日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 恥ずかしながら・・八幡屋公園 *

2014年01月28日 | 花や木

洗濯日和の暖かい日とTVが言う。  ならば行ってみようかな・・と出かけた八幡屋公園。
地下鉄朝潮橋駅、大阪プール前の花壇はまるで春を思わせるように花が温かな陽射しを浴びていた。

しかし公園は冬色。
人はいてもなんだか閑散として寂しげなのは、冬景色の精?

あずまやの近くの花壇には、干支のひと文字が葉ボタンで描かれてあった。
毎年のことなので想像はしていたが、そう今年初めての公園散歩、恥ずかしながら非国民ならず非区民な気がする、いい公園なのに。

市岡元町公園を思えば、山茶花は少ないが、冬の枯古木の中ではひときわ鮮やかで嬉しい。

 同じ花でも、カメラを変えるとパソコンに落とした時、赤が違うのが分かる。

グリーンヒルズ途中まで・・何もない。  
暖かいとあって登っている人が結構いて、すれ違う人は(何を撮ってんの? 何もないやん)そう思っている気がして気恥ずかしい。
足の具合も良くないので、頂上まで登らなかった。 

日に日に陽射しを浴びれば、冬芽が成長することだろう。
私の散歩も、きっとそれに比例するはず。  しかし寒さはむしろこれからで、春彼岸が終わるまでは緊張である。

帰りに公園の端っこにある十月桜が、昨年から長い間健気に咲き続けているのを見たとき、ここだけは春をささやかに期待させてくれた。
それにしても暖かくならないと、足もこわばるから長歩きの自信がない。 
お昼前、4階から降りるとき、足を踏み外し(あかん!やばい!落ちる!) 今日のところは、事なきをえたが・・。  
春よ来い~! 早く来い~!

 


* 山茶花咲く 市岡元町公園 *

2014年01月24日 | 花や木

桜で有名な港区にある市岡元町公園。   地下鉄、JR弁天町駅のすぐそばにある。

この時期、山茶花が咲くのを知っている。  
昨日、自転車でみなと通りを走りながら、(今年も咲いているよね、きっと・・撮ろうか・・)
そう思ったが、かさばる買い物の荷物を載せてあったので断念。
(明日来よう・・) 

だって、今日TVでも「明日は温かい・・洗濯日和りとか・・」何度聞いたことだろう。
(行かなきゃ・・)そんな気にさせた。
用事を済ませ12時前に来た。  花木に色のない冬、健気にそして鮮やかに咲いている。
お昼時と言うこともあってか、人気はない。 

咲き終わったのもあるが、まだ蕾も多く充分に楽しめる。
コンデジと言えども、ファインダーを覗き撮るので老眼かけて・・遠くの花を見て楽しむには、はずしたり、ほんとこんな時面倒。

この公園は手入れが行き届いている。 地域の人たち心がけておられるのであろう。
温かな陽射し、きれいな公園のきれいな山茶花、とても気持ちがいい。

昨日と同じで、バッテリーわざわざフルにしてきたのに、またバッテリー切れ!! 接触かな・・
バッテリーを出したり入れたりしながら、なんとか持たせた。 寿命かなぁ・・。

何種類あるのだろうか。
本当はじっくり撮りたかったが、撮っている間に掃除の方や、何人か男の人が、それに近所のおばあちゃんだろうか、
落ちた花びらやら、拾ったりしていた。 きっと自主的。
こうした人々のお陰で、公園はいつも美しく保たれているのであろう。

お昼時とは言え、春よ来い、早く来い。  子供たちが遊ぶ姿や声が、公園では聞こえた方が嬉しい。
桜の開花予想が発表されたが、大阪は3月25日らしい。

ひっそりとした山茶花だけが咲き乱れたこの公園にも、あと2ヶ月も経てば、子供たちのはずんだ声が聞こえて、
桜が咲き始め、やがてピンク色の桜が公園を覆い尽くすことは間違いない。
そんな折の一夜、夫も恒例の卓球仲間での夜桜で宴を楽しむことだろう。 

去年のブログを覗いたら、18日に来ていた。 
あ~~、去年の方が写真がきれいやわ・・ 気合いが入ってないなぁ・・ 


* 靭公園へ行ったのに・・ *

2014年01月23日 | 風景・お出かけ

枯れ木も山のにぎわい・・の如く、ツワブキもまた花のない冬の公園のにぎわい。

4時過ぎ急に商品をとりに帰って来た夫。
「御堂筋でも落としてやるから、写真でも撮って来いや、帰り拾ったるし、何処でもいいで」

(え・・今から?) 一瞬思ったが、せっかくの好意故と心得ている私。
「そうやね・・何処にしよ・・夕暮れと言えども御堂筋はちょっと晴れがましいしなぁ・・う・・ん、靭公園にしようかな」

春と秋をバラで飾る靭公園、今の時期何もないのは分かっていたが。

近くへ落としてもらったので、まず公園脇のお花屋さんへ寄った。
普通のお花屋さんのように、色とりどりの花ではなく、ここは観葉植物や木々が殆どグルーンの可愛いお店。
荷物になるのに小手鞠と、名前忘れたがなんとかと言う花木を買った。  
もう花は増やさないでおこうと思ったのに、蕾がいっぱいだったから、やがて来る春には、白い花がいっぱい枝垂れ咲くなぁ・・
想像したら衝動買い。

