懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

嫡男

2016年09月29日 | 日記
家族で墓参りに行くときに母も車に乗せて行った。
我が家の墓から少し離れたところに新しい墓が立った。
母がその墓の字は何とよむのかどんな意味かときいてきた。
「嫡男」と書いてある。「ちゃくなん」と読み妻の産んだ長男の事だといった。
母が聞きたかった理由はこの人には妾がいるという。妾の子なら庶子とかく。
墓を立てたのは妾を持つ本人。子供が親より先に死んだのだ。
親の報いが子に移りであるなと思った。
私は三歳下の弟が知っている言葉も分からなかったアカンタレであった。
母親に嫡男の意味を教えて少しは劣等感が払拭された。
それにしても何で墓に嫡男と書く理由があったのか

昭和50年代は妾を持つ事が公然と行われていたのだ。
今も妾や愛人、不倫相手を持つ人は大勢いると思うがシークレットである。
愛人が発覚して三カ月で辞めた総理大臣がいたなあ。
今は下半身の問題で辞職や解雇になる時代である。

小学校の高学年になり男子では好きな女子を一号、二号、三号と呼んでいた。
それが女子の耳に入り女の先生の知るところとなった。その頃、愛人や妾は二号と呼ぶのは子供なりに知っていた。女の子を一号二号と呼ぶのに腹を立てた先生はそんな発言をしたものは前に立たされ謝罪させられる羽目になった。もちろん私も前に立たされた一人だった。


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