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3日 リゴレットアルベルト・ガザーレ  ジルダ 佐藤美枝子 藤原歌劇団

2007-06-04 | 藤原歌劇団 ・二期会
アルベルト・ガザーレ、佐藤美枝子 初共演でしょう・・触発された
 1幕から父と娘の感情の発露、・・幕を追う事に、娘はマントヴァ公爵を想い・・最後は身代わりで・・父は・・盲愛の娘を略奪され・・復讐を・・復讐を・・
 父の、後悔と、虚しさと、悔やみ・・ジルダの死・・泣けました

劇中鍵になる・・呪いをかけるモンテローネ伯爵 党 主税
殺し屋の兄・妹 スパラフチーレ南 完ナム・ワン、マッダレーナ鳥木 弥生
 3者の歌唱、演技がより一層の緊張感と舞台が引締りますね、存在感がありました


リゴレット     アルベルト・ガザーレ
マントヴァ公爵   エマヌエーレ・ダグアンノ
ジルダ      佐藤美枝子
 歌唱、演技に深みが増し・・最高の出来と思います席位置も奮発して正解でした
前から4列目で表情も良く見え、惹きこまれました

 今日はエマヌエーレ・ダグアンノが素晴らしい高音声域で東京公演より絶好調で
短期間で変わるものですね潜在能力が計り知れない・・アルベルト・ガザーレ に触発された・・
 ジルダは大分前に○○ロストを聴いている・・高橋と似てると感じました透明感・無個性な?
佐藤さんドラマ性?芯の強さも兼備えたジルダ像で歌唱力も優ってると思いましたが・・

 3回とも、楽しめました・・

:2007年6月3日(日)15:00   神奈川県民ホール 1F9-39・1万2千円・安い
       (何年振りの席で、外来オペラでは3万・4万円以上?の席ですね)

指揮:リッカルド・フリッツァ 
 弦の切れ味も良く、音楽の流れが良いですね、好感持てます・・ 
演出:ニコラ・ジョエル
リゴレット     アルベルト・ガザーレ
マントヴァ公爵   エマヌエーレ・ダグアンノ
ジルダ      佐藤美枝子
スパラフチーレ  南 完ナム・ワン
マッダレーナ    鳥木 弥生
モンテローネ伯爵 党 主税
吉田郁恵(ジョヴァンナ)
柿沼伸美(マルッロ)
石川誠二(ボルサ)
井上白葉(チェプラーノ伯爵)
立川かずさ(チェプラーノ伯爵夫人)
山崎知子(小姓)
青柳 明(門番)
合唱:藤原歌劇団合唱部
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団