日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 鰆(さわら)関西は今が旬・・釣り in 淡路観音沖 *

2018年04月29日 | 雑感

  (ブログの写真は、すべて夫の撮った写真を拝借)

 私も淡路沖で何度か仲間に入れてもらって船で釣りに行ったことがある。  あの時は、17人乗りの船だった。
   初めて行く人は酔うことが良くあるが、私は酔う一歩手前で、セーフだった。
 それよりも初めて行った時、エサもつけられないし釣れても魚がはずせないのに、小鯵が入れ食い状態で80匹も釣れた。
 夫の友人の一人が付っきりでサポートしてくれて、少々夫に気が引けたが(あの時夫はどう思っていただろうか)


 あの時魚が釣り糸にかかった時の、手にビビッと来る感触は何とも言えなくて、鯖の時はもっと強く・・あれを一度味わうと
いっぺんに「釣りって楽しい!」と思ってしまう瞬間である。

 

 私の中では、釣りに行くと言う時は海にはとても慎重な実家が漁師さんの淡路出身の友人なので安心とは思うけれど、自分が
泳げないので(首よりも深い所では)いつも(万が一・・)とか愚かな心配をする。

 いくら高校時代体育大会の後、因島から生口島へ泳いで渡ったと言う夫ではあるが、(あの逃走者のように)生口島の
高校へ通っていた私は友人と自転車で帰る途中、渡り切って陸へ上がり唇が紫色になった夫に遭遇した偶然を忘れられずにいる。

 天保山へ帰った時、24日雨の日入港していたゴールデンプリンセスが停泊していて(ラッキー!)と思い、陸側岸壁からは
大きすぎて撮れない全景を撮ってくれていた。 船ならではである。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ご機嫌さんで帰って来た。 釣りから帰ると臭いついでに夫がさばいてくれる、魚の臭いが苦手な私には、すごく有難い。 
 何本もさばくので始めてから「ちょっとコルセットして」コルセットをしてあげた。
 夫の背中には頸椎分離すべり症で手術して4本のボルトが入っている。 長いこと立っていると、後で腰に来るのだ。

 夫さばく人、私は料理する人。 45年も経てばこんな役割になった。 鯖寿司も作らされる。 

 関西の鰆は今が旬!  
 本日は、トロ刺身、タタキ、あら炊き、白子の煮つけ、一番人気はタタキ、これは最高。 普通にお刺身にするよりあぶった方が
断然美味しい。 
 翌日の夜は、それらに加えイタリアンの鰆のピカタも。 もうふわふわっとしてこれがまた最高で大人気である。 
 
 両隣お向かいとかタタキを持って行った。 「今、料理している所です」と皆さん言われ、夕食に間に合った。
早く早く皆さんにと、嬉しそうに急ぎ包丁をふるう夫に感化され、ご近所優先で料理する私。
 二日間、子供家族も呼んでの海の幸、春を味わう鰆パーティー。 あまりの美味しさに、孫たちも銘々に食レポをする。 
 ピカタは「ふわふわっとしていて・・」シソ、ネギ、ニンニク、ショウガ、味ポン酢で食べるタタキは・・「甘くてとろっと・・」
「美味しいものは美味しい!」 まぁこれが一番の食レポである。  みんなが笑顔、笑顔。
 冷蔵庫には西京みそに漬けた鰆の切り身が人数の倍ほど、仕込んである。

 釣れなくてもいい、元気で帰ってきてくれたら。 そう思いながら見送っているが、いえ、やっぱり魚を釣ってこそ!
 慎重派、いつも準備万端声をかけてくれる船長のお陰、夫のお陰、いつも新鮮な海の幸を頂けて!

 昔から多趣味で良う遊ぶ人やわと思っていたが、いつも「みんなの喜ぶ顔が見たいだけなんや」そう言う夫の本心が今にして
 (本当にそうなんや・・女の様に駆け引きなし・・すごい人やなぁ) 心底実感できるようになった私である。
 


* 雨の中の豪華客船 ゴールデン・プリンセス *

2018年04月24日 | 風景・お出かけ

 

 今日24日は、大阪港に二隻のクルーズ船が入港と言うのを前日、入港時船の綱とりをしている夫の友人から情報が入っていた。


 港湾局のHPで調べたら、9,9・・・・え? 9万トン? もう一隻は10万トン、しかし今日は雨、入港ばかりか出港など行けない。

 アッシー君が帰ったら、クリーニングやさん、お酒やさん、ドラッグストア、あちこちと言ってもらおうと構えていたが、
 かたや6時出港・・出港だけでも・・快いアッシー君の返事で、先に6時出港の我が家の庭、中央突堤へ。 10分ほどで到着、5時43分。
 (小さ!) 
 見張り番のおじさんに「写真撮ってもいいですか?」 「ここまで」 ほんの入り口で岸壁の方へはお客さんのみ、出港前で
 エンジン音、煙突から煙。 「9,961トンでっせ」(なんだ・・ひとけた見間違い、小さい文字やったし」

