日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 開花!! ジャカランダ花情報2018・八幡屋公園(その4)*

2018年05月31日 | 花や木

 

 (その3)が、26日だった。 27日の古希祝いの宴・・月曜、火曜と少々へたばっていた。
 まさかまさか・・月末には少し咲いているかと気になり・・昨日の雨のあと・・今日もまた9時頃から雨マーク・・
 行っとかなあかんでしょ。 
 夫が「歩いて行って来い」と言う、足の為に。 「雨が降ってきたら困るじゃん」何かと理由をつけて自転車に
傘積んで出かけた。  どんよりとした、雨を待つ曇り空。 

  階段を上がったところのメインの木に薄紫の花が見えた!


 写真では分かりにくいが・・


 ズームすると・・
 ぎょぎょ・・いくつも咲いてる!


 定位置観察。 右上の方にうっすら見える、薄紫色が。


 でしょ! 分かるかなぁ・・


 ズーム・・
 なんと・・一輪最初に咲いたのはいつなんだろう・・27日?
 
 わ~い! 咲いた咲いたジャカランダの花が・・。
 やっぱり今年は花の開花が例年より早いのかな。


 実はメインの木から、何本目か数えていないけれど
 ウォーキングの方の辺りに・・ 


 咲いていたんです・・珍しいことに ズームすると分かります。


 更に・・ 


 ちょっと嬉しくなって 今日は頂上まで上がって見ることに・・ 
 階段はいいとして、傘を杖代わりに・・ 


 真ん中辺に見える白い円形は、今歩いている下が中央体育館、そのサブアリーナの屋根である。


 管理作業員さんの車が・・パトロール 「いつもご苦労様です」


 左手が中央線朝潮橋駅


 右端・・天保山の観覧車

 
 USJのジェットコースター 真ん中辺の山・・ちょこっと

 
 大阪プール 弁天町あたりの高層ホテル・・商業施設 億ション・・・

 
 遠くに湾岸線 観覧車

 
 朝、5時に寝た夫は友人の電話で8時前に起きた。 茹でた破竹を頂いた。 なので多分、また寝ている。
 今日は一日夫の用事がいっぱいあって同行、忙しいから帰ることに。

 
 ゆっくり花も撮りたいけど・・

 
 「はよ帰り・・また来たらええやん」 鳩が言う。 


 夫の用事で出た道すがら、天王寺の一心寺さんはどうかなぁ」って言ったら、横を通ってくれた。 
 雨が降りだしている、傘はないし・・でも外から見えた。

 何しろ木が大きい。 見えるだろうか・・先の方にあちこち咲いているジャカランダの花
 昨年の6月22日のジャカランダ


* 感謝感激 三六丑寅会・古希祝いの宴・・ *

2018年05月27日 | イベント

 

   もし二人でバスで出かけていたら、みんなに会えるドキドキやわくわく感で、きっと胸がいっぱいだったであろう。

 長女がホテルに送るよと言ってくれたので、次女は美容院へ予約し、孫たちもみんなで賑やかな見送りになった。
 なので、車の中はわいわいで、ドキドキ感などすっかり飛んでいた。 
 
 5時前にホテルに到着。
 フロントの方がすぐに冷たいお茶を出して下さった。 
 昨日、今日と大阪は30度近くで暑い。  今年初の、少し甘くて美味しいグリーンティーを頂いた。 

 T美が早朝の出発から何度かLINEで現状報告をしてくれていた。
   着くなり電
話が入りバスが遅れているとのこと、みんなに迎えられるはずが、私たちが迎える側になった。

 予定より30分遅れて到着。 
 「わ~ぁ」みんなが次々と笑顔で入って来る、まるで「大阪へようこそ!」と言った感、なんか変。
 手を振ったり握ったり、懐かしい再会である。

 夫とは小学校は違うが、中学でみんなと一緒に学んだ仲、男同士のおつきあい、女性以上に深いものがあるであろう。

 それなりに年を重ねている一人一人、でも変わらない面影が嬉しいなぁ・・一気に心は高揚する。
 85歳になられた恩師、I先生・・みんなに混じってお元気で来られた姿に胸がいっぱいになる。 

