懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

昭和の遺物たち 辻堂 その2

2016年04月25日 | 昭和の遺物たち写真展
岡山には岡山文庫というポケットブックがある。
そのなかに岡山の街道がある。
昭和40年の発行だが今も買うことができる。 
その中に辻堂の写真が何点が出てくる。
備中だけで500箇所あったそうだ。
現在は茅葺のものはほとんどなくなった。
撤去されたものが多い。
歩く人がいなくなり茅のふき替えや維持が面倒だし信仰心も薄らぎ存在感もなくなった。

私は消えてくなる物をテーマに撮影してきたとおもう。
消えて無くなるものは生活様式の変化や性能の悪さ人件費がかかるもの、コスト競争に負けたものである。残っていれば時代から取り残されたものである。

若い頃からこれから何がどんな理由で消え何が流行るかを注視しないといけなかった。
ただ時代に漠然と鈍感にいきたように思う。将来の予測や時代の変化をメモしていかなくてはならなかった。
これが生きるということであろうか





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