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唱元  ・四つの 人 縁    唯心円成会HPが 今月よりご覧になれます

2009-11-01 | 無能唱元・唯心円成会
四つの人 縁
「語るに足る人物」と言う言葉があります
 これは自分の真意を よく理解してくれる人という意味であろう
 この反対に「語るに足りない人物」というのは 自分の真意をまったく理解できないか あるいは 自分とはまったく異なる人生観の持ち主なので あえて 自分の考えには同意すまいと構えている場合もあろう
 釈迦は自分の説法を理解しない人々を「縁なき衆生」と呼んだ
 だとすれば そもそも 「縁」というものは 人間同士の心の結びつきを前提としているものかも知れない

 世間における人間関係 すなわち 交際とか「つきあい」というものは
 「人縁」すなわち「心の通いあっている間柄」とは重なり合いながらも まったく連動していないことも多い このようなケースは 結婚相手や肉親間にさえ 多々あることである
 しかしながら 世間と人生「建て前」と「本音」がうまく同居しあっているように「つきあい」と「人縁」も うまく家庭内別居しているようにも思える

 私は 人縁は四つケースに分けられると思う
1、「語るに足りる相手」 これは自分の真意を理解してくれる人々である
2、「説くべき相手」自分の提案や主張に好意を示す人々
3、「話しかけても差し支えない相手」いわゆる袖すりあうも他生の縁の人々
4、「黙して 心の内を見せるべきではない相手」これは自分にとっては世間にもっとも多く存在する人々である そして しばしば自分のもっとも近きいる相手でもある

 これらの「語る」「説く」「話す」 「黙す」の四つのケースに対して 自己コントロールを巧く行うことこそ 人間界を安全に泳ぎぬくコツというものではあるまいか

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無為自然に任せる時
 人生の長い間を すべて無事に過ごすことは難しい 思いもよらなかった大災難に見舞われ 心身の生きる力が喪失し 生きている実感さえ感じられなくなってしまうこともある
 これは 事件ショック あるいは その後のストレスで 生氣エネルギーが減衰してしまっているのである
 このような時には すべてについて 億劫な氣分に支配されていて 将来に対する夢も希望も考えられる状態ではない こんな場合「氣を強く持て」とか「しっかりしなさい」とか励ます言葉に効き目は無い いや それどころか 励ましは逆効果になって ますます落ち込んでしまうことすらある

 こんな時には一切の知恵才覚を放棄しすべてを 無為自然の力の任せてしまうことが必要である そして天地の運行に身を任せたまま 生命力の再起 生氣エネルギーの自然回復を待つことである
 すると「生命そのものの有り難さ」が感じられてくることがある これは生氣エネルギーが再び増してきた証拠である
 すると「ただ生かされて生きていることの有り難さ」に氣付き 「感謝の喜び」を覚えるようになる こうなったら占めたものだ なぜなら この瞬間から 好転するからである

ものぐさ和尚・・詩
 きのうのことは過ぎたこと あしたのことはまだ来ない
極楽往生 どうでもいいし
精進功徳わしゃいらん 腹がへったらめしを食い
疲れてくれば寝るだけさ こんな楽しみ あることを
わかるやつには わかるけで おそらくお前にゃ わかるまい

 唯心円成会 HP・・今日より拝見出来ます
唯心円成会 HP

31日 アイーダ:ヂィミトラ・テオドッシュウ  ・ラダメス:マリオ・マラニーニ 

2009-11-01 | 音楽鑑賞 外来オペラ・・
31日           上野・文化会館 5F・R1-32・12,000円・安い

 スカラのアイーダは何だったのか??・・一番の違いは歌手ですね、断トツの歌唱力で数段、今回はプラハが上位ですね・・
 今回聴けなかった方々は残念ですね・・大阪で公演が・・

 題名役の二人 此れが本物のソプラノ、テノール 声そのものに感動、興奮が

ラダメス:マリオ・マラニーニ・・1幕のアリアから好調で・・凄い、素晴らしい声、歌唱が・・一瞬に心を掴む・・オーラが・・デルモナコ系の声質かな?・・

アイーダ:ヂィミトラ・テオドッシュウ・・アムネリス:ヨラナ・フォガショヴァー・・丁々発止の対峙と云うのでしょうか・・手に汗にぎる歌唱が、感情の発露が素晴らしい

指 揮:ジョルジョ・クローチ・・暗譜指揮でした、驚きです・・音楽にメリハリ感・・舞台上に熱氣も感じられた・・指揮者と良好な関係を感じさせますプラハ軍団で合唱も良い・・
プラハ国立歌劇場管弦楽団・・若干弦の弾きこみ、音色、アンサンブルに難が?
 木管は良いですね・・総じて前回の公演より、進化、発展・・伸び盛りの歌劇場では・・今一度聴きたい、観たい・・アイーダでした。

指 揮:ジョルジョ・クローチ
演 出:マッシモ・ガスパロン
管弦楽:プラハ国立歌劇場管弦楽団 17時ー19時55分(20分休憩)
合唱団:プラハ国立歌劇場合唱団
バレエ:プラハ国立歌劇場バレエ団

アイーダ・・ラダメス
アイーダ:ヂィミトラ・テオドッシュウ・・・・アモナスロ:ミゲランジェロ・カヴァルカンティ
ラダメス:マリオ・マラニーニ・・・・アムネリス:ヨラナ・フォガショヴァー

アイーダ ・・・・ ディミトラ・テオドッシュウ
ラダメス ・・・・ マリオ・マラニーニ
アムネリス ・・・・ ヨラナ・フォガショヴァー
アモナスロ ・・・・ ミゲランジェロ・カヴァルカンティ
ランフィス ・・・・ ミロシュ・ホラーク
国王 ・・・・ オレグ・コロトコフ
使者 ・・・・ イジー・フルシュカ
巫女の長 ・・・・ タグマル・ヴァニュカートヴァー
  終演・・余韻に酔い・・余韻で感動を醒ます・・

 新国立で魔笛1幕と2幕20分弱、観て 上野へ・・   4F2-51・6,300円

大野和士指揮で 10年12月25,28日ー11年1月4,7,10日 
  トりスタンとイゾルデ・・歌手陣が問題ですが・・新国立劇場公演が
 山手線100年とか、明治の板チョコとコラボ・・レトロな風が
棟梁氏 HP で批評が
加藤氏のブログ
マラニーニの経歴 紹介が