 6時の宴会が6時半になったので、それまで別々に部屋で談話。 男性はお風呂に。

 小学校の還暦の祝いの会、中学校の還暦旅行以来、10年ぶりの再会であるが、一瞬にして年月の距離が無くなった。
 懐かしい小学校や中学時代の話に花が咲く。 そしてこの場所に来られない人たちにも、心を馳せる。

 大阪では他に男性のSちゃん、女性のY美ちゃんも参加。 
 即効誰か分かるのに、Y美ちゃんとは高三では生徒会で一緒にやった仲なのにどうしてもあの頃の顔が繋がらない。 
 お仕事でエステやってる・・そっか、それでなんや。 うちもやって欲しいわぁ・・。

 別の部屋のM美ちゃんが、大阪の二人にと、手作りの布袋に田舎のワカメを、手作りのお財布、岩城の芋けんぴを下さった。
 宴会参加歓迎のプレゼントだそうで。 常日頃から彼女はそうらしいが、すごいなぁ、その心遣い、嬉しいなぁ。

   6時半、いよいよ宴会場へ。 
 くじびきで席が決まった。 同席は Tちゃん、Kちゃん、T君Mちゃんの5人。
 Tちゃんを見ると幼稚園のお弁当の時間、あることを言われ泣いて帰った苦い思い出を必ず思い出す。 
 今なら笑い話で終わるが、今更ね・・と言わなかった。
 

 幹事さんの挨拶、責任者、先生のご挨拶、みな「挨拶は短めに!」がついていた。
 大阪在住のSちゃんの乾杯の音頭で”古希祝いの宴”は始まった。



 何を話しても嬉しくて懐かしくて楽しい。 お酒が入ると尚更。
 Mちゃんも私も飲めないので、こういう時は少し寂しい。 趣味や健康、親の介護の話・・色々話は尽きない。 
 
 「同じテーブルになったと言う事はどこかで繋がっとるんよのう」Kちゃんが私と同じこと思っていた。
 いきなりの縁でも、きっと共感したり、教えられることがあるように思う。 
 
 同級生夫婦だったMちゃん、旦那様が亡くなられている。 同じ地域だったのでMちゃんとは良く行き来していた。
 「二人の人が羨ましいわ・・一人は寂しいよ」しみじみと言われる言葉に、胸が詰まった。
 夫にもっと感謝しなくては・・少しでも長くいられるように・・彼女の言葉は私にそう思わせた。
 
 Kちゃんの長男さんは鹿児島で所帯を持っているとか、我が家と同じだ。 
 あちらのご両親が孫の成長が楽しめるし、男手がない分助かるしおすそ分けそう思えば・・「ほうかのう・・」 

 夫にみんなを撮ってよと言っていたので回っていたが、でしゃばったらあかんからと思っていて控え目だった。
 還暦旅行では、夫と写真を撮って全員へのメッセージ入りでデジブックを作成、希望者にDVDをプレゼントさせてもらった。
 今回は途中参加なのでせめて今夜の写真だけでもと思っているが、感激で手が震えた?映りが良くなくて申し訳ない結果。

 恩師に夫を紹介させて頂くつもりでいた。 T美が「はよ行き」と催促、同じこと思ってくれて有難いなぁ。 

 先生に夫を紹介すると「K次さんじゃろ」そう言ったので夫は驚いていた。 
 後で夫は、「なんで知ってたんかなぁ、会うと思うて、ちゃんと下調べしてるんや、すごいなぁ」と言った。 
 
 昔の先生はそうだったが、特にI先生は、生徒の家の事情もまるごと抱えて下さり心ある熱血教師だった。 
 私も、母が身体が弱かったり色々な家庭の事情があったりで、良くアドバイスして下さった。
 私が生きる中で、人生を変えてくれた人十人の中にいる存在である。
 「あんあたはいつもそう言うてくれるが・・」と言ったけれど、本当に感謝をしている。 

 男子は先生が宿直の時に遊びに行ったり、クラスのみんなを家に呼んで奥様のおぜんざいを頂いたり心いっぱいだった。 
 もう、恩師で年賀状のやりとりが続いているのは先生だけである。
 
