日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 夫の配慮・・ *  

2006年10月14日 | 雑感

夫の甥っ子夫婦が子供を連れて、なつめのお祝いに来てくれた。
お嫁さんに(お昼一緒に食べようね)って言っていたのでお昼前にやってきた。
夫の姉の長男で、親と同居が約束で新築の家を構え結婚したのである。
姉とは昔から親しく交流していたし、長女と同じ高校を選んで席を共にした姪っ子とも深いおつきあい。
甥っ子の引越しのとき手伝いに行き、夕食時はお嫁さんと私が台所にたった、初対面だった。
同居の大変さを思うから、「なんでもおばちゃんに言ってきいよ、聞いてあげるよ。
陰なが応援するから」と話していた。 どこかで聞いてあげる場所がないと。
それは家族がいい関係を保つ為の応援なのだから。

姉は姉で私とは気心しれているし、お嫁さんとの間の少なからずある問題で悩むとき話したがった。
どちらの味方をするわけではないが、お互いに何らかのはけ口は必要なのだから。

寄せて頂いてもかいがいしく動くし、とても気のついて心のあるお嫁さん。
娘たちもいつも感心していたから、甥っ子の子供にも良く会いに行っていた。
実の親子でも色々と問題もある、ましてや違った環境にいた者同士のがひとつ屋根の下へ住むのは、
正直大変なことである。 何をしても言っても受け取り方ひとつで良くも悪くもとってしまうから。
我が娘たちでも、きっと同居はようしないであろうと思う。 
しかし長女も次女も伴侶は長男なのではあるが、長女は住まいは別、次女は私たちと同居している。

たまにお嫁さんから話を聞いて夫にも話すけれど、夫には実の姉なのだからあまり言えない。
いいことはいくら言ってもいいが身内のことを少しでも言われると、誰でもいい気はしない。
お昼の準備も出来ているのに、裏のゴルフセンターへ甥っ子と子供を連れて出た。
「たまには話をきいてやりや」以前にも夫はそう言っていたが、 お嫁さんに対する思いやりである。 
お嫁さんもそんな夫の心に気づいていて、とても嬉しいと涙ぐんでいた。
一時間近く、私や娘たちは聞き役、励まし役。 どちらか一方を見方するわけではない、
私たちは姉の家族がうまく幸せに行くように・・を願っているのだから。

相手の為にしてあげようと思うことも、自分がそう言う風に育っていなかったら気がつかない場合もある。
姉もきさくで良くしてくれるしとてもいい人なんだけど.。
夫は言う。「うまくいく訳がない・・、お互い違った環境で育っとるんやもん」と。

こんなふうに頑張っている若い人を応援したい。
彼女の話を娘たちと聞いた。 聞いてあげると言う事は、まず受け入れてあげる。
言い聞かせては返って逆効果のように思う。 にぎやかな食事、そしてゆっくりと時を共にした。
帰宅後電話があった。 「おばちゃん、本当にいつもみんなで親身になってくれてありがとう、がんばる」