そのままの名前だった。
私は見る度に、チムチムリー、チムチムリー、チムチム、チェリー~私は煙突掃除やさん~♪
ミュージカル映画、メリー・ポピンズの場面を思い出してしまう。
19の頃、田舎から出てきた私がうっとりと見たジュリー・アンドリュースのあの映画を。

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一時雨があがっていたのに、夕方病院へ行く直前パラッとしたので傘を持って行った毎月の定期診察。 
予約しているにも関わらず月曜なのでいつも人がいっぱいで、先月も2時間近く待った。
予約時間にカルテを入れてくれないのなら、予約なしで行った方がいいのいにといつも思うが言えない。
今回も人が多かったが、持参した普段読めない本が読めるチャンスでもあると、開き直っている。
咳が出て、我慢しようとするとよけいに出るので、周りに不快だろうと外へ出た。
少し肌寒いが木の長い椅子が置いてあったので、そこで本を読みながら順番を待った。

1時間40分待って5分の診察。 空腹での血液検査なので(おなかがすいた~)
それに今日はウォーキングしていないからと、歩いて行ったものだから食べたい気持ちが早足となる。 
検査の後の日などほっとして、やたらに食べたくなる。 甘いものないかと目の色を変えて探し回る意地汚い私。

外で順番を待っているとき、以前から見かけていた一人のヘルパーさんが出てこられた。 
以前住んでいたご近所、息子の同級生のお母さん。「こんばんは、いつもご苦労さまです」声をかけた。
「いいお仕事なさってますね」と言うと、親と同居していて目の当たりでさまざまな大変な様子に遭遇し、
他界された今少しでも何かお役にたてるならお手伝いをと、資格をとられ仕事にしているのだそうだ。
話す中で、会話の大切さを言われた。 

老いて1人になっても女性は結構買い物とか出かけて人と話す機会が多いから会話出来ていいのだけど、
男性で1人暮らし趣味もなく家にこもってしまうと、記憶力が低下しぼけが早いと言うのだ。
「子供が自立して夫婦2人になると、会話がよけいに大切なんですよ。 会話が少ないと記憶力の低下が早い、
なんでもいい、会話は脳の働きにとても大事、たわいないことでもとにかく会話するこが大事ですよ」

夫婦で会話しているかな、私。
夕食後片づけが終わると、たいてい私は「それでは」と部屋にあがってしまう。
娘夫婦も部屋に上がると夫は1人、TV見ながらネットをしている。 静かな自分の時間でいのだが。
夫は仕事をしているし、卓球、ゴルフ、釣り、麻雀、将棋など、趣味が多彩で友人には事欠かない。
娘たちとも私以上に会話しているかも知れない。 それに自然な老い、失う記憶には抵抗できないと思っていた。
近々私たちも2人になる日が来る。 そんな時の為に、夫と楽しむ時間をと部屋設定は考えている。
私、TVを見ながらああだのこうだの意見したり思いをぶつけるので「静かに見い」注意される時がある。
私はいくらでも1人で楽しめる時間の使い方ができる、むしろそのことが最高の生きがいだったり。
話さなくても心が通じていれば、2人で過ごす時間の沈黙にも満足していたロマ
ンチック時代は過去形。
夜遅く階下で柱をどんどんたたいて知らせる夫のヘルプ!(また~)等と思わず、歓迎しなければいけない?
写真にしてもブログにしても、沈黙だ。 危ない危ない。

咳が出なければ、外に出なければ、ヘルパーさんとこんな話をする機会もなかったと思うと、
いつも私に学ぶことを与えてくれる人との出会い、なりゆきを受け入れることの大切さを思う。

ブラシの木、三脚で撮ったならきっと雫の中に花が映りこんでいたに違いない。


* 雨に歩けば・・ *

2010年05月23日 | 花や木

TVで田舎の軒下に、ツバメが巣を作っていてえさを運ぶ姿を見かけた。
ご近所さんのカンパニュラ(釣鐘草)、なんだか親が運んできたえさを我も我もト口をあけて待っている
子ツバメのそんな姿に見えてしまった。 

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朝誰も階下へ降りそうな気配がないので、PCに向っていた。 
ラジオで今降っている雨は、段々と激しく大雨になる・・とか言う。 予報どおりだが今ならいける(よし!) 
傘をさしハーフのレインコートを着て外へ出た、万歩計をつけて。 と言っても時すでに8時。

雨に歩けば・・と言えば、ジョニーレイ。 
♪~Jast Walking In The Rain このフレーズしか歌えないから、後はるんるるるるる~♪
最初に目に付いたのは、整備工場の花、(聞いたことはあるがすぐに浮かんでこない~)
不思議なのは二色と言うこと。 毎年咲くと思う。 白が先なのか、紫か、それとも同時に?