いつも印刷の挨拶のそばに、変わらない達筆で、折々に見合う言葉を必ず添えて下さっている。

 奥様をなくされてお一人住まいだけど、ひと回り小さくなられている気がするけれど、T美やU子も良く
地域の役でお会いするので、離れていても続いている三人娘(先生は三馬鹿と言う)縁を喜んで下さっている気がする。

 昨年の秋彼岸二人で帰省した時、島の懐かしい場所をあちこち思い出を辿りながら車で回った。
 先生の家のそばも通った。
 夫には先生の事を良く話しているので「行って来いや」と言ってくれたが、咲いていた彼岸花だけを撮った。

 良かった。 先生と言葉が交わせて。 夫も紹介できたし。 
 「それでは先生、お元気で」 先生は少し小声で「みっちゃんなぁ、ちょっと痩せや」肩を叩いて言われた。


 最初から参加していたら、カメラ係と認識して撮り回ったと思う。 小心者で、気になりつつ撮るのならしっかりと・・
 そう思いながら、料理がくると撮っては、カバンにしまったカメラ。 
 
 撮り忘れもあるが、献立の中に自分で作るおだしで食べる明石焼きが一品にあったのが、大阪に来た感いい演出だった。
 Mちゃんと「おなかがいっぱいやね」と言いながら私は完食。 美味しい料理だった。 

 U子がお役なのか、最後に”瀬戸田音頭”をみんなで踊ることになった。 歌詞カードも用意してくれている。
 過去の役職もあり何処でも率先してやれるいい性格だ、実に羨ましい。 
 
 踊りなんて私や夫の大の苦手分野だけど、同級生と言う親近感はそんな気持ちを払拭、なんの躊躇もなく
さっと輪に入った自分を意外に思った。 

  同級生・・活躍していようがなんであろうが、小学生時代からを知っている訳で、誰がどうあろうと私が
デブッチョでも気を使うことなく、あの頃のお互いに戻れると言う気安さ。 いいなぁ・・。
 
 年を超えた同窓会はそうはいかない気がする。 
 夫が、高校のそれに近くのホテルだったので参加した時「もう、行かへん」と言った。 
 知らない人の多いこと、年の差、プライド、面白くも何ともなかったそうだ。 

 みんなが輪を作り踊る宴、和やかな盛り上がりで終わったいい宴、企画だった。
 おとなしい私は、自分の席から離れることはなかった・・何人か言葉をかけに来てくれたが、せっかくなのに
今度いつ会えるか分からないのに、大阪ならばこそ会えたのに、みんなに声をかけてお礼を言えば良かった・・悔い。

  明日の予定が、”あべのハルカス” ”なんばグランド花月”と言うこともあり、宿が道頓堀だったのだろう。
 宴会の後カラオケに・・と繰り出したが、夫はせっかくなので、タイガースが優勝で飛び込む橋、グリコのネオンは
見とかなあかんやろうと、案内した。
 日曜と言うこともあって、観光客に一番人気の道頓堀はすごい人。 「やっぱり都会じゃのう・・」

 道頓堀へ来たら、法善寺横丁に、そして水掛け不動さんへお参りしないとね。 
 「お賽銭百円以下はあかんで」 みんなを笑わせながら夫は言った。
 せっかくならみんなを連れて行ってあげたい、家でそう言っていた夫の気持ちが伝わった。

 (この翌朝T美が行ってない人を誘って、7時半の食事の前に、水掛け不動さんへお参りしたよ」と月曜電話をくれた)

 ジャンカラ、カラオケへ。
 誰がうまいとかどうとか知らないけれど、マイクを持つと(わ・・ぁ)と、びっくりしたり。
 人が変わるなぁ。 笑って笑ってなんと楽しい1時間半。 

 普段歌わない夫も、歌うならこれしか・・”岬めぐり” ”宗右衛門町ブルース” 二曲もいってびっくりした。
 
 11時前「バスの時刻表見て」と次女に電話した時、次女は私と夫に「もうバスないので迎えに行くからゆっくりして」
と電話、LINE入れていたと言う。 以心伝心、やっぱり親子やなぁ・・すごい偶然。


 ホテルの前まで迎えに来てくれて、みなさんにもお礼を言ってくれた。 
 ありがとう、みなさん。 さようなら、次は喜寿に会おうと言う、うん、会おうね!

