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26日 ヴォツェック ・マリー ウルズラ・ヘッセ・フォン・デン・シュタイネン

2009-11-28 | 新国立オペラ・・
           4公演の4回目      4F2-25・7,350円・安い
貧困家庭の悲劇と、破滅していく こころ・・
14人のダンス・・前面に水をはった・・沼・・貧困世界が・・14人ほどの群集日本の現実と交錯する・・派遣切りで職を失い炊き出しに飢えをしのぐ人々が
 一方家庭内崩壊が・・父・母・子供の関係に母の浮気・・嫉妬、貧困、金
退廃・・人は徳を積む事が・・貧乏は金・・金が・・
 歌手陣も粒揃いで・・役にハマッテいたと感じました・・
音楽自体に不安感、躁鬱感・・恐ろしさも感じさせる
 子供役の演技が素晴らしい・・小学4,5年生?男子・・
重要な動きがあり・・舞台度胸に感心です

ヴォツェック1922・1925初演  アルバン・ベルクベルク/全3幕
・バイエルン州立歌劇場・共同制作【ドイツ語上演/字幕付】
オペラ劇場
スタッフ
【指 揮】ハルトムート・ヘンヒェン
【演 出】アンドレアス・クリーゲンブルク
【美 術】ハラルド・トアー
【衣 裳】アンドレア・シュラート
【照 明】シュテファン・ボリガー
【振 付】ツェンタ・ヘルテル

【企 画】若杉 弘【芸術監督代行】尾高忠明 【主 催】新国立劇場
キャスト
【ヴォツェック】トーマス・ヨハネス・マイヤー
【マリー】ウルズラ・ヘッセ・フォン・デン・シュタイネン
【鼓手長】エンドリック・ヴォトリッヒ 【アンドレス】高野二郎
【大尉】フォルカー・フォーゲル 【医者】妻屋秀和
【第一の徒弟職人】大澤 建【第二の徒弟職人】星野 淳
【マリー】ウルズラ・ヘッセ・フォン・デン・シュタイネン
【マルグレート】山下牧子

合 唱】新国立劇場合唱団 【管弦楽】東京フィルハーモニー
 1914年、ゲオルク・ビュヒナーの戯曲「ヴォイツェック」の上演に接したベルクはこの戯曲を基にした無調音楽のオペラの作曲を始めたが、この年に第一次世界大戦が勃発、翌年から兵役に服する事になり作曲が不可能になったが、1917年になって休暇を与えられ、歌劇「ヴォツェック」 OP.7の作曲再開に踏み切った。「ヴォツェック」の完成はその5年後の事である。


 1914年、ゲオルク・ビュヒナーの戯曲「ヴォイツェック」の上演に接したベルクはこの戯曲を基にした無調音楽のオペラの作曲を始めたが、この年に第一次世界大戦が勃発、翌年から兵役に服する事になり作曲が不可能になったが、1917年になって休暇を与えられ、歌劇「ヴォツェック」 OP.7の作曲再開に踏み切った。「ヴォツェック」の完成はその5年後の事である あらすじ
ビューヒナーの戯曲は、1821年に実際に起こったヨハン・クリスティアン・ヴォイツェックという名の元兵士の情婦殺人事件をもとに書かれている。貧しい床屋上がりの兵士が、鼓手長と通じた内縁の妻マリーを殺すという陰惨な内容の物語である。
初演
「ヴォツェックからの3つの断章 3 Bruchstücke aus "Wozzeck"」として3つの場面(1. 第1幕第2場・第3場 2. 第3幕第1場 3. 第3幕第4場・第5場)を抜粋し、ソプラノと管弦楽で演奏できるようにしたものが1924年6月11日に、ヘルマン・シェルヘンによってフランクフルトで初演。舞台初演は1925年12月14日にベルリン国立歌劇場でエーリヒ・クライバーの指揮によって行われた。「春の祭典」の120回を上回る137回の稽古を必要とした。


トーク新国立HPシスターズ 演劇wowow でシスターズ・08年7月公演を観ました、演劇でも水をはってました・・・オペラでもオテロ、今回のオペラも