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20日 新国立「ばらの騎士」  ・ギドン・クレーメル(Vn)、クレメラータ・バルティカ

2007-06-21 | 新国立オペラ・・

 最終公演でも好調を維持した・・ご両人でしょうか・・一幕の暗美な旋律が、時は過ぎ過去を嘆き、悔やみ、老いを感じ・・ワカカレを・・何時か別れを感じ・・
【元帥夫人】カミッラ・ニールント・・孤独感、嘆き、背中に・・揺ら揺らとタバコの煙りが・・・ウルウル来ましたね
 オックス男爵】ペーター・ローゼ・・男はワカカノを、時代をとわず・・良い味を出してます
 肝心な、オクタヴィアン】エレナ・ツィトコーワ【ゾフィー】オフェリア・サラ
 最終日、不調でしたか?・・二重唱が汚い??
聴いてて、秋来日のカサロヴァは、如何に歌うのかな想像してました・・

 オケは弦群が素晴らしい、美しい、暗美な旋律が・・席が右端でホルンが5本でしたか
ふくよかさがが掛けていました・・木管と弦が絡むとバランスの悪さを感じましたが?
木管は切れが無い感じ・・先日のリゴレットでも木管の悪さを感じましたが・・

 東フィルと名を冠した公演は、同日三公演も出来るとか・・奏者の入れ替わりが激しいのかな??・・管が下手に成った印象が・・夏は大野指揮で期待したいが??

新国立 ■「ばらの騎士」 6回公演 の6回目   4F R3-2 7350円・一幕超安い
 婚約のしるし「銀の薔薇」豪華絢爛なウィーンの煌めき。
オペラの醍醐味これに極まる!
美しく気高い元帥夫人と若い愛人との甘いアバンチュール、刻々と経過する時間と衰え行く美貌、やがて結ばれる若い二人への祝福・・・。ウィーンの上流社会における情事や駆け引き、微妙な心理を描いたこの傑作は、あらゆるオペラの中でも最も贅沢で美しく、甘美な憂愁に満ちています。各幕のワルツや、ばらの贈呈シーンの二重唱(第2幕)、女声三重唱「私が誓ったことは」など全編聴き所、見所満載です。
ものがたり
20世紀初頭のウィーン。元帥夫人は夫の留守中に若き愛人の伯爵オクタヴィアンと愛し合っている。オクタヴィアンは、好色なオックス男爵の婚約者で、新興貴族ファーニナルの娘ゾフィーに結納品として銀のばらを届けることになるが、若い二人は互いに一目惚れしてしまう。オックスはオクタヴィアンに決闘を申し込むが軽い負傷で大騒ぎ、さらに女装したオクタヴィアンからの偽りの恋文で騙され、結局ゾフィーとの婚約は破棄となる。元帥夫人も若い男女の恋を見抜いて祝福しながらその場を去る。
【作曲】リヒャルト・シュトラウス
【台本】フーゴー・フォン・ホフマンスタール
【指揮】ペーター・シュナイダー
【演出】ジョナサン・ミラー
【美術・衣裳】イザベラ・バイウォーター
【照明】磯野 睦    【舞台監督】大澤 裕

【元帥夫人】カミッラ・ニールント華◎◎◎◎◎
【オックス男爵】ペーター・ローゼ◎◎◎◎  
【オクタヴィアン】エレナ・ツィトコーワ
【ファーニナル】ゲオルグ・ティッヒ 【ゾフィー】オフェリア・サラ
【マリアンネ】田中 三佐代     【ヴァルツァッキ】高橋 淳
【アンニーナ】背戸 裕子      【警部】妻屋 秀和
【元帥夫人の執事】秋谷 直之    【ファーニナル家の執事】経種 廉彦
【公証人】晴 雅彦         【料理屋の主人】加茂下 稔
【テノール歌手】水口 聡 ◎◎◎  【帽子屋】木下 周子
【動物商】青地 英幸        【レオポルド】三戸 大久
【合唱指揮】三澤 洋史  【合唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

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 オペラ4時間後、流石疲れますね・・演奏は素晴らしいですねマーラー「アダージョ」がリヒャルト・シュトラウスと弦の旋律美に共通さを感じつつ・・ウトウトでした・・
氣持ち良い・・
 初見・聴きの曲でしたが、実に面白い曲もあり・・ため息、旋律弦?ありで楽しい曲リトル・ダネリアーダが・・
 白眉ですね、ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン・ソナタ 煌びやかさと、ショスの特徴かな躁鬱感・・パーカッションの使い方も面白い・・編曲している様ですが
 作曲者の特色は消えてないと思いますが??

基本は6,6、4,4、2弦ですね
2007年6/20[水] 19:00        3FR1-20・6千円、安い
ギドン・クレーメル(Vn)、クレメラータ・バルティカ室内管弦楽団
[曲目]
マーラー:交響曲第10番より「アダージョ」
(編曲:H.シュタットルマイヤー&クレメラータ・バルティカ)
G. Mahler/ Arr. H. Stadlmayer and Kremerata Baltica: Adagio from Symphony No.10(リーダー:ギドン・クレーメル Leading: Gidon Kremer)

ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン・ソナタ Op.134
D. Shostakovich/ Arr. M.Zinman and A.Pushkarev: Violin Sonata Op.134
(M.ジンマン & A.プシカレフ編曲によるヴァイオリン、パーカッションと弦楽オーケストラ版-日本初演)
第1楽章:アンダンテ  1st Mov.: Andante
第2楽章:アレグレット   2nd Mov.: Allegretto
第3楽章:ラルゴ   3rd Mov.: Largo
(ソリスト:ギドン・クレーメル Soloist: Gidon Kremer)

 休憩後・・空きがあり・・移動しました2FP席へ・・サントリー然り、音の響きも良く・・演奏者の表情も良く見え・・面白い
カンチェリ:リトル・ダネリアーダ (日本初演)
G. Kancheli: A Little Daneliada
(ソリスト:ギドン・クレーメル Soloist: Gidon Kremer)

 ヴィバルディ?バロック・四季の変奏旋律?もあり、親しみやすい曲ですね・・
ピアソラ:ブエノスアイレスの四季 (編曲:デシャトニコフ)
A. Piazolla / Arr. L. Desyatnikov : Four Seasons in Buenos Aires
ブエノスアイレスの「夏」「秋」「冬」「春」
(ソリスト:ギドン・クレーメル Soloist: Gidon Kremer)