 バンザイ・・同級生、ありがとう、古希祝いの宴。 さぁ、どうやって写真を編集して送ってあげようか・・。
 夫と同郷、同級生で良かった。 知り合って56年、人生の金婚式を終えている、すごい。
 共に生きて共有できる思い出は多く重なっている訳で、そしてこれからも楽しく?重ねていける訳で・・。


* ジャカランダ花情報2018 八幡屋公園(その3)*

2018年05月26日 | 花や木

 

 花情報 その(2)が18日だった。  日が経つと(あ・・どうだろう)気になって来る。 
 本日の気温30度や29度・・とか予報士が言うと、出向く気持ちが少々鈍って来る・・が、義務感義務感。
 って言うか、早朝コンビニへ行く用事があり、コンデジをカバンの中に入れた。

 6時23分。 今日は黄砂の精で朝から一日どんよりとしたグレーの空である。 
 こういう時は明るい空へレンズを持って行き、半押して被写体へ移すと写真が明るく撮れるよと前に娘が言うので
ISOやなんや設定せずに空へ向けて・・それから撮る。 こんな風に明るく撮れる。 

 定位置観察・・見た目あまり・・

 ズーム・・ 

そのままで撮ると暗い。

 トリミングしてみた。
 下の方で蕾が筒状に膨らんできている! 前よりは変化あり!

 これが一輪の花になるのだろう。

 と言うと、今月の終わりくらいには一輪でも咲いているかなぁ。
 やっぱりジャカランダの素敵な葉には青空が似合うなぁ。

 ジャカランダの変化はあまり望めなかったが、何しろ季節、公園は深い緑に包まれている。

 らせん状のヒルズの道を歩くと、キンシバイの黄色が色を添える。

   昨日痛み止めを飲んでいなくて、今朝はあまり調子が良くない。 頂上まで行こうと思ったがやめた。
 何人かのウォーキングの男女がすれ違う、あまり変わらないような、またそれ以上の年齢の方たち。

 しゃんしゃん歩いている人が羨ましい。 不摂生の付け・・が悔やまれる。 リハビリ・・がんばらないと。
 
 元気にラジオ体操をしているお年を召した人たち、いつものお一人の号令が公園中に響く。 
 長きの毎朝の継続の輪・・素晴らしい。

 新緑は美しいが、だからこそ花の色がいっそう映えて鮮やかな今日の朝。
 さぁ、最初の一輪・・いつ・・・見つけられるかな?


* 古希祝いの宴 *

2018年05月23日 | イベント


 故郷のT美に電話をした。 
 小学校の同級生、”古希祝い旅行”の宿泊先での宴会の案内状、出席者の名簿をお世話の方が速達で送って下さったのだ。
 私もT美とU子に届け物をしていたので、届いたよと向こからも電話。

 いつも元気なT美だが、体調がすぐれず、お薬を飲んで寝ていたと言う。 
 「そうなんや、準備とかいろいろ疲れが出てるんやろう。ご苦労さまです」 
 実のところ私も昨日までどうにも身体が重たくてだるくて無気力、普通に起きられずぐずぐずしていた。 
 たまたま同じ頃にね、会うまでにはお互い元気にならなくては! 朝晩の温度差、不順な気候、五月病?
 
