日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 麺処 けんちゃん *

2014年06月29日 | 料理・その他食


蕎麦打ちは奥が深いと言う。
粉の鮮度から水、気候まで微妙だと言う。 蕎麦粉の割合も大事だ。 
会社の慰安旅行のオプションで二度、三田のそば道場で蕎麦打ち体験をした。 
主婦なはずの私は、なぜかカメラマンだった。 

ネットでも今は動画で見られるから有難い。 居眠りながらも夜何度も何度も見て研究している夫。
広島へ帰省する友人には「蕎麦粉」を頼むようになった。
何度お蕎麦を打ったことだろう。 会社から帰るなり、「よし!」と始めるからすごい。
疲れているであろうに、腰も毎日のように湿布したりバンテリン塗ってあげているのに。

随分とうまくなった。 褒めると「いやまだまだ」と謙遜するが、夫のこだわりまだ納得はしていないようだ。
何日か前「今度はうどんを打ってみるわ」と言った。
業務用スーパーへ行ったとき、うどん粉を夫自ら買った。
お蕎麦は夫の打ったのが美味しいが、私はスーパーの冷凍の、さぬきうどんでもカトキチうどんでも充分なんだけど。

今日は蒸し暑い。
うっかり今朝「今夜はぶっかけうどんにしよ!」と言ってしまった。
特に夏、我が家おすすめのぶっかけうどん。 
「よし! まかしとけ、うどん打つわ」とはりきる夫。

そう言えば、昨夜も動画で打ち方見ていたわ、私はパソコン覗きもしなかったけど(冷たい妻)
道具は全て一つにまとめてある、夫が分かりやすいように。 私はスケールと計量カップ、ボールを用意しただけ。
夫は粉を測りはじめたが、私は友人に頼まれた七月の行事予定表の作成をするため、部屋へあがった。
買い物に行く前に台所へ降りたときは、こねたのをねかしていると言い、余裕な顔をしてTVを見ていた。 
ぶっかけうどんにのせるカツの準備をし始めたとき、夫は長い麺棒で伸ばし始めた。
蕎麦と違い、伸ばし始めたらもう慣れたもの。

かき混ぜながら丁重に茹でる。
じゃーん!!


我が家特製・・冷やしたおうどんにカツをのせ、たっぷりな大根おろしにネギ、大事なのはレモンを添えること。 
レモンはスーパーにあった広島JA販売だった。 一瞬ふるさとを思い出し、嬉しくなった。
先日長女が次女宅で食べたと言う、おうどんに中身をだした明太子をのせ、卵の黄身にネギ、刻み海苔添え、卵かけごはん用のお醤油をかける。
これはなつめも、お気に入りだそうで。

手作り出来立て冷やしうどん。 
るみばあちゃんのうどんと言う訳にはいかないだろうが、充分に美味しい!
「もちもち感、こしもあるし美味しい美味しい!」麺類毎日でもと言う位大好きな長女との評。
「そないに持ち上げてくれんでも、いや湯がいたときの透明感がもっと欲しいわ」と言う。
「充分に美味しいやん」
「いやいや、まだまだ」

もしかして?
リタイヤ後、うどんとおそばの『麺処 けんちゃん』 一日限定二十食でもやろうって? まさか!



* agapa(愛らしい)anthos(花) *

2014年06月28日 | 花や木

 

 
花言葉を書いていたら、ギリシャ語の『愛らしい・花』と言うのが、アガパンサスの名前の由来だそうだ。

「パン屋さんへ行ってくるわ」と言い、カバンにはコンデジを敢えて入れた。
10年前始めたすくすくブログの時から使っていた愛機、2004年発売のオリンパス CAMEDIA C-760 ウルトラズーム。
何年か前甲子園の阪神戦の観戦に行ったとき、帰ろうと立ち上がったとたんカメラを落とし、レンズ破損、修理に出した。
そのとき「もう、部品の保有期間を過ぎていますので、今後は修理がききませんのでそのおつもりで大切に・・」と言われた冷や冷やもの。