 10万トン級何度も見ている夫にすれば気落ち、一枚撮っておしまい。 2分間の滞在。

 しかし【スター・レジェンド】全長134m 全幅19メートル、小さくても、船内は結構なクルーズ船である。 
 大きいのを見慣れているからだけど、これでもいいなぁ。


 

 

 海遊館駐車場入り口まで行くと「おう、やっぱ大き! 後ろの感じ見たことないなぁ」 夫は「あんた撮ってき」車で待機。

 


 

  昨夕から急激な膝から足の痛みがきて、泣くようにうなっていた。 痛み止めも飲んで、ロキソニン湿布も。
 階段を上がって行くが今日は快速とまではいかないがなんとか? 青葉が美しいと思える余裕、それにしても日が伸びた・・嬉しい。 
 まだ5時45分である。

 海遊館を出る人は時間といい、さすがに少人数。 聞えてくる会話は、他国籍。

 夫が見たことないから後ろを・・撮ろうと思ったらずっと下がらないと入らない。

  ゴールデン・プリンセスだって、全長290m、全幅36mだし。

 108,865トン イギリス船籍 22時清水港へ向け出港、お見送り演奏は時間が遅いのでなし。

 

 

 写真を撮り始めた時、マーケットプレイスのフードコートでは観光客さんが結構お食事をされていたが、船の4写真を撮っているのは私だけだった。
 そのうち、一組、二組と、傘をさして船を見に来た人がいたが、寂しい光景だった。 写真も背景がグレー、青空とは大違い。
 また29日(日)に入港するようだ。 青空でありますように・・。

 
 マーケットプレイスのウィンドウに映った船を撮る私、晴れていれば、そしてうまく撮れれば10年前のバス2台の
還暦旅行の時に撮ったブログのプロフィールの写真と入れ替えるのに。 10年前のは・・やはり若いものね。
 
 お昼前、しまなみの親友が「雨の中美女軍団8人、福山のキャッスルホテルでランチしてるよ」と画像が届き電話をくれた。
 「雨やし、ビジョビジョやね~」「旅館で会おうや」「お料理頼める? じゃぁ頼んでね、2人分」
 6月に関西方面へ古希旅行で同級生が来る。 「会おうね」と言っていたが、旅館での宴会に夫と参加することに。

 

 

 乗船の乗客さんが、関西方面の観光から次々と帰って来た。 雨の中お気の毒だった。

 

 お天気さえよければ、海遊館も観光客がもっと多くて賑わっているはず。 ぞろぞろと帰る観光客さん。

 

 雨の中、初めての【ゴールデン・プリンセス】 私、30分で二隻のクルーズ船、クルーズ・・とは言わないか。
 帰る道、船首が見えた。 窓、急いで開け。

 明日、25日(水)は、【ロストラル】フランス船籍 10,700トン 7時入港、22時出港
 明後日、26日(木)は【ノルウェー・ジャンジュエル】 バハマ船籍 93,502トン これは大きいし、初めて。 6時入港、18時出港

 ノルウェー・ジャンジュエル・・すごい! こんな華やかなクルーズ船初めて!! 夫も休みだし・・楽しみ!

 チラシが入っていて、いつもよりお安いうえにボックスティッシュサービスの売りに、2ケースと思ったら、「本日休業」
 ん?まさかクリーニングやさんは水曜がお休みんのはず「申し訳ございません、本日は6時半で閉めさせて頂きました」の張り紙。
 時計を見たら、40分だった! ドラッグストアは・・安心の年中無休・・やれやれ。

 「ありがとう、お風呂湧いてますからごゆっくり~」

 


* 衣替え日和? ささやかな幸せ *

2018年04月22日 | 雑感

 

 朝早く、子供みたいに好きなハムエッグと、おにぎり三つも食べて夫はゴルフへ行った。 二組で。

 昨日の時点では、異常気象で今年は遅かった梅に対し、早い桜、ヒラドツツジや藤や・・芝桜や・・花の開花が一気に来た春に
 (朝から眼レフ持って、八幡屋公園の花、撮ろう!)そう決めていたのに・・。
 目立たないような場所でも、ささやかに主役を演じているような草花に出合える楽しさがあるし。 (写真は過去のお気に入りより)

 夫がいないから、自分の為の好きな事してもいいのに、最高のお天気。 (やっぱ衣替えしよ!)
 服を全部出して(何を残すか・・)で思い切って(今までありがとう)で処分したりした。 夫のもどれだけあるか夏物。 
 冬物も着なかった、何年も着ていないものなど、もうしまわないことにして、一応夫に了承してもらい後日処分の対象袋に入れたりした。
 とにかく物を減らしていかなくては。 

 気が付いて、お昼ご飯を食べたのが2時くらいだった。
 さて、お布団の敷カバーも、もこもこの冬からさらっと分厚いさらさら綿に切り替えた。 すっきりと片付いた寝室、夫はびっくりするかな?