 夫にもあまりにしんどいので、伝えていた。
 若い時なら心配させまいと少々なら言わないが、ここまで年を重ねると何が起こるかわからない。
 二人ともさほど健康体ではないから、尚更。 
 
 しんどいと言ったまま、二日後に奥さまが急死された友人が、予兆があったであろうに、分かってやれなかった
自分への責めと悔いで、中々立ち直れなかったのを知っているから。
 
 「しんどいときはしんどい言えよ」と言うから言う。 だからと言って、何をしてくれる訳ではないのだけど。

 今年は*古希祝い旅行* 今週の土曜バスで生口島を出発、お昼に和歌山、高野山へ到着、金剛峯寺、奥の院を参拝して
5時には大阪の道頓堀近くの宿へ到着。 
 日曜はあべのハルカスへ行き、なんばグランド花月でお弁当を食べ観劇を楽しみ、生口島へ帰る予定なのだ。
 道頓堀と言う事で祝宴に夫と出席させて頂くことにしている。 
 
 夫とは小学校は違うが、中学で南と東生口の小学校が一緒になり皆とは3年間の学びを共にした仲である。 
 還暦の時は、一月の還暦祝いは別々だったけど、3月に両方の小学校が二台のバス城崎温泉旅行、夫婦で出席をした。 

 土曜の大阪は30度らしいが、高野山は少しは涼しいかな、苔むしているかな。
 
 何年か前、バス一台仲間で行ったが、写真係だったので写真の多さにブログにアップしなかった。
 未だ画像フォルダに入ったままで削除できないでいたから、一部だけどアップして丁度良かった。  

 高野山は二三度行ったが、日頃喧騒の中にいる故に、少し雨だったが森林セラピー・・緑の中で存分に癒された。


 ちょうど、仏様に食事をお供えする時間で、マスクをして運ぶ思わぬ写真が撮れた。
 
 実際に古希を迎えるのは来年の12月。
 大阪泊と言う事でT美が言ってくれて祝宴に参加することになった。 大阪では私たちを含め、4人が祝宴に参加。
 5、6年生を受け持ってもらった、昭和八年生まれの恩師も参加と言う事でお会いできる嬉しさがある。
 
 平成の終わりの年の前年の30年、なかだるみ?な私に同級生から大いなる英気をもらいなさいとの神の
はからいではなかろうかと。

 頂いた名簿と、還暦の時実家の裏の八幡山で出席者全員お参りした時、兄が撮ってくれたA4サイズの写真を
夜な夜な夫と眺めながら、「これが何々の何ちゃん、これは・・?」とか言いながら、再会感動の助走に入っている。

 お世話頂く皆様には、本当に感謝である。 みんなに会ったら第一声、どうなんだろう。 あ・・楽しみ!
 


* 海上自衛隊 護衛艦 「かが」 一般公開 i n 大阪港 *

2018年05月20日 | イベント

 

   9時から公開と言う事なのに、9時に家を出てどうすんのよと思っていた。 
 ゴルフや釣りなら、アラームより先に目覚めてしまうのに。 責立てて起こすほど私もテンション高くないしと。
 夫一人では恰好つかないだろうし、話相手がいないとつまらないだろうと思うから、興味ありげに夫に併せて行くのだ。  

 想定外・・とはこういう事だろう。 なんと大阪港まで来たら駅から降りた人たちがすでに行列を作っているではないか!
 岸壁に向かう列に並ぶ。 「5列で並んでください!」 迷彩服の隊員さんがハンドマイクで叫びながら整理する。 

 岸壁まで来て驚いた。 なんじゃこりゃ!
 桟橋を何度往復したら乗船できるのだろうかと思うと、気が遠くなりそうだった。 膝が持つか不安だったから

 並ぶ中で「ほーっ」と皆が思わせたのは、艦内へ入り200人くらいが乗れそうな大きなエレベーターで甲板へ上がって
行くその光景を見たからである。 
 自分も乗れるんや・・そう思うと、気持ち嬉しい。 そうでも思わなければ、行列について行けない。
 夫は自身のブログに「家内が段々寡黙になって来た」と書いてあった。 

 最終、テントの下で、荷物検査、やっと乗船、ペットボトルは試飲させられる。 危険物でないことの証明の意味だろう。
 海遊館の自転車置き場に着いたのが9時15分、護衛艦に乗ったのが11時25分ざっと2時間待ちに参った。 
 今なお並んでいる人には申し訳ないが、エレベーターに乗った時、待っていた事からの解放感と少しだけ優越感みたいな。

  護護衛艦「かが」一般公開 大阪港天保山 

 