現在は3年前発売のときパナソニック、RUMIX DMC-FZ48のコンデジ使用。
そして、パナソニック DMC-GF1これはまだあまり使っていない。
もっぱらDMC-FZ48、使い勝手がいいが、古いオリンパスもなかなかいいボケ具合が出るし結構お気に入りなのだ。 
ただでさえ手ぶれしている老いの現在、オリンパスには今のカメラのような手ぶれ補正がないこと、バッテリーの減りが早いことが難点である。
それに電源を入れてレンズが出てはくるが、また勝手に元に戻ると言うそれを繰り返すと言う時々カメラのご機嫌任せのときもあるから、こわいこわい!
一発でレンズが出て静止してくれると、めっちゃラッキー! 
パナソニックよりも小ぶりなので、カバンに入れても場所をとらないし持ち歩きにはとても便利。 

だから一眼レフを持ち、交換レンズを入れ、パナソニックにオリンパスも・・と欲張ると、重くて長歩きはできない。

久しぶりに、オリンパスの出番。


アガパンサスをあちこちで見るようになったが、人通りの道路ぎわでは勇気がないし、
パン屋さんとは反対方向の池島公園。 

ド凡人・みくの歌で、空間を埋めた。

アガパンサスの花言葉 【 誠実な愛 ・ 恋の季節 ・ 実直 ・ 恋の訪れ 】


* 定期診察 *

2014年06月26日 | 雑感


月に一度の定期診察の日である。 
予約が予約でないが、まいっかな日。

体重、血圧、尿検査、血糖値、ヘモグロビンA1c・・などの検査をして順番を待つ。
診察室の前においてある質の良いラジカセからいつもメロディーが流れている。 
待合室でない所が心遣いかなと思う。 
邪魔せずちょうどいい音量で、そして心地いいよりすぐりな曲が流れる。

長椅子にいる先客さんに会釈しながら腰かける。
そして私はお気に入りの本を出して読みながら、名前が呼ばれるのを待つ。

文章を読んでいるとき、言葉にメロディーがより感情を盛り上げて思わず涙が溢れそうになるときがある。
ここにくるとたいていがそんな風。 家とは別な場所だからだろうか。
今日は詩集。 
普通の文章でなく、普通の言葉もその人なりの豊富な形容詞で・・深くてなんだか、
分からないような思いで込みあげてくるものがあった。
あ・・私は久しく、詩と言うものから離れていた・・忘れていたと言うべきだろうか。
若いと思っていた頃にはそんな詩に、自分がそのヒロインにでもなったようで胸を熱くし心の奥深くまでその世界へ入り込む。
誰にも邪魔されない、私にすればこれが至福の時・・なのかも知れない。

「メタボみくさ~ん」
「はい!」
詩で盛り上がっていたところへ、思いがけなく早くお呼びがかかった。

「今日はみんな明るい服着てるなぁ、いいね」
先生の心ははずんでいた。 お一人の先生が休まれていてお忙しいはずなのに、いつもと変わらない平常心な姿勢。
(え~? 先生そんなこと思う余裕おありなんです?)

何人もの先生に当たったが、専属になった糖尿病が専門ぶっつけなお気に入りの先生である。 
先生の前に来ると、なんだか若くなったようにはきはきしゃべっている私がいる。
反省点などをやりとりしながらも、本当はそれほどでもないのに「頑張りますから」と前向きな言葉を言っている。
順番を待っている間この先生と患者さん、はっきりは聞こえないが老いも若きも皆さんの明るい声が聞こえてくる。

月に一度の診察、別に聴診器をあてられるわけでもないのに、ちょっとだけわくわくドキンドキン。
これをときめくと言うのだろうか。
医は忍術、まさにまさに。
これも心身共に・・の健康づくり・・かな。 


* 飲んでくれる人は遠いけれど・・ *

2014年06月25日 | 料理・その他食

 
サッカー・・残念でした。
色んな思いがありましょうけれど、日本は終わりました。
何を言う資格もありません、ただただ選手の皆さんお疲れ様でした。 サポーターの皆さんも。

甥っ子と高校で一緒にサッカーやっていた山君、ワールドカップ初出場で、コロンビア戦では先発出場だった。
よけいに力入った今朝のサッカーTV観戦だった。 
甥っ子は今は仕事として、子供たちにサッカーを教え未来のJリーガーを育てている。