 昨日、また筍を頂いて(もう描けない、私飽き性だし同じ絵二回描くのは苦手)すぐに茹でて冷蔵庫に入れてある。
 今夜は筍ご飯と・・えっと豚肉あるから一緒に炊こう、あとで鰹を加えて。
 日曜は良く娘家族も呼んで食べるが、向こうの都合、私も腰に来てるし・・(買い物もやめてお弁当にしよ、家にあるもので!)

 こうなったら得意な分野。 次女がそれを察して「筍ご飯、いいね、お弁当・・あんまりがんばらんでもいいで」 
 (yes!) 

   盛り付ける頃、夫は少し日焼けして帰って来た。 
 「喉乾いたわ」 さっそく揃ったおかずでビール2本。 
 「ちょっと寝るわ」 「どうぞどうぞ」 
 今日も暑かったものね、お布団さらっと枕カバーもアイロンかけてあるし気持ちいいよ・・、とは言わないけど。

 部屋へあがる夫。 しまう冬物を部屋に積んでいたりした部屋、気持ちよく寝られるであろう敷きカバーの変化、夫の喜ぶ顔が見える・・? 
 いえ、そんな・・言わないと分からない、そんなにデリケートではないし・・単なる私の自己満足。
 「気持ち良かったわ、さっぱりしてて」そんな事言う訳ない、そんなん聞いたら、天と地がひっくり返る。
 言わなくとも喜ぶ顔が見えたら、そんなことがささやかな妻の幸せだったり・・(安い!) 

 5時半ごろ「お弁当とりにきてな」と娘にTEL。 大風呂敷に包んだ、(あり合わせ)なりすましの松花堂弁当を取りに来た。
 「お母さん、玄関の外にゴルフバッグ置いたままやで、入れとくわ」 疲れてたんだろうか。
 
 「頂きます」と、お弁当を前に孫たちとわかめの入ったお味噌汁の写真がLINEで届いた。

  筍ご飯、筍と豚肉との土佐煮、高野豆腐の卵とじ、焼売、生椎茸とウィンナーとブロッコリーのバター焼き、自家製漬物

  妻と母親とばぁばと、幸せ・・な、今日1日。
  
  そう言えば長女が「小峠と言う男の人が入社したわ」
  「今日は、なんて日だ!」って私が言ったら、「そうよ、みんなに言われてるわ」って笑いながら言ってたなぁ

  
 


* おすそ分けにかぼちゃを頂いて・・ *

2018年04月19日 | 絵 他




 昨日午後、近くに住む友人から電話があった。

  「おられますか? でかけるついでにちょっと寄りますね」  

 徳島の田舎のご兄弟から、かぼちゃとニンジンを送ってきたのでかぼちゃ半分食べてと。

 一年半前に、ご主人さまが亡くなられた。
 手術後「手術うまくいきましたから、一週間で退院できますよ」と言われたのに、二日後亡くなられた。
 ショックが大きかったけれど、息子さんが一緒に住んでおられたから、なんとか寂しさから立ち直られた。

 徳島から新米を送って来たからとか、玉ねぎだったり、さぬきうどんをとか、あちこち配っていると思う。
 「美味しいうちに食べて下さい、おすそ分けです」新米まで下さる。 お米なんか腐らない、毎日食べるものなのに。
 人を大切にされる方だから、お身内とのお付き合いもやりとりも上手にされておられるのだろう。

 日本人は昔からへりくだって「つまらないものですが」と手土産の菓子折りなどを手渡したりするが、つまらないものを
と渡すことほど失礼な事はないだろう。 「美味しいんですよ」と言われてもらう方がなんか嬉しい。
 おすそ分けって、なんて心地よく嬉しい言葉であろう。 
 そんな言葉で、いつも気にかけて下さることが感謝。 気をつかうのではなく、心を使うその方の厚意。  


 今日は夫はお休み、午前、また夕方も病院へ結果とか聞きに行った。

 お昼ご飯を食べた後、「かぼちゃ描けぃ」 筍の絵を「ええやん」と褒めてくれたから、ちょっと気を良くして「はい」と
返事して描く静かな午後だった。

 「かぼちゃが、もひとつやなぁ」「半分の小ぶりのかぼちゃはむつかしいわ」
 「まぁな、今晩かぼちゃ美味しゅうに炊いてみ」


* 思い出を振り返ってみる gooさんよりの誘い *

2018年04月16日 | 雑感
 
* 雑感・・ *
  五年前に近所の八幡屋公園で撮った一枚。 自分の中では、お気に入りの一枚である。  なんか・・長年連れ添った夫婦の姿に・・なんか・・感じて。  それともいつか来るであろう......
 