 全長240m、幅38m。  ヘリ五基搭載。 甲板と言う気がしないほど。

 

 このヘリに乗れるので、長い行列。

 新鋭のヘリや、形が面白い赤いラインの入った消防車、男性は特に心躍らせながらカメラに収めていた。

   甲板からの眺めは絶景だった。 

 いつもはマーケットプレイスや岸壁からマンションのような高さの豪華客船を見上げていたので、高い所から見下ろす
のは実に爽やかだった。
 この時は2時間の待ち時間の苦痛等忘れていた。

      

 豪華客船の時は、近すぎて岸壁いっぱいで撮れない全長を、渡し舟に乗り撮ったり、対岸の此花区USJ近くへ夫と車で
周り撮ったりしていただけに、まさか護衛艦甲板からその真逆な姿を見るなんて。

 甲板ではまだ経験の浅い青年たちが、見学者から質問を受けては一生懸命に答えている姿が健気でそしてまぶしかった。
 どんな夢を持ち、どんな訓練を重ね今この場にいるんだろうかと思うと、親御さんの気持ちを感じながら胸がつまる。
 夫にこそっと「記念にこの子と写真撮りたいわ」「言えよ」言おう言おうと近寄ったが、勇気がでなかった。 


 夫が「ちょっと座ろう」 日章旗の前で男性の長いおトイレへの列を前に、座り込んだ。
 気で持たせているのに、座ってしまったら逆に歩けなくなるのではと思ったが、夫も腰に来ているだろうと素直に休んだ。

 立ち上がるとき、立てなくて夫が両手を差し出した。 「いっせーの」夫の号令で立とうとしたが立てない。
 夫の手に全体重をかけて立ち上がったが、夫の方が私の重さに転びそうだったので恥ずかしいやらで大笑い。 

 しかし、背にもたれている時不思議な気がした。 私、今護衛艦の甲板で船にもたれているのよ、それってあり得ないこと。
 やはり、来て良かった、もう最後と違うかな、こんな体験。 

 サンタマリアが通る。 今日はこっちが高いぞ。

 

 船首側の巨大エレベーターで、甲板から下へ降りる。

 

 船主側のエレベーターで下へ降りる。

「ありがとうございました」 

 尚も・・行列は続く。
 2時間待ってやっと乗れた訳だが、夫は時間もう少し後の方が良かったん違うかとか言うが、どんどん気温も
上昇するだろう、
今でよかった、今で。
 小さな子供、高齢者のご婦人など同じ行列に並ぶのはお気の毒な気がした。 

 さすがに護衛艦のブイ、でっかい! 

 皆さん、どんな情報で来られたのだろう。 TVでも見なかったし、やっぱりこういう情報は抑え気味なのかなぁ。
 昼間のニュースを見たら、また近場の人は来るのかも知れない。 

 それでいい加減かも知れない。 まだまだ大阪港から、人が護衛艦見学に向かう。 ずらりと並んだバイクの数もすごいものだ。

 もう足が悲鳴をあげて・・終わったと思ったらよけいに。 レゴのキリンのそばに空いていた空いた椅子見つけてドテ!
 夫が自転車置き場に先に私のを取りに行ってくれた。 
 まぁね、他府県からご苦労されてこられる人々を思えば、自転車で来れる距離にあることを有難く感謝しないと。

   ニュースで見学者は2万1千人と言っていた。 
 何よりもお天気に恵まれて、隊員の方も見学者にもいい大阪初入港、公開になったことであろう。

 還暦の頃、老いていく自分たちが、心がけて生きていく為の「か・き・く・け・こ」を聞いたことがある。

 *** 感動・興味・工夫・健康・恋 ***
 
 夫の元気や気力について行けないことも多いが、趣味もなく家から出ることがないと言う方もいる中で、
 あてはまる数も多いであろう夫に、何でも興味を持ち私を引っ張ってくれようとする事に感謝しなければいけない。

 少しでも長く、一緒にで歩けるように・・私、努力しないと・・ね。 
 (ありがとう・・お父さん)
 
 (のち、体調を崩し・・書けなくて水曜の午後やっと元気になって更新)