夫の淡路島の友人がこの時期帰省したとき、決まってお土産に箱入りのびわを下さる。
初物だし義父の遺影にお供えしたし、ご主人を亡くされたお隣さんにもおすそ分けして頂いた。
子供の頃実家の畑にびわの木があった。 あの頃食べていた味と変わらない。 懐かしさを覚える。
名産のみかんは以来、すごい品種が増えて糖度が高くなったと言うのに、びわは昔のままの気がする。

「食べるだけでは能がないやろう」と言う夫。 
今年の屋上のグリーンカーテン、日よけスクリーンをつけたので場所が少なくなったので朝顔だけにしたら、
「花だけでは能がないやろう」と言うので、あわててゴーヤを西向きだけど六本植えた。
「ジャムかびわ酒やね」と言うと、「びわ酒を漬けてえや」と言うので漬けた、初めて。

昨年つけた梅酒は美しい琥珀色で「最高の飲みごろや美味しい!」と夫が言う。 
一昨年の梅酒は、愛ちゃん家族が食事に来た時夫と愛ちゃんで飲んでくれた。
ロックで飲んでくれていた愛ちゃんは、遠く鹿児島に。 
あ~夫も飲むけれど、やっぱり愛ちゃんがね・・いないとね。 漬かった梅の実も食べてくれていたのよね。
梅酒、なかなか無くならないだろうなぁ。
びわ酒、一番飲んでくれる人は遠いが漬けた。 
自分は食べないのに帰省した私たちのお持ち帰りにと、いつも梅干しやらっきょうを漬けてくれている夫の実家の兄嫁さんのように。
 
びわと言えば、『びわ』の歌。 『びわ』の歌と言えば、今年二月のおわり百四歳で亡くなられた『まど みちおさん』
『ぞうさん』や、『やぎさんゆうびん』 『ふしぎなポケット』 『いちねんせいに なったら』
子供たちと歌ったし、孫たちとも歌う。 やさしくてほのぼのとするまどみちおさんの歌。

びわは やさしい 木のみだから  
だっこしあって うれている
うすい虹あるろばさんの お耳みたいな葉のかげに


ジャカランダ花情報2014 八幡屋公園 (その12) *

2014年06月24日 | 花や木

 
なんと十七日に行ったっきり、ナマケモノ・・ハナみたいに。 (分かる人人は分かる 分からない人には分からない)
夫が会社帰りに二十日、写真を撮って来たのでそれをリンクしようと思っていて、忘れた!

火曜日夫は良く麻雀をする。
4時ころ電話「今日はないわ」 「そう、今からジャカランダ行ってこうかなって」 「おう、行って来い!」
いかに思っても、情報提供者としては一週間は駄目でしょ・・一番の開花期なのに。
と自転車を走らせた。 日差しはきついものの、家にいるより涼しい。

先達ての雨精か、木は元気かと思いきや、メインの大きな木の花は十七日より減っているし、勢いにかけた。
夕方の精かもしれない。
昨年だったか、ウォーキングのおじさんが「写真撮るんやったら午前中やで」と言われた。
太陽の位置の関係もあって・・元気がないように見えるのかも知れない。

 
まだてっぺんには蕾もあるが。

 
まだまだいける。 

 
後続の木も・・

 
こちらもまだまだ蕾がいっぱい。 今は木の高さは負けるが、将来メインの木のように高くなったころは絶景だろうなぁ。
その頃は大阪プールのそばの公園の方に植えられたジャカランダの木も咲いているだろうか。

 
階段を登ってみた。




せかっくなので頂上へ。

 
USJのジェットコースター・・レンズ覗いていたら、手をあげて乗っている人たちが見えた。 
キャー・・!! 悲鳴が聞こえてきそうな。




塀に上っておっちゃんが写真を撮っていた。 
なんかこっちを向いて笑いながらしゃべったんだけど良く聞こえなかったので「はぁ・・・」と半笑いで答えた。 ごめんなさい。

 
今週はまだ楽しめるだろう。 帰ろうと自転車に乗ったらご婦人が「ジャカランダは、あちらですか? まだ咲いていますか?」
私がカメラを持っていたからだと言う。 一度来なければと思ってやっと来られたらしい。
「まだ大丈夫ですよ」