懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 NO,220 大分県九重町の民家

2015年06月12日 | 日本茅葺紀行
九州では佐賀県、大分県は茅葺き民家が残っていると言われているが大分県は余り走っていない。日田地方には沢山あると言うがいってみるとなかなか見つからないものだ。
九州は観光と温泉と抱き合わせた茅葺き民家探しの気楽な旅がよい。
豊後森から久住山に向かう道沿いにこの民家はある。
2軒向かい合ってあったが一軒はトタンを掛けた。
九州で働いていた昭和41年頃に2度久住山に登った。
豊後森まで汽車で来てこの道をバスで久住の麓まで行き登った。昭和40年代は道が悪かった細い道でクネクネ登った。民家の軒先を縫うように走った。時代が何もかも古かった。
その時は鉄道にも茅葺き民家にもカメラにも興味がなく何の行動記録も残っていない。
今、この歳になると人生は記録であると思う。それも定年になり初めて気づくのである。
残り少なくなった人生を惜しむように60の手習いで必死になつて頑張るのである。
過ぎ去った時代は元には戻らない。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