  昨日、お世話になっているgooさんより【miku さんが 2017年04月16日 に書かれた記事をお届けします。】 
  1年前に書いた記事の感想を書いてみませんか?また、ライフログとして1年後の自分に向けて素敵な思い出をブログにまとめましょう♪

 そんなお誘いを受けた。 一年前ね・・ブログも書いてなかったなぁ・・書こうかやめようか迷っていたんだよね。
 まだ、今でも迷いはある。 お友だちのブログを拝見はしても、中々コメントを書き込めないし。  写真撮ってアップが中々、そのうち日が過ぎて嫌になってきたり。

 一年前を振り返って・・やっぱりなんらかの足跡を残して行こうと。 子供や孫たちあるいは夫も、振り返り懐かしんでくれるかもしれないし。
 この一枚の写真を撮った日、あまり覚えていない。 桜が咲いているのに人があまりいない感じ、早い時間だったのだろうか。
 車椅子は多分奥さまかなぁ、ご主人さまが押しておられるのかなぁ。

 夫と還暦に「せめて80歳までは一緒に生きたいよね」と言っていたが、もう68歳になった今「もう12年しかないんやで、そんなん困る」
 そう言いながら夫婦で85歳までは生きたい・・と期間の延長した。

 中学で一緒になり知り合って・・結婚に至り・・今年の10月は45周年。 中学からの思い出は、あまりに多すぎる。 
 時々、懐かしく振り返ることは共有した長さであり、お互いの気持ちを確かめあう事柄でもあった。

 子供たちが手元にいる間は、自分の楽しみやりたい自分、なりたい自分を60過ぎにと後回しにしてきた。 
 還暦を過ぎたら・・あれもしよう、これもといっぱい目標を持ってきたのに・・。
 が、今出来るであろうはずなのに、そうでもない。
 
 3人の子供たちが近くに所帯を持ったから、しょっちゅう子供たちを呼んでは食卓を囲んだ。
 12人いれば毎月のように、誕生日やお祝いごとあがっていつもわいわいと集まっていて、子育ての延長でずっと生きてゆけるのが不思議でもあった。
 
 4年前に長男家族が鹿児島の愛ちゃんの実家近くに引越しした。
 1年後夫婦で訪ねた時、愛ちゃんが迎えに来たのは菜の花の咲いた無人駅だった。 
 ハワイ挙式でお互いの五人家族で過ごした日々は大きな宝物で、のちのご両親家族との交流の親しさとなった。

 少し寂しくはあったが、12人が揃った祝い事やお出かけは幸せ過ぎて、鹿児島のご両親には申し訳ない気がしていた、いつも。
 女の子が遠方に嫁ぐと、帰省はお盆やお正月寂しいことだなぁ、4人の孫を保育園へ上がる前や熱が有ったりしたときなどあったが、
それ順次預かったりしたが成長が楽しめることはこの上ない有難いことであった。
 長女や次女が車ですぐに行ける距離なので、楽しいほどに申し訳ないと思ったりした。 

 母のように嫁姑が最高の関係であることに、私もそんな風になりたいと思っていたから身近でできない分は残念だけれども
 ご両親が身近で孫たちの成長を楽しめると言う、LINEのお陰で鹿児島と言えども孫たちの今を動画で話しできるから
 距離は近くてこんなに有難いものはないし。 

 子供たちの家庭、孫たちの成長を見守りながら、自分たちの日々を楽しんで行こうと思っている。 

 思い深い二人の過去を時の楽しみとし支えあう糧としながら、現実身体のほころびと向き合いながら自分たちの将来を描いていくことを考えよう。 
 あまり特別、美味しいものを食べたいとか、旅行がしたいとか、夫と違ってやりたいことにほんと消極的になった。 
   母親だから? 身体の精? 価値観だろうか、それは。
 
 子供たちの家族が幸せであって初めて、自分たちの幸せに繋がるのだし。
   夫とは中学で一緒になり、同じクラスでしかも出席番号が16番で席が隣同士だったと言う、偶然が必然の縁。 
 そんな2人の出会いが繋いだ人生、だから16という数字は密かに私の中では好きな数字なのである。 

 また16日と言う日、すきな写真を選んでくださった事も嬉しい。

 gooさんの思いがけない企画で、改めてまた思い出の中に浸った今日である。                        草稿中だった記事より