公園に入ると、分かっているのに人の中に行き交う人々に混じったこの光景を見ると、一瞬はっとしてしまう。
親子の銅像に。 

ジージージー!! 
まだどれほども撮っていないのに~、バッテリー切れの表示やん! 
アッチャー!!  おかしい、フルにしていたのに、バッテリー。
もう修理のきかない古いコンデジ、でも好きなオリンパス、ウルトラズームなんだけど。
新しいのも持ってこようかと一瞬思ったのに、かさばるし・・と置いてきた。  バッテリー切れなんて思ってもなかったし。
せかっく靭公園へ行ったのに・・。

5時、公園のライトがついた。  
まぁいいや、写真が撮れない諦めは、ウォーキングに来たと思えばいい。
5月には子供たちの格好の場、噴水は賑やかな水遊びの場になるけれど、冬の噴水は思わず身が縮む。

寒!!  
ちょうど木々の向こうに、夫の乗った車が見えた。
ささやかな散策だったけど、夫にありがとう。


* 大寒にて候 *

2014年01月20日 | 雑感

あちこちで、水仙が咲きはじめた。
冬の冷たい空気の中で咲くその姿は、凛として清々しく気持ちが引き締まる。
とは言いつつも、じっと見ていると気品あり、愁いとも、芯に強さをも感じたりもする不思議。

大寒の日にふさわしく、最低気温は0・5度、最高気温8度。  このところ、みぞれやぱらりと雪が舞う日もあったり、

大寒・・寒。

子供の頃は暮れについたお餅とは違い、”寒の餅”とかで新たについたお餅を大きな水がめに入れていた。 毎日水をかえていた。
一番寒いこの時期のお餅はカビにくいし、水餅は早く煮えたし、お正月のお餅以上に美味しかった気がする。
お餅が大好きだったし、朝家族に「なんぼ食べる?」と聞いて、その数を足し算してカメから数えながらとりだす楽しさもあった。

まだ外が暗いうちから、あかあかと灯る電灯の下に家族総出で大きな板のまわりに勢ぞろい。
大きな石臼に杵。 蒸籠からあがる湯気、父が杵で餅をつき母がもみ手にまわる、時々つき手は兄に変わり。
つきたての温かいお餅のかたまりを、母は何度も手に水をつけながら小さくとりわけて、子供たちはあんこを入れたり平餅にしたり。
顔を粉だらけに・・家族で行う楽しい行事。  

寒と聞き思いだした、古き良き時代のひとこま。

寒い夜、今夜は粕汁。



* 本日のかくし味 *

2014年01月19日 | 雑感

今夜はおでんである。

朝から下ごしらえ。 
昨日お肉屋さんでいいすじ肉があったので、買っておいた。
大根は下茹でして冷凍へ、こんにゃくはたたいて下茹でして斜めに切り目を入れだし汁に浸けておく。  

厚揚げとか練りものとかをスーパーに買いに行った。
精算が終わり台の上でトートバックに品物を移し変えた。  終わったと同時に、横からさっとて籠がとられた。
一瞬びっくりした。

買い物が終わった婦人が、取上げて自分の籠に重ねたのだ。
「あぁ! すみません!」
「ええよ ええよ」
年齢はひとまわりも違うだろうか、化粧っ気のない地味な婦人だった。

「すみません、私の方がしなきゃいけないですのに。 ごめんなさい、ありがとうございます」
「ええのよ、私な前にこんなとこで働いてて体が勝手に動いてしまうねん」
笑いながら言われた。
「いいことですね」
「いい?」 初めてニコっとされた。  余り表情のない方と思っていたから笑うといいお顔だ。
出たときにまた会ったので「有難うございました」また言ったら、笑顔、やはり笑顔は気持ちがいいなぁ。

自転車に荷物を積んで婦人は・・と見ると、歩いてもうはるか向こうの交差点にいた。
(歩くの早! すごいなぁ、 負けたわ!) 俄然足が丈夫なのだ。  私、大負け。

自転車の帰り道、私は笑顔になっている自分が分かった。。
田舎育ちゆえに自転車を漕ぐことに自信があったのに、最近若い人に追い越されること多くなり老いを感じていたが。
婦人はご年配である。  ひと周りは違う方。 

負けたなぁ・・籠にも歩くことにも。  依然お仕事で身についた婦人の行動、分かる気がする。
なんか1人で婦人の元気や自分の老い、色んな事柄に笑えた。 と言うか、私とっても笑顔。
たったひとつの婦人の行為で交わした言葉、笑顔。

婦人の行為がなかったら、私普通に買い物を済ませ帰っていた。 ただ黙々と。
会った事でこんなにも気持ちが和んで軽い。 

おでんが程よく煮えていい匂いが漂う。 
今夜のおでんは格別美味しいよ、格別な笑顔の隠し味が・・入っているんですもの。