懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺民家  広島県旧東城町の民家

2017年04月27日 | 茅葺き民家
高速道路の中国道東城インターの入口の連絡道を走っていたら見えた茅葺き民家

後日撮影に行った。
茅葺き民家を撮り始めた頃は茅葺の発見がうれしかった。人間は何かに夢中になる時が一番楽しく面白い。男は何かにはまり込む人が多い。
いわばオタクである。オタクは男の特徴でもある。
一人で何かに熱中して物を集めたり鉄道を追いかけたり。

歳を取ってもオタクから脱却しない。
茅葺き民家を撮るのも家庭があるので家内から度々嫌味を言われると止めていたかもしれない。
一度今月はガソリン代がこんなに要ったとチクリと言われた事があった。
日頃から苦々しくおもっていたのであろう。
通っている医者から夫婦の結婚生活をまとめておくように言われているがなかなか手がつけられない。きれいごとを書いても家内から嘘ばかりといわれる。家内に聞いても嫌味百回で帰ってきそうだ。

モノクロで撮影していた。自分で現像プリントして作品にしようと思っていた。
20年の間に時代が変ってしまった。
モノクロでプリントするにも印画紙が手に入らない。
モノクロでもプリンターでプリント時代になりパソコンで見えて送信できるようになった。
今でもモノクロで撮影する人はいる。

自分も持病がありあと何年も生きられない。
自分の生きた時代の記録を後世に残るようにまとめたいと考えている。