懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

岡山の茅葺民家 落合町田原山上 モノクロ

2015年02月25日 | 茅葺き民家
このコーナーは岡山の茅葺き民家ばかり投稿しています。
平成になっても岡山には500軒以上の茅葺きが残っていましたがその後、急激に数を減らしています。
茅葺きの特徴は耐久性がない、葺き替えに多大な金が掛かる。火災に弱い、葺き替えの職人がいない。茅場がない、高齢化で茅の確保が出来ない。冷暖房の効きが悪い。現代生活に不便等、
現代の生活には合わないのが現状です。
無くなるのはやむを得ません。我々に出来るのは残っている茅葺き民家の写真を後世に残す事でしょうか。
私は岡山に住んで45年になります。転勤でどこに住むか分からなかったので岡山に愛着がそんなに無かった。今となっては岡山をテーマに写真を撮り残せ無かったと反省する。
岡山の駅と鉄道、岡山の橋、岡山の港、岡山の街道と古い町並み、岡山の地場産業、岡山の茅葺き民家と日本家屋、岡山の川と川辺の風景など

この写真の落合町田原山上地区は地名の通り山の上の集落である。
水田は出来ない畑作だけである。
普門寺というアジサイの寺が近くにあり訪れる人もいる。
今は県道が広く整備されて行きやすくなった。
茅葺きを求めて地図を見ながらあても無く走った。
開発から縁遠いこんな土地は昔からの建物や生活が残されているものだ。
ほっとする昭和の風景が残っていた。
何度も通えばまた違った風景に出合えたかもしれない。
ここを訪れたの二度だけだった。







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