日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 矢野選手引退試合 *

2010年09月30日 | タイガース

昨日から天気予報が気になっていた。 ずっとTVやネットを見ながら気にしていた。
長女が阪神戦のチケットを確保してくれていた30日、肝心な長女が行くべしなのに昨日香港へ行ったので、代わりに私が。
夫、愛ちゃん、次女、ひろと、の5人分に、なつめにかんたにゆいちゃん8人で行くことになった。
しかし朝からずっと弱い雨。 試合途中から雨で中止と言うのはいやだし、いっそ最初から中止の方がいいと思っていた。
しかし今日は矢野耀大選手の引退セレモニーになっているのだ。 
西宮の雨は夕方やんでいると、車を置かせてもらっている夫の知人から電話があったそうである。
ネットでも中止の文字はなく、決行。 ゆいちゃんは野球、それも甲子園デビューとなった。

ひろとが着ていたタイガースロンパースに、息子が”ゆいちゃん”と背中に文字を入れていた。
西宮近くから雨が降り始めた。 甲子園に着いてみんなでカッパを着たけれど席についたら雨はやんだ! ラッキー。
3塁側アルプス、とてもいい場所である。 かんたの好きな”マートン”は目の前。

カッパが防寒になってちょうどいいくらいだった。
試合は・・5回に3対1、恐らくもう勝つだろうと誰もが思っていたに違いない。
7回のジェットフウセン、矢野選手への思いも熱く夜空を舞った。 
孫たちは色どりのフウセンを輝きの眼差しで見ていた、これが一番のお楽しみかも知れないなぁ。
なつめもゆいちゃんも途中寝たし、ひろとや毎日バットを振っているかんたもご機嫌さんの応援だった。




試合は3対1のまま9回を迎えた。 抑えの球児君が登場、球場内からは矢野コール、出させてあげて欲しかったね。
藤川選手どうした? まさかまさかの4ボールふたつ、それに村田選手に3ランで逆転された。 信じられない。
阪神は9回の裏、得点のチャンスはあったものの、ファンの祈り届かずはらはらしながら得点はなかった、負けた。
矢野選手の出番は9回の表ツーアウトのあとと想定していたらしいが心残りなセレモニーになった。

球場内からは大きなため息。 試合が終わると同時に球場内に矢野コールが響きわたった。

万感の思いの矢野選手、一言一言をかみしめながら立派な挨拶だった。 涙が止まらなかった。
2人の娘さんたちからも花束を。 選手全員と握手。  藤川選手辛かっただろうなぁ。

 湧き立つ大地に輝る男 猛虎の要矢野狙い打ち ~

 バッターボックスに立つ矢野選手、もう一度見たかったし応援歌を歌いたかったなぁ。

サインボールを投げ、頭を下げながら場内を一周された。 
もう涙涙、私も我を忘れて「矢野さ~ん、ありがと~う!」手を振りながら叫んでしまった。


誕生日が同じと言うことを知って以来、いっそう親近感が湧いていた矢野選手。 


長女は残念だったが、お陰で今日が矢野選手の引退セレモニーとなり、心配した雨もやんだし感動の場にいて感謝だった。
9回の裏から弱い雨が降り出した、「涙雨やなぁ」と次女が言った。 
矢野選手、お疲れさまでした。


* 贅沢な賑やかさ *

2010年09月29日 | 雑感

お隣のブーゲンビリアの花が、暑い夏にしっかりと咲いていて涼しくなっていっそう鮮やかになったような。

明日からまた長女はしばらく香港なので、(夜は炊き込みご飯してやろう)どうせならと愛ちゃんに「夕ご飯においで」と声をかけた。
長女が迎えに行き、またまたひろととゆいちゃんが来て、孫たち4人のにぎやかな夕食になった。
1、2時間でもこうしてすぐに寄って来れると言う、スープの冷めない距離間が有難い。

昼間次女が仕事を終え、かんたを連れてなつめの迎えから帰って家の前で遊んでやっていた時、
夕刊を配達する新聞やさんが「可愛いのう、うちも広島に孫がおるんじゃが盆と正月にしか会えんから淋しい」と言われたそうだ。
「うちも広島で・・」とか言ったらしいが、子供たちの賑やかさでそれはかき消されたようだ。

昔から母はどんなささやかなことでも、いつも有難い感謝と言う言葉を言っていた。
時に(もう分かったよ)そう思うことがあった、今思えばなんて偉そうで馬鹿なことを思ったんだろうと申し訳ない気持ちでいっぱい。
しかし日々のそんな感謝の心の積み重ねが、母の今の大きな幸せへ繋がっているのだろうなぁとしみじみと思う。
当たり前でないみんながすぐにでも集まれる事柄、見送った後はいつも「有難いね、近いって」と夫に話すのだけど。
そんなことでも更に人さまの言葉から、また感謝の思いにさせてもらえる。

我が家の玄関の寄せ植えも、暑さからやっと解放されたとあって元気になってきた。


* わ~! 彼岸花咲いてる!*

2010年09月27日 | 風景・お出かけ


荷物を送りに郵便局へ行った、それも遠い方の郵便局。 
と言うのも昨年八幡屋公園の彼岸花を見に行った時は、すでに遅しもう真黒に枯れて様変わりしてショックだったから。
夕食の買い物もして公園へ立ち寄った、密やかな期待をしながら。

