懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

昭和の遺物たち 炭焼きの風景 その2

2016年03月28日 | 昭和の遺物たち写真展
撮影場所 岡山県旧旭町

炭焼き窯の前で作業をしていたので一緒に撮らせてもらう。
炭はクヌギやナラの木を使うが基本的には何の木でもできるようだ。
いい品質の物を作ろうとすればウバメガシやクヌギを使うそうだ。
炭で焼き肉をろなかなか火力が強くならず腹が一杯になったころに火力が最大になる。
屋外で焼き肉に使う炭は高級な材料は必要ない。
家を解体した丸太や柱を使い炭を作っている人もいいる。杉でも松でも炭はできるのだ。
廃材は処理にトラックで数万円かかる。金をだしいて山の木伐採させてもらってはコスト労力がかかる。
廃材を利用すれば一石二鳥である。

今の時代は廃棄に困っている人とほしい人りの相手を探す事である。
養豚や牛を飼っている人は食品の絞りカスや残飯を飼料に利用する。

山間に住む老人は昭和20年代は炭焼きはいい収入になり暮らしもできた。
しかし、エネルギー革命で炭の需要がなくなり米と林業では厳しくなり土木仕事にいくようになった。








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