坂を下りた大きなお屋敷、二階から下まで塀をもっこうばらがうっそうと美しく枝垂れている家。
何度も何度も見ているのに、写真に一枚も撮らなかった。 今になれば後悔している。
花のあとは殆どなくて、ラベンダーが一箇所咲いていた。

 浄水場の公園、一昨年はここがウォーキングの場所で、少し前ならサツキやユキヤナギが咲いている。
終わりかけのエニシダを撮ったが、PCのに落とすともう終わりが見えて気の毒だった。
きれいに咲いていたに違いない。 小さい滝風?は見た目に嬉しいといつも思う場所。
紫陽花が少し色づいていた。 また来なくては。

その中でも芳香の” ・・・・・・ ”の花が満開だった。 名前が思い出せなくて多摩NTの住人さんへSOS!
八幡屋公園にも咲いているのでほぼいつも撮っている、白でとっても清楚。 まさか果実が有毒なんて。
雨の重さで下向いているのではなくて、こんな咲き方なのだ(多分)

雨の中を浄水場のそばで近くの地域の人たちが大勢で、古紙や瓶や缶の回収をしていた。
市に処理してもらうのではなく、日曜こうして集めて収益を地域の子供会などの費用にあてたりするのだろう。
こうしているところの地域や班はうまく繋がっていると思う。 ある意味、羨ましい姿である。

私の住んでいる一戸建ての集合した班では、悲しいかなこう言った繋がりがない。
年4回(だったか)募金集めや回覧板、不幸のときの知らせ、よほどのことでないと会合などない。
地域の子供達を守るとか、世間では1人暮らしやお年寄りを云々とか言うが、ここにはないのだ
そんな繋がりや行事が何ひとつ。ただ親しいご近所さんと世間話程度(こんなんでいいのか)
いつもそう思うが、だからと言って上の人に話す力もなければ、それなら自分が何か働きかけを、
そのような行動力はない。 あれば、きっとなんらかの働きはできると思うが。 
雨の中、手早く車に積み上げる男女の姿をいいなぁとさえ思いながら眺めて通った。

裸のように切りとられていた街路樹の銀杏が、あっと言う間に緑の葉を茂らせている。
秋になれば茂った葉が、金色に姿を変える。 めくるめく季節、力強い生命力を感じて、気持ちがピンとする。

 

マッシー母さんといた住吉神社、金曜日修理中だった御神燈が一対とりつけてあった。 Mさんだ、いつの間に。 

いつもここの会社の前には花がいっぱいだ。 今は薔薇やカラー。
傘を差しているので、雫写真が撮れない。



まさかね、ここのお孫さんとなつめが保育園で同じ組で入園したなんて。


そうこうして家に近づいた。 (ここのこの花だけは撮りたい!)
ブラシの木。 もう一箇所マンションに咲くが、こちらさんの花はとっても鮮やかなのだ。
昔生命保険をやっていたスーパーおばあちゃん、当分見かけないがお元気だろうか。




最終は公園、タチアオイが雨に濡れていた。 学校の講堂の扉が二箇所開いていて、
剣道をされる人たちの大きな掛け声が聞こえた。 礼節の整った練習風景は非常に気持ちがいい。

雨に歩けば・・♪~Jast Walking In The Rain 色んな思いも楽しく一緒に歩いた朝。 
しっかり歩きはゼロ。 歩数は5000歩を過ぎていても。 写真を撮りながら歩くとこんなもの。 
10分とて継続して歩けていないのだ、が、まいっか。 
帰りがけ雨足が強くなり、ズボンのすそはびしゃびしゃ、一日中雨が良く降った。

朝歩いて良かった・・。 まるで得をしたように、ささやかな幸せを感じた私。