「わ~! 彼岸花咲いてる!」 嬉しくなった、小躍りした。
がぱらぱらっと小雨が降ってきたので、急いでしのばせてあったコンデジ、それも片手でカシャ! 2枚ほど撮った。 
アップで撮りたかったが、小虫がぶんぶんといっぱい飛んでいて、その場にじっとおれなかった。

彼岸花から早々に退散する。 自転車で園内をぐるり、ここには2、3本の白樺の木がある。
軽井沢の白樺の路を歩くのが、少女時代からの憧れだったが、いい具合に葉が茂っていた。
この木のそばを通ると、なぜか嬉しい。 
皇后さまのお言葉を引用するならば、まだ花が咲いてなくとも「(花を)楽しく想像しながら歩きましょう」と娘さんに言われた。 
だから私は葉の茂らない時期でもこの木のそばを通る時、「(木)を楽しく想像しながら歩きましょう」の境地になる。
白樺の路を歩いている自分を想像しながら、なぜか一瞬だが少女時代に戻ると言う錯覚をおこす。

 


* 天高く・・食欲の秋? *

2010年09月26日 | 風景・お出かけ

長女、次女夫婦が難波の○マダデンキへ行くので、買い物があってデパートで降ろしてもらった。 
タイミング良く娘たちの用事と私の用事が同時に終わったので、拾ってもらった。 
お昼あれこれ迷ったあげく、回転寿司となった。 
最近はお寿司づいている。 夫の実家に帰省した18日のお昼、翌日の私の実家の夕食がまたにぎり寿司、
23日の秋分の日京都の甥っ子夫婦が来て夜はにぎり寿司にしたし、25日の土曜のお昼神戸の夫人とお決まりの回転寿司。
握り寿司づいているが大好きなので全く問題なし。 それより持病もそっちのけ腹八分も守れないでいる私が心配。
食べた後で、展君のおごりと聞いた。 先に聞いていたらちょっと控えたのに~? 

車から見る空は真っ青で、そのうえ白い雲が秋模様を描いていた、奇妙なほど。 空も高くなったような気がする。 
見事な秋晴れである、途中運動会帰りらしいひとたちを見た。  いいお天気で!
まだ秋はやってきばかりなのに、食欲旺盛、食の節制は耐えがたきなり~。 


* ロードショー 【 十三人の刺客】 *

2010年09月25日 | 歌・音楽・映画・観劇

敬老の日神戸の夫人の所に伺えなかったので、半ドンの夫が帰宅するなり神戸へ向かう。
早朝からおでんをいっぱい炊いて、それを持参。

1枚デパートで秋ものの服を買っていたが、お昼前急に思い立って八幡屋の”ミントさん”のお店に行った。
ミントさんはとても喜んで下さった。 初めて伺ったときでも、初めて・・そんな気がしなかったほど会話したほどに気さくな方。
1時間以上話し込んだような気がする。 私の年齢を当てられた、偶然にもミントさんと同い年だった。
私の想像と、ミントさんのお勧めもあって2枚服を買った、自分では服を買いに行けないと言われていたから。

少し遅いお昼ご飯だけど、お決まりの回転寿司。 「よう食べはったね」後でこそっと夫と夫人の食欲に安堵する。
女同士の会話から逃げているのか、夫はいつも温泉に行く。 その間夫人のファッションショー。 
84歳ったって女性はいつまでたっても着るものには興味があるし、もらうと嬉しいものである。
どれもばっちり似合っていて、大喜び。 ちょっとおしゃれだった洋服も「着るかな」と言いながらお似合いだった。
帰りに気づいたが、写真撮ってあげたら良かったと思った。 案の定夫人も後の電話でそれを言われた。
「いつも写真撮ってくれるのに、撮らへんかったなぁと思って」 

いつものようにゆっくりする余裕がなかったのだ。 と言うのは近所のHAT神戸シネマで映画をと、ネットで予約を入れていた。
夫人の家を早々に切り上げたが、映画に行くからだなんて申し訳なくて言えなくて内緒、夫が友達に会うからと嘘を言った。

私は「悪人」を見たかったが、夫優先で本日ロードショーの「十三人の刺客
何度も来ているのに、ネットで見たら色んな特典があると知り、やっと会員登録をした。 
特典でゆったり普通席より広くリクライニング出来る特別な席である。 今までで行った映画館では一番立派な座席だった。

しょっぱなが切腹のシーンで、わ・・気分が悪くなりそうだった。
この映画については、(時代劇は余り)興味が無いので、予備知識も何もなく観た。
チャンバラは苦手だし、えげつない殺しの部分も多いが戦いのシーンはすごい迫力で、むごいと思いながら、引き込まれていった。 
なぜか昔良く見た時代劇を彷彿させるようで、懐かしささえ覚えたが予想以上に良かった。
タイトルが何を意味するのだろうと思ったが、なるほど・・選ばれし13人で悪にたちむかう。
役所さんをはじめ、松方さん市村さん、他豪華なキャスト、それぞれに皆さんいい味で、役をこなしていた。
残酷なシーンもあるが・・、あの時代にしてありえたような事がらに、昭和に生まれたことに大きな安堵感。