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5日ミハイル・プレトニョフ(Cond)、樫本大進(Vn)、 6日三戸素子 無伴奏ヴァイオリンの夕べ

2007-06-06 | 国内オペラ・演奏会

2007年6/5[火] 19:00 東京オペラシティ  3F・R2-33 6千円・妥当な額

 樫本大進(Vn)、君を目当に聴きに行きました・・素晴らしいです、熱狂の日の演奏からちょうど一ヶ月が 感情表現も豊かですね・・ブラヴォーですね
 オケは・・オレ流かな??サポートしない?、アンサンブルは悪く聞えました
指揮・オケが主役と感じさせますね・・初共演でしょうが、此れなら在京オケで十分かな?樫本大進君の先生でもある・・水戸室内管弦楽、田中直子氏の演奏も楽しみです

 フィンランディアと5番で特色満開ですね・・音楽の波動を前面に出し、スピード感満載の音楽創造と感じましたが??
 細かい合わせ、合奏力は度外視して・・音 音 の創造力が・・個性と言うのでしょう
6日も演奏会がありますね・・曲が違いますが

ロシア・ナショナル管弦楽団
ミハイル・プレトニョフ(Cond)、
樫本大進(Vn)、ロシア・ナショナル管弦楽団
[曲目]
・シベリウス:交響詩「フィンランディア」op.26
・シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 op.47
・チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 op.64
[お問い合わせ]ジャパン・アーツぴあ 03-5237-7711

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 どんな味の、無伴奏に・・50名だけのリサイタル・・
6月6日 三戸素子 無伴奏ヴァイオリンの夕べ
      バッハ 無伴奏ソナタ1番、2番、3番

ジャパン・シンフォニア 三戸素子(コンサートミストレス)

桐朋学園大学卒業後、1981年渡欧。スイス・ヴィンタートゥール音楽院を経てザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学卒業。篠崎功子、中山朋子、A.P.シュトゥッキ、H.ツェートマイヤー、塩川悠子他の各氏に師事、N.ミルシュタイン、F.サモヒル、G.シュルツ、M.プレスラー、アマデウス弦楽四重奏団他のマスタークラスに参加。在学中より「ザルツブルク国際モーツァルト週間」でソリストとしてデビュー。以来、現在まで全世界15ヶ国に及ぶリサイタル、音楽祭等に出演している。
自由学園・明日館(池袋西口5分) 開演19時 
チケット4千円・自由席(03-3587-0218へ ハラヤミュージック)


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 上野から1時間程・・今回指揮者なしで、
 ヘンデル:合奏協奏曲
ヴァイオリン独奏:潮田益子、田中直子・・楽しみです。
2007年 6月10日(日)14:00開演 (13:30開場)
 水戸室内管弦楽団  MCO、世紀を駆ける。
水戸室内管弦楽団の美しい特質のひとつ、それは、
メンバー同士の深い信頼によって育まれる、
指揮者をおかないアンサンブル。
小澤征爾音楽顧問をはじめ数多くの名指揮者・演奏家たちとの
共演を経て、「指揮者なし」MCOの音楽は、
いっそうの高みへと向かい続ける。

オール・モーツァルト・プログラムで絶賛を博した
2006年の第65回定期演奏会以来の「指揮者なし」となる
第68回定期演奏会は、
18世紀と19世紀、ふたつの世紀を駆ける音楽の旅。
前半は、バロックから古典派にかけての協奏曲の数々を。
MCOの弦の響きを堪能できるヘンデルの <合奏協奏曲>、
工藤重典が貫禄の至芸を聴かせる C.P.E.バッハの
<フルート協奏曲>、そして世界が注目する若手チェリスト・
趙 靜の天かける快演が聴けるボッケリーニの<チェロ協奏曲>。
後半は一転、ベートーヴェンが晩年に書いた畢生の大作、
<弦楽四重奏曲 第13番>の弦楽合奏版。
世紀の変わり目と共に、
音楽がどれほどの重みを背負うことになったかを、
驚異のアンサンブルによる第5楽章<カヴァティーナ>の痛切な歌が教えてくれる。
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水戸室内管弦楽団 第68回定期演奏会
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2007年 6月 9日(土)18:30開演 (18:00開場)
2007年 6月10日(日)14:00開演 (13:30開場)
水戸芸術館コンサートホールATM
料金(全席指定):S席 5,000円、A席 4,000円、B席 3,000円

・ヘンデル:合奏協奏曲 作品6 第5番 ニ長調
ヴァイオリン独奏:潮田益子、田中直子
チェロ独奏:原田禎夫
・C.P.E.バッハ:フルート協奏曲 ニ短調 Wq.22
フルート独奏:工藤重典
・ボッケリーニ:チェロ協奏曲 ニ長調 G.478
チェロ独奏:趙 靜(チョウ・チン)
・ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第13番 変ロ長調
作品130(弦楽合奏版)

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過去の水戸・・
2005年11月6日[日]14:00開演 (13:30開場)
会場:水戸芸術館コンサートホールATM  主催:財団法人 水戸市芸術振興財団

バッハ・・最近バロックオペラ・ヘンデル・ヴィバルディの音楽を聴き実に心良い旋律美が、当然バッハの弦と木管の重唱にも・・綺麗、美しい、心も、身体の凝りを音波動が癒してくれる・・主題の繰り返し、高揚感が増す旋律美の繰り返し、実に綺麗な音樂・・
 大進、文昭、両氏の 寄り添い、溶け合い、音楽の会話が楽しい・・
絶妙な共振性と弦パートの巧さが、田中さん、安芸さん、堀さん・・等、常連の奏者の方、その中に若手奏者が、明日を担う若い顔 顔・・

メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
白眉でした、大進君は19歳の頃、渋谷で確か、最後のレナード・バーンスタイン来日時にマイケル・トーマス指揮PMFの演奏が・・当時は童顔の美少年・・演奏は素直さ、慈しみ、ソフトな音色と、極端な自己主張もなく、誠実な音楽創造、取り組みをしていた印象が・・
今回何年ぶりで聴き、大進君から大進様に成りましたね、透明感ある音色に、深み、奥行き感、力強さも増し・・奏でる音楽に心が ありますね・・
先生である田中さん とのアイコンが微笑ましい・・
席から真正面に田中さんの目線が見え、我が弟を見るような、眼差しと、時には厳しく、時には満足した顔が・・特に2楽章の旋律が美しく原初の感動が・・満足 満足 

ショスタコーヴィチ・・政治・社会体制からの、抑鬱感、絶望感、己の躁鬱感、主義、主張を音楽に密かに、大胆に?込め・・音楽創造を芸術の高みに押し上げた

今日はバッハの明るさ メンデルスゾーンの陽気さ、楽しさ ショスタコーヴィチの苦悩、躁鬱感、五感の叫びを・・聴く思いがする演奏会であった。

ヴァイオリン独奏:樫本大進 オーボエ独奏:宮本文昭
J.S.バッハ:オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1060R
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
ショスタコーヴィチ(バルシャイ編曲):弦楽器と木管楽器のための交響曲 ヘ長調
作品73a

樫本 大進 Daishin Kashimoto
1979年ロンドン生れ。恵藤久美子、田中直子、ザハール・ブロン、ライナー・クスマウルに師事。
96年フリッツ・クライスラー国際音楽コンクールをはじめ、5つの権威ある国際コンクールにて優勝を果たす。同年ロン=ティボー国際音楽コンクールでは史上最年少優勝(当時)という快挙で世界の注目を浴びた。欧州各地でのリサイタルのほか、ロリン・マゼール、小澤征爾、チョン・ミョンフンなどの著名な指揮者のもと、国内外のオーケストラと共演。数多くの音楽祭などにも出演している。室内楽にも積極的に取り組み、ギドン・クレーメル、ミッシャ・マイスキーなどと共演。また、2005年には日本で 3年振りにリサイタル・ツアーを行い、大きな音楽的成長が各誌で絶賛された。
95年アリオン音楽賞、97年出光音楽賞、モービル音楽賞のほか、受賞多数。
02年 NHK大河ドラマ「利家とまつ」では、劇中音楽や紀行テーマを演奏し話題を呼んだ。
現在、日本音楽財団より1722年製ストラディヴァリウス「ジュピター」を貸与されている
           1674年製アンドレア・グヮルネリ(07年度プログラムより)
▼水戸芸術館ATM速報2005年10月30日発-----------------

「田中(直子、MCOメンバー)先生は素晴らしい教師です。
いつもどうやって僕を力づけ、助けることができるかご存知です。
今でも、先生の励ましやご支援を感じることができます。
先生のレッスンはいつも大変面白く、それに先生はとても
チャーミングな方ですので、レッスンに伺うのが大好きでした。
先生は、決して怒ることはありませんでしたが、どうやったら僕に
練習させることができるかきちんとご存知でした。
先生のおかげで、僕は音楽に恋をし、音楽の持つ力を教わりました。
先生には本当に感謝しております。」

「宮本文昭さんと最初に同じ舞台で演奏したのは、宮本さんがまだ
ケルン放送交響楽団のソロ・オーボエ奏者だったときです。
宮本さんと出会い一緒に演奏した後で、真っ先に考えたのは、この
バッハの<オーボエとヴァイオリンのための協奏曲>のことでした。
この作品は以前から知っていて、宮本さんと演奏することができたら、
信じられないほど素晴らしい体験になるだろうと確信しました。
その時、母親からは、もし僕が一生懸命がんばっていれば、
多分いつかは宮本さんと共演できるようになる、と言われました。
母親というものはいつも、どうやって子供達に勉強させるか
よく知っていますね!ただ、残念なことに、この信じられないほど
美しい傑作をついに宮本さんと一緒に演奏できるようになるのに、
今まで時間がかかりました。でも、今となってはここまで時間が
経ったことが嬉しいです。MCOという素晴らしいオーケストラと共に、
それを実現できるからです!」
(水戸芸術館音楽紙vivo2005年11月「樫本大進インタビュー」より)
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まさに豊かな草原を駆け抜ける伸びやかな駿馬の澄み切った精神、
言葉の数々が読み手の心を愛と喜びで満たしゆさぶる、樫本大進
インタビュー記事掲載の「vivo」最新号、PDFファイルで下記より
ご覧いただけます。

小澤征爾氏の後任決定=ウィーン歌劇場 6月7日18時0分配信 時事通
 オーストリア教育・科学・文化省は7日までに、ウィーン国立歌劇場の音楽監督を務める指揮者、小澤征爾氏(71)の任期が2010年に切れるのに伴い、後任にオーストリア人で米クリーブランド管弦楽団の音楽監督フランツ・ウェルザーメスト氏(46)を充てると発表した。任期は